地上復興

http://cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article&id=2654

>Q1:

>地上部が荒れて来ているとのことで、重編成された部隊が植林や造成、建て直しや掃除を行って再建している描写を

>リゾートホテルや観光地アイドレスの設定に加えて再提出しようと考えていますが、

>再建のための設定作成をすることは可能でしょうか?

ええ。

>>>>と、いうわけで

プラン

1&2=リゾート・観光地再設定 #完了

主に復興。施設修繕。

内容を変えるところは特にない

リゾート追加>教会の設定追加でウィルソンとササキの結婚

>>>作成中(朝霧) 今夜にでも書けるかと

3=綺麗な海HQ化

美弥さんがSS書くらしい。がんば。

草案(朝霧執筆)

/復興計画

紅葉国では近年海底都市の安全性の高さに着目し、海底での生活が長らく続く一方で、地上部に建造されたリゾートや観光地の復興もまた今後の課題としてたびたび取りざたされてきた。

もともと紅葉国は観光業を主な産業として成立していた藩国であったが、度重なる戦乱や悲劇もあって、これらの観光施設は多くの時間その本来の役目を全うで きずにいた。そしてその間に、ファーム建造による生物資源産業の活性化や、都市船・輸送用潜水艦の開発を主とした機械産業への参入をじっくと進めていっ た。

転機はT14、60509002である。

タケモンと言われる企画があった。

タケモンというのはルールにある定義によると不思議な生き物の事であり、この企画ではタケモンと言われる生き物たちが一般行為判定をして様々な戦い、競技をこなしていくという事になっている。

このタケモンの開催地を募集するという告知が、あった。

これはチャンスと思った紅葉国首脳陣は、その中に前々よりタケモンに参加していた日向美弥氏がいたこともあり、プッシュのかいあって即決で開催地立候補を することを決定した。あたればラッキー。そう思って、応募した。当たったら登録しよーとルウシィ藩王はつぶやいていた。

で、あたった。

このあたり。ギャンブラー着用者の日向女史の幸運による物か、あるいはリアルラックが高いルウシィ藩王の手による物か、ギャンブル国家である紅葉国内では 微妙に意見が割れた。しかし意見は割れても内心どっちでもいいと思っている人ばかりなので深刻な対立などは生まれることはなかった。一番のクレームは「女 史ってなんですか」という日向美弥氏の抗議である。細かいことを気にしていては立派なギャンブラーにはなれない。

ともあれ。当選したのなら誰の運でもかまわない。これを期に藩王は政務とリアル仕事と並行してタケモンに参加し、自国の利を生かして大人げのない勝利を目論見んだ。

それと、幸運にもタケモンの開催地として選ばれた事を受けて、ルウシィ藩王とマユミ摂政はこれを機に大々的に地上の復興を目論んだ。まずはその、タケモンの舞台ともなる広大なリゾートと観光地から……。

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/リゾート追加設定

紅葉国のリゾート施設は、エンブレムをもした島に無数あるコテージ群、海中に設置されたプライベートホテル、まるまる貸し切ることのできる人工島に、観光地でも採用されている植物観光ツアーのルートでもある自然島のハイキングコースなどからなっている。

リゾートの復興にあたってはまずコテージのある人工島の清掃から始まった。各施設の整備や動作チェックを行い、不備のあった物は専門家に修理を依頼した。ゴミを捨て、各地を清掃すると同時に、ホテルとなっているコテージ群の整備や飾り付けの一新などが行われた。

人工島の政争が終わると次に自然島にも足を踏み入れることになった。こちらはある程度の清掃とともに、自然環境の再調査、およびハイキングルートの確保などが行われた。

これらの清掃、整備活動にはギャンブルで特に大散財して延々ファームで働くことになりそうな幸運の低い人たちに依頼する形を取った。最近手に職を順調に増 やしている彼らはこれでもう少し金銭感覚というものを養えば立派に独り立ちできるのであるが、まあ、「次こそは勝てる、ダイスの出目どれも六分の一の確率 だにゃー」と思えるからこそのギャンブラーとも言えなくもない。

で。その一幕。ギャンブル業界では「おまえら勝負に負けたけど人生に 勝ったよな」と噂されているファームの長老ことウィルソンとササキの夫婦(!?)であるが、この二人、今回の清掃・復旧業勤務の褒美に、リゾートの教会で 結婚式を挙げることになった。言い宣伝になるという事で、費用は清掃予算から降りている。ちなみのこの予算の流れを知った藩王は、

「よしよし。もっとやれ」

と謎の発現を残している。

かくして。今まで所在も危うげだったリゾートの教会は一躍紅葉国ギャンブラーの会における夢の結婚式場としての地位を確立していくこととなった。合い言葉は「人生に勝て!」である。

そんな二人は、御祝儀の半分をギャンブルですり、結婚式に参加してお祝いをした人たちをさらに喜ばせることになった。ちなみに勝利者は参加者である。

これはこれで、みんな幸せ、という話。

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/観光地再設定

リゾートとあわせて観光地の再整備も行われた。この点、紅葉国の地上復興というのは施設の復旧が重視されており、新たな施設を配置したり、真新しい催しをしたりといった事はメインではない。あくまで以前の機能を復旧させることに終始している。

観光地の再整備もファームの貴重な労働力と専門の技師達の手によって行われた。報酬支払後一部の報酬はそのままギャンブルに流れ、再び福祉に使用されるという流れもあったらしい。

この観光地の再整備は、実のところ、結構手早く行われた。というのも、元々ファームも観光を意識した作りになっている関係で、ファームと観光地は観光を意 識するがきりにおいて共通点が多々あったのである。従って、店や道の整備、施設の復旧などには膨大な時間がかかると言うことは無かった。

その後、ついでとばかりにファームで彼らが細々と作っていた飾り物などが配置される事になったり、逆にファームで観光地の宣伝ポスタをはるようになったり、このあたり、相互の交流が深まっている。