被災地支援活動を続けています

Post date: 2011/04/03 8:09:32

東日本大震災の爪痕は、茨城にも確実に残っています。(右の写真は北城市です) 

平成23年3月25日現在、死者20名、行方不明者1名、住宅被害46,000件以上、また2,700名以上が避難所生活を余儀なくされています。いまだに断水が続いている地域もあります。また、原発事故による農作物などの風評被害や、水道水の放射能汚染も心配されています。

ところが、茨城のこういった状況がマスメディアであまり取り上げられていないためか、同じ被災地の宮城や岩手などと比べ、支援が手薄となっております。茨城は被災地ではないといった誤った見方さえ生まれています。

私たちフードバンク茨城は、茨城県域で活動する茨城NPOセンター・コモンズや、『地域のパートナーシップを拓くSRネット茨城』(略称:SRネット茨城)、それにつくば市民大学などと連携して、東日本大震災の被災者を支援しています。 特に、支援が手薄となっている北茨城市などの茨城北部、また原発事故の影響下にある福島県いわき市などに集中して、救援物資の提供や現地との連絡調整などの支援を重ねています。

救援物資の提供については、これまでセカンドハーベスト・ジャパンフードバンク山梨など、全国に広がるフードバンクのネットワークとの協力によって進めてきました。セカンドハーベスト・ジャパンからはカレーなどの救援物資を4トン車2台分、計2回いただきました。本当にありがとうございます。頂いた分は、つくば市民大学茨城NPOセンター・コモンズなどとともに、北茨城やいわきへ配送しました。

また、フードバンク山梨と被災地をつなぎ、山梨で集まった救援物資がいわきに届くようコーディネートしました。フードバンク山梨のブログでもその様子が報告されています。

ご協力いただいているボランティアのみなさん、本当に助かっています。ありがとうございます。特に春休み期間中ということで、筑波大学筑波学院大学、また身体の大きい流通経済大学ラグビー部には本当にお世話になっています。

いただいた物資は、北茨城やいわきに、みなさんの想いとともに届いています。

こういった活動は、みなさんからのご寄付がなければ成り立ちません。現在、この被災地支援活動の中心となっている茨城NPOセンター・コモンズが『ホープ茨城募金』という募金を行っております。この募金は、震災からの復興に取り組む茨城のNPOや市民による自発的な活動を広くご支援いただくものです。フードバンク茨城の活動も支援対象となります。

救援物資の提供や現地との連絡調整のみならず、被災された人々の生活に必要なサービスを持続的に提供する市民活動を、ぜひ寄付によって応援してください。

(注1)被災地の人々に直接届く「義援金(義捐金)」とは異なり、被災された人々の生活を支える市民活動を支援するための「支援金」となります。救援物資の提供や現地との連絡調整のみならず、被災された人々の生活に必要なサービスを持続的に提供する市民活動も、非常に重要です。また、義援金は場合によっては届くのに1年以上かかってしまいますが、支援金は現在の事態を打開するための活動を支援するため、非常に即効性があるものです。

(注2)『ホープ茨城募金 ~震災に取り組む茨城の市民活動支援の募金~』へのご寄付は寄付者優遇税制の対象となります。詳細はこちらをクリックしてください

『ホープ茨城募金』のチラシ(PDF/177KB)

 お振込口座 

■郵便振替(できればこちらにお振込みください)

00160-7-46911

茨城NPOセンター・コモンズ

*通信欄に、『ホープ茨城募金』とご記入ください。

■中央労働金庫

水戸支店 普通 6776371

茨城NPOセンター・コモンズ 代表理事 斎藤 義則

イバラキエヌピーオーセンターコモンズ ダイヒョウリジ サイトウ ヨシノリ

*振込後、お名前・住所・電話番号をご一報ください。

■常陽銀行

本店 普通 1978796

特定非営利活動法人 茨城NPOセンターコモンズ 代表理事 斎藤 義則

トクテイヒエイリカツドウホウジン イバラキエヌピーオーセンターコモンズ ダイヒョウリジ サイトウ ヨシノリ

*振込後、お名前・住所・電話番号をご一報ください。

 お問合せ 

認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ

住所:〒310-0022 茨城県水戸市梅香2-1-39 茨城県労働福祉会館2階

電話:029-300-4321

FAX:029-300-4320

eメール:info@npocommons.org

*土日・祝祭日はお休みです。