Allison Boats

Allisonの歴史:

1900年頃、アリソン一族はノックスビル市郊外で蒸気汽船を運行する会社を経営していました。 この一族が初めて船を作ったのは1917年です。 長さは

12フィートでトップスピードはたったの12マイル(約20km/h)。 それでも当時は信じられない速さで、蒸気船を抜きまくるアリソン氏(ポール・アリソン

氏のお爺さん)を川岸から見ている人たちが「そんなにスピード出したらあぶないぞー!」と叫んでいたそうです。 そしてポール・アリソン氏の代になり、

1955年頃には25hpの船外機で40マイル(約64km/h)も出る船を製造していました。 そして1950年代、1960年代とポール・アリソン氏はFRPボートのスピード記録を塗り替えて

行くのです。 現在の社長はダリス・アリソン氏、ポール・アリソン氏の息子さんになります。 アリソン社のボートは自分が知る限りすべて独自設計です。 これについてはAllisonboatsのウエブサイト(http://www.allisonboats.com/content/about-allison/paul-allison/)で詳しくご覧いただけます。

1970年代には独自設計のトライマラン艇をBullet、Rangerに提供していたこともあります。

1980年代にアリソン社とリバー・レース(Mod VPという死者が多くでたとんでもないレースのカテゴリーです)でしのぎを削っていたSTV社はローク・サマーフォードさんが立ち上げた会社です。 ロークさんはその後1996年のトライトン・ボートの立ち上げにともない、その設計すべてを担うことになります。

そんなダリスさんもすでに60歳を超えています(2014年時点)。 彼はあと何年ボート作りに携わることができるのでしょうか。管理人の知る限りダリスさんの後継者はいないように思えますし、時代の潮流をふまえると、もしかしたらアリソン・ボートは人類史上最後のハイパーフォーマンス・バスボート・メーカーかもしれません。

Allisonからニューモデルの登場です(2013年1月):

21XSTです! 廉価版です。 余分な装備を簡素化しただけなので、船本来の性能、品質は一切妥協してません。 興味のある方は管理人まで。 逆に1,320ポンド(600kg!)と軽量化されているので、真のアリソンファンにとってはこの方が良いのではないでしょうか?

http://www.allisonboats.com/content/bass-boats/xb-21-xst/

管理人が一番大好きなボートメーカーです。

アリソンに関するブログはこちらをご覧ください:

http://blog.livedoor.jp/sanadaracing/archives/cat_50027815.html

アリソンボートは一番スピードがでます(30フィート以下のモノハルとしては、ですが)。

操作性も優れていて、とても安全な船です。

設計・製造技術がずば抜けており、こんなに優れたボートは他にありません!

2代目社長のダリス・アリソンさんです。 アリソンボートは1955年の創業です。 2005年ころ同社を訪問したときの画像です。

Allison SS2000です。 Allisonowners.comから拝借した画像です。

世界スピード記録を達成したアリソンXB2002です。

管理人のSS2000です。 無限大の可能性がある船です。 管理人の力量では未だに性能が出し切れません。

アリソンは1955年創業。 こちらは1970年代にアリソンが製造したスピード記録用のスペシャルボートです。

こちらは本格的なバスボート、21 BasSport Proです。

製造が終わったばかりの21たち。 21には2シーター、4シーターなど様々なバリエーションがあります。

ベース色を真っ赤にしてもらうことも可能になりました。 ただし内装(ビニールテクスチャ)の部分は白系のみでの対応となります。

ダリス社長とXB21に試乗したときの画像です。 直進安定性に優れたボートなので手放しでも運転できますよ!

バスボートで世界で一番スピードが出るのはこちらのXB2002になります。 現行のエンジンは400ポンド以上の重量があるため重すぎて搭載することはできません。 90年代の2スト船外機(Mercury DRAG300馬力とか)を中古で探して、オーバーホールして、そして115マイル以上出してみません?

ドラッグレース用のアリソンです。 運転席のキャノピーは某FRP工場による特注です。

2012年6月、霞ヶ浦で撮影しました。 荒れていたのでスピードはほとんど出ていません。

2011年4月、霞ヶ浦で撮影しました。 あまりスピードは出ていません。