就職活動は、一般的に下図のような流れで行います。それぞれの段階で役立つ動画やイベントも実施されますので、ぜひ活用してください!
※動画やイベントの詳細は、「動画・イベント」を確認してください。
就職活動の自己分析は、自分自身を深く理解し、将来のキャリアを考える上で非常に重要なステップです。ネガティブな印象を持っている方もいるかもしれませんが、下記のステップで少しずつ行うことがおすすめです。
また、人と話すことで自分自身が気付いていない強みが見つかることもあります。キャリア・アドバイザー(CA)が自己分析を手伝うこともできるので、気軽に相談してください!
自分の強み・弱みを理解する
自分の長所や短所を客観的に把握することで、自分に合った仕事を見つけることができます。
キャリアプランを立てる
将来どのような仕事に就きたいのか、自分のキャリアイメージを具体的にすることができます。
面接対策をする
面接で「あなたの強みは?」「なぜこの会社に入りたいのか?」などの質問に、自信を持って答えられるように準備できます。
1.過去の経験を振り返る
学生時代、アルバイト・部活・サークル活動など、これまでの経験を振り返り、書き出してみましょう。
その経験の中で、自分がどんなことを学び、楽しんでいたのか、どんなことにやりがいを感じていたのか、反対にどんなことに苦労したのか、それをどう乗り越えようとしたのかを、具体的に記述します。
2.強み・弱みを洗い出す
過去の経験から、自分の強みと弱みを洗い出します。
強み
具体的なエピソードを交えて説明できるようにしましょう。
弱み
改善するためにどのような努力をしているか、または今後どのように克服したいかを、具体的に記述します。
3.価値観を明確にする
どんな仕事にやりがいを感じるのか、どんな働き方をしたいのか、どんな企業で働きたいのかなど、自分の価値観を整理します。
やりたいこと:「will」
できること:「can」
やるべきこと:「must」
4.マイステップに記録を残す
マイステップに自分の強み、弱み、価値観などを記録に残すことで、よりスムーズに自己分析を進めることができます。経験をする度に記録することで、その時の感情や思考をリアルな自分の言葉で残しておくことができます。それにより、履歴書が書きやすくなったり、面接で自分の経験をより魅力的に伝えられるようになったりと、多くのメリットがあります。
5.自己分析ツール「適性検査(MATCH plus)」を受ける
MATCH plusとは、年間30万人の学生が受検している適性診断テストです。質問に答えるだけでパーソナリティの特徴や社会人基礎力[※]、業種・職種の適性などが分かります!
※社会人基礎力:「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱したものです。詳しくは、「経済産業省」のWebサイトから確認することができます。
MATCH plusを受けるメリット
客観的な視点から自分自身を理解できる。
就職活動に役立つ情報が得られる。
MATCH plusを受ける際の注意点
一概に全てが正しいとは限らない。
MATCH plusはあくまでも一つの自己分析ツールです。結果を鵜呑みにせず、他の情報も参考にしながら総合的に判断することが大切です。
定期的に受けることで成長を実感。
同じテストを定期的に受けることで、自分の成長を客観的に測ることができます。
6.キャリア・アドバイザー(CA)に相談しよう
上記を試してみても、「自己分析ができない」「やっぱり自分の強みが分からない」といった場合は、キャリア・アドバイザー(CA)に相談してみましょう。
インターンシップとは在学中に就業体験を行うことができる制度です。インターンシップに参加することで、その仕事で必要な能力が何か、自分に合った仕事や環境がどのようなものなのかを知ることができ、より働くイメージを具体的にすることができます。
※詳細は、「インターンシップ」を確認してください。
エントリーシート(ES)と履歴書は、就職活動で企業に提出する非常に重要な書類です。これらの書類は、あなたの能力、経験、そして企業への熱意を伝えるための第一歩となります。
エントリーシート(ES)とは
企業が求める人物像に合致しているか、あなたの個性や強みをアピールするものです。企業の求める人物像を理解し、それに合わせて自分の経験やスキルを具体的に記述することが重要です。
エントリーシート(ES)と履歴書は、あなたの第一印象を左右する重要な書類です。ていねいに作成し、あなたの魅力を最大限にアピールしましょう。
なお、「以下の内容を確認しながら書いてみたけど、これで良いか分からない」という方は、キャリア・アドバイザー(CA)に添削依頼をしましょう。
エントリーシート(ES)の書き方
企業研究を徹底する
企業の事業内容、ビジョン、求める人物像などを深く理解しましょう。
自己分析をしっかり行う
あなたの強み、弱み、経験、スキルなどを客観的に分析しましょう。
具体的なエピソードでアピールする
抽象的な表現ではなく、具体的なエピソードを用いてあなたの強みを証明しましょう。具体的な数字、期間などの情報を盛り込むことがポイントです。
熱意を伝える
なぜその企業に入りたいのか、あなたの熱意を言葉で伝えましょう。
履歴書とは
あなたの学歴、職務経歴、資格などを簡潔にまとめた書類です。正確な情報を漏れなく記載し、視覚的に分かりやすいレイアウトにすることが求められます。
履歴書の書き方
1.フォーマットに注意する
企業指定のフォーマットがある場合はそれに従い、ない場合はZEN大学が用意している履歴書のフォーマットを使用しましょう。
2.誤字脱字に注意する
ていねいに何度も見直し、誤字脱字がないか確認しましょう。
3.スキルや資格を具体的に記載する
どのようなスキルや資格を持っているのか、具体的に記載しましょう。また資格名は略さず、正式名称で記入するようにしましょう。
作成上のポイント
オリジナリティを出す
あなたの自己PRの場所です。他の応募者と差別化できるような内容を心掛けましょう。
企業との共通点をアピールする
企業との共通点を意識して、自分の経験やスキルを結びつけましょう。
熱意を伝える
企業への入社意欲を強く伝えましょう。
作成上の注意点
早めの準備を心がける
締め切りギリギリになって慌てないよう、早めに準備を始めましょう。忘れないうちに、活動記録をマイステップに書き溜めておくと、履歴書作成に役立ちます。
何度も見直す
完成したら、何度も見直し、修正を重ねましょう。
第三者に添削してもらう
客観的な意見をもらうことで、より良い書類に仕上げることができます。
データ提出の場合は形式を確認する
企業からデータ形式が指定される場合もありますので、提出の際はデータ形式に間違いがないかを必ず確認するようにしましょう。
紙で提出する場合はコピーをとっておく
企業に提出した内容が分からなくなってしまわないよう、また面接前に確認することができるよう、コピーをとっておきましょう。
キャリアサポートセンターでは、大学指定の履歴書および記入例(Googleスプレッドシート)をご用意しています。
こちらのリンク先からアクセスして、スプレッドシートをコピーしてご利用ください。
「コピーを作成」ボタンを押すと、履歴書および記入例がGoogleのマイドライブに格納されます。
履歴書の書き方についての不明点や疑問・質問がある場合や、添削をご希望の方は担当CAまでご連絡ください。
※履歴書および記入例を閲覧するためには、本学が発行したGoogleアカウント(@student.zen.ac.jp)でGoogle Chromeにログインしている必要があります。
※履歴書やエントリーシートの添削は数日かかるなど時間を要するケースもあるため、提出期限に余裕を持ってCAに依頼するようお願いします。
就職活動の筆記試験は、企業が応募者の能力や適性を測るために実施するテストです。企業によって出題される内容は異なりますが、一般的に「能力検査」と「性格検査」の2つに分けられます。
能力検査では、論理的思考力や数的処理能力などを測ります。
代表的な試験
SPI、玉手箱、GAB、CABなど。
出題内容の例
言語能力
文章読解、語彙力、漢字の読み書き。
非言語能力
図形問題、数列問題、推理問題。
一般常識
時事問題、経済、社会。
性格検査では、性格や価値観などを測ります。
代表的な試験
質問紙法、投影法など 。
出題内容の例
質問紙
「私はいつも時間に正確です」など、自分の性格や行動に関する質問に、賛成・反対の度合いを答える。
投影法
曖昧な図形を見せ、そこにどのようなものが見えるかなどを答える。
SPI
日本で最も普及している適性検査。言語能力、非言語能力、性格検査など、幅広い分野が出題されます。
玉手箱
SPIと同様に幅広い分野が出題されますが、問題数が多いのが特徴です。
GAB
論理的な思考力、特に文章理解能力を測る試験です。
CAB
IT業界でよく使われる試験で、プログラミング能力やアルゴリズムの理解度を測ります。
TAL検査
企業によって出題内容が異なるため、事前にどのような問題が出題されるかを確認することが重要です。
その他
上記以外にも企業が独自で問題作成をしている場合もあります。Webなどで情報収集して対策することをおすすめします。
問題集の活用
過去問や問題集を解いて、出題形式や難易度を把握しましょう。対策のための書籍、無料で演習ができるWebサイトなどもありますので、活用してください。大手就活サイト・マイナビの「適性検査対策」もおすすめです。
時間配分
試験時間は限られているため、時間配分を意識して問題を解く練習をしましょう。
就職活動の筆記試験は、企業が応募者の能力や適性を測る上で重要な要素です。さまざまな種類の試験がありますが、共通して求められるのは論理的思考力や問題解決能力です。対策としては、問題集を解いたり、模擬試験を受けたりすることが有効です。
グループディスカッションとは、学生数人のグループで与えられたテーマ(身近なものからビジネスに関するものまでさまざま)について議論して、グループとしての結論を出す選考方法です。結論をグループごとに発表する場合もあります。
また、グループワークの形式でディスカッションを踏まえてプレゼン資料や企画書の作成など作業を伴うものもあります。
面接官の質問に答えて直接PRをするのではなく、議論や発表の様子を通じてアピールをする必要がある点が、面接と大きく違うところになります。
1.説明
最初に担当者からグループディスカッションについて(テーマや制限時間、注意事項など)説明があります。
2.自己紹介
グループ内で順番に自己紹介をします。指定がなければ、学校名と名前を名乗ります。名札を使用しない場合は、他のメンバーの名前をメモしておくと良いでしょう。
3.役割分担
リーダー(議長・司会)
議論を進行する。メンバーに意見を求め、結論をまとめる。
タイムキーパー
議論を時間通りに進める。「あと3分以内に結論をまとめましょう」など声をかけ、リーダーを補佐する。
書記
議論の要点を整理し、まとめ、結論を記録する。記載内容を共有し、メンバーの認識と刷り合わせる。
発表者
1人だけでなく、複数人で担当を分ける場合もあります。例えば「発表の進行担当」「議論のプロセス説明担当」「まとめ担当」「質問担当」など。
※各役割を担いながら、ディスカッションで自分の意見も発信していく必要があります。
4.タイムスケジュールを決め、ディスカッションを進める
以下のような時間を、どのように配分してディスカッションを進めていくのかを決めます。
個人で考える
皆で意見を述べ合い、議論する
意見をまとめる
発表準備→発表
自分の役割とアピールポイントを意識し行動するようにしましょう
論理性
論理的に分かりやすく意見を言えているか、発言しているか。
積極性
議論に積極的に参加しているか、発言できているか。
協調性
他メンバーの意見に耳を傾けているか、協力的な姿勢を示せているか。
リーダーシップ
グループの意見をまとめ、結論を導けているか。
発言量を意識しましょう
発言がないと評価が難しくなるため、時間内にしっかりと自分の意見を発言しましょう。もし、特定の学生が話し続けて他の学生が話せない場合は、「○○さんはどう思いますか?」とメンバーの一人ひとりに意見を求めて流れを変えましょう。
以下のような行為に気をつけましょう
入社後にも同じような行為をする人物なのではないかと不信感を与え、他のメンバーに迷惑をかけることになるので注意しましょう。
自分の意見を強引に押し通そうとする
議論の進行を妨げる
他者を批判する(反対意見を述べることはOK)
態度が悪い(いすの背もたれに反り返って座る、腕組みする、脚組みする、頬杖をつく、ひじをつく、髪をいじる、手元でペンを回す、メモをとることに夢中など)
雰囲気を悪くする
話しすぎる・意見を主張しすぎる
面接は、企業が学生個人の人間性をより深く理解し、学生も企業のことをよく知るための大切な機会です。
面接と聞くと苦手意識を持つ方もいるかと思います。たしかに「上手くアピールしなきゃ…」と緊張することもあるかもしれませんが、面接は企業側にとっても「仲間探し」の場です。興味を持ってくれた学生に自社のことを知ってもらおうと好意的な姿勢であることも多く、何より企業で重要なポストを担う面接官に話が聞ける機会は、貴重な経験になるでしょう。
企業側
人物像の把握
性格、価値観、コミュニケーション能力などを把握します。
能力の確認
学生時代に力を入れたことや、仕事に対する姿勢などを具体的に確認します。
ポテンシャルの評価
将来的にどのように成長していくか、企業に貢献できるかを見極めます。
企業への適合性
企業の価値観や文化に合う人材かどうかを判断します。
学生側
企業理解
企業の仕事内容、社風、将来のビジョンなどを詳しく知ることができます。
自己アピール
あなたの強みや経験を伝え、企業への入社意欲を示すことができます。
疑問解消
気になることなどの質問を、直接企業に尋ねることができます。
企業によって異なりますが、一般的には以下のようになります。
アイスブレイク
面接の雰囲気を和ませるための簡単な会話をします。
自己紹介
あなたの学生時代のことや、なぜこの会社を選んだのかなどを話します。
質疑応答
企業側から質問を受け、あなたも企業に質問をします。
まとめ
面接の最後に、改めて入社意欲を伝えたり、質問をしたりします。
自己PR
あなたの強みや経験、学生時代に力を入れたことなどを具体的に教えてください。
志望動機
なぜ私たちの会社を選びましたか?
学生時代に力を入れたこと
学生時代に最も力を入れたことと、そこから得たものは何ですか?
将来の目標
将来、どんな仕事をしたいですか?
逆質問
企業に対して質問する時間です。
企業研究
企業のホームページや説明会で、企業について詳しく調べておきましょう。
自己分析
あなたの強みや弱み、経験などを整理し、自己PRに繋げましょう。
想定問答
面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、答えを練習しておきましょう。
服装
スーツなど、清潔感のある服装で面接に臨みましょう。
言葉遣い
ていねいな言葉遣いを心がけ、ハキハキと話すようにしましょう。
笑顔
笑顔で面接に臨むことで、好印象を与えることができます。
対面(個人・集団)
直接対面して面接をします(最終面接に多い)。
オンライン(個人・集団)
オンラインで面接をします(一次面接に多い)。
キャリア・アドバイザー(CA)と、オンラインで面接練習をすることができます。希望する方は予約してください。
「内定」とは一般的に、企業から応募側(学生)に最終選考の合格通知がされ、採用の意思を伝えた状態と理解されています。しかし、法的に内定とは、企業と応募側(学生)との間で入社(雇用)の約束ができた状態を指します。企業側が応募者に対して「採用します」と伝え、それを了承することで、労働契約が成立します。
内定決定後は、進路報告書を提出してください。
一般的には、電話またはメールで承諾の連絡をします。
電話の場合
内定通知後、なるべく早めに連絡しましょう。連絡する内容は下記になります。
お礼を伝える
内定を承諾する意思を伝える
入社日や今後のスケジュールについて確認する
質問があれば質問する
メールの場合
メールの内容は下記になります。
メールの件名は「内定承諾について」
お礼を伝える
内定を承諾する意思を伝える
入社日や今後のスケジュールについて確認したい旨を伝える
質問があれば質問する
内定承諾書
企業から内定承諾書が送られてくるので、必要事項を記入して返送しましょう。
入社手続き
入社までに必要な手続きがあるため、企業からの指示に従いましょう。
入社準備
入社前に必要な準備をしておきましょう(スーツの準備、住居の確保など)。
どうしても入社できない、他の企業に入社の意思が決まっている場合は、早めに企業に連絡し、辞退の意向を伝えましょう。
内定承諾は、就職活動の最終段階であり、とても重要な手続きです。ていねいに、そして慎重に進めましょう。進め方に迷ったり、悩んだりすることがあれば、キャリア・アドバイザー(CA)に相談しましょう
内定承諾後の辞退は求人(企業)に迷惑をかけるだけでなく、大学と企業の信頼関係や後輩の就職活動に影響することもあります
就活では、立場や世代の異なる人と接する機会が増えていきます。ここでは知っておくと安心な「就活マナー」を紹介します。
選考に関する連絡手段は主にメールか電話です。連絡の内容・状況によって使い分けるようにしましょう。
特に、内定辞退の連絡は電話とメールで伝えるのが、丁寧で好ましい方法です。
電話は迅速かつ確実に担当者へ伝えられるうえ、誠意がより伝わりやすくなります。ただし、電話では内定辞退したことを後から確認することができませんので、記録を残すためにも電話をした後にメールも送るようにしましょう。
なお、メールのみで伝えても問題ないのは、以下のようなケースです。
選考に関するやり取りの中で問い合わせ先として電話番号が提示されていない場合。
企業から「内定辞退の連絡はメールで」という指示があった場合。
企業がリモートワークを取り入れており、人事担当者の不在が明確な場合。
記録が残るので、後から確認できる。基本的にはメールで連絡する。ていねいな文章で、誤字脱字に注意する必要がある。
メールを送る際の注意点
件名
件名を見れば何についてのメールかがすぐに分かるようにする。
本文
構成
段落ごとに改行し行間(空白)を入れる。1行の文字数は30文字程度を目安にすると読みやすい。
宛名
宛名は「会社名・部署・氏名+様」を間違いのないように書く。
企業や人事部などの部署宛に送る場合は「御中」を使う。
採用担当者宛に送りたいものの個人名が分からない場合は、「採用ご担当者様」としても問題ない。
メール本文の中で相手の会社名は「貴社」を使用する。
相手が会社ではなく学校や銀行だった場合、呼び方が変わる。必ず適切な呼び方を確認する。
※ページ下部「言葉遣い編」の「呼び方」にも掲載されています。
名乗り
最初に名乗り、誰からのメールかが分かるようにする。
目的
最初にメールをした「目的(用件)」を書く と分かりやすい文章になる。
最後のお願い
「お忙しいところ、まことに恐縮でございますが〜」、「まことにお手数でございますが〜」など、ていねいな表現で締めくくる。
差出人名
自分の氏名、大学名、連絡先(電話番号、Eメールアドレス)を記載しておく。
Eメールアドレスは、大学が付与しているEメールアドレス(@student.zen.ac.jp) を書くことを推奨する。大学が付与しているEメールアドレスを使用しない場合は、簡潔で分かりやすく、印象の良いEメールアドレスを心掛ける。
返信
可能な限り早く、24時間以内に返信する。営業時間内に返信するのが望ましいが、遅くとも24時間以内に対応する。
メール例(面接お礼メール)
件名: ○月○日の面接のお礼【大学名・学部・氏名】
株式会社○○
人事部 ○○様
お世話になっております。
ZEN大学知能情報社会学部の○○ ○○(フルネーム)と申します。
本日は貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。
面接にて○○様とお話させていただいた中で、特に○○について深く印象に残っております。
以前より貴社で働かせていただくことを第一志望とさせていただいておりましたが、本日の面接を通じて、その思いをより一層強くいたしました。
末筆ながら、重ねて面接のお礼を申し上げますとともに、貴社の更なるご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
———————————
氏名(フルネーム)
ZEN大学
知能情報社会学部○○年
電話番号: 080-xxxx-xxxx
メールアドレス: [xxxxx@example.jp](mailto:xxxxx@example.jp)
———————————
メールのテンプレート例
※各テンプレートを閲覧するためには、本学が発行したGoogleアカウント(@student.zen.ac.jp)でGoogle Chromeにログインしている必要があります。
即時的なコミュニケーションが可能。緊急連絡は電話で行う。また、熱意を伝えやすいなどのメリットもあるが、相手の時間を拘束してしまうため要注意。
電話をかける際の注意点
連絡先
企業のホームページや募集要項に記載されている、担当部署や担当者宛に連絡する。記載がない場合は、代表番号に電話し担当者を尋ねる。
時間
平日(月〜金)の10時~16時頃にするのが好ましく、お昼の時間(12時〜13時)は避けるのが無難。ただし、いつかけたとしても、「ただいまお時間はよろしいでしょうか?」の一言は必ず言うようにする。
出だし
「ZEN大学 知能情報社会学部の〇〇と申します。〇〇の選考の件でご連絡したのですが、よろしいでしょうか?」と、最初に名乗るようにする。
用件を簡潔に
電話は「相手の時間」を使うため、聞きたいことや伝えたいことを事前に簡潔にまとめておく。
質問する際は、事前に企業から案内されていないかを確認する。すでに企業から案内がある場合は、確認不足と受け取られる可能性があるため、質問を控える。
記載がなく、どうしても不明なものに絞って質問する。
メモ
電話は、音声でのコミュニケーションなので記録が残らない。聞き間違いなどのないようにメモを取り、要点の復唱確認を行う。
騒音環境
電話する際は、周りの騒音環境に気をつける。騒音によって会話が聞き取りづらくなる可能性があるため、騒がしくない場所を探して電話をかけることを心掛ける。
電話例(選考通過のお礼電話)
就活生
お世話になっております。ZEN大学知能情報社会学部◯年の◯◯◯◯(フルネーム)と申します。◯月◯日に参加予定のインターンシップについて、事前のごあいさつをさせていただきたく、お電話いたしました。ご担当の◯◯様はいらっしゃいますでしょうか?
受付
◯◯ですね、かしこまりました。少々お待ちください。
採用担当者
お電話代わりました、◯◯です。
就活生
お世話になっております。ZEN大学知能情報社会学部◯年の◯◯◯◯(フルネーム)と申します。
このたびは、インターンシップ選考通過のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。インターンシップへの参加の意思をお伝えしたく、お電話いたしました。
採用担当者
こちらこそ、ありがとうございます。
就活生
今回のインターンシップは、御社のサービスや技術を学べる貴重な機会として大変楽しみにしております。精一杯取り組み、成長できるよう努めますので、どうぞよろしくお願いいたします。
採用担当者
ありがとうございます。当日、お待ちしております。
就活生
本日はお忙しい中お時間をいただき、本当にありがとうございました。当日はどうぞよろしくお願いいたします。では失礼いたします。
採用担当者
こちらこそ、よろしくお願いいたします。失礼いたします。
電話のテンプレート例
就職活動で使える電話テンプレート例はこちら。
※テンプレートを閲覧するためには、本学が発行したGoogleアカウント(@student.zen.ac.jp)でGoogle Chromeにログインしている必要があります。
難しい表現を使う必要はありませんが、ていねいな言葉遣いを意識して、簡単なビジネス向けの表現に言い換えられるように練習しておきましょう。
話し方と言葉遣い
呼び方
身だしなみは、あなたから企業の方への「この機会を大切に考えています」という無言のメッセージであり、あなたの意識のあらわれです。事前にしっかりと確認をして臨みましょう。
身だしなみ例
「オフィスカジュアル」「自由」「私服で」と言われたら…
いずれの場合も派手な色は避け、オフィスカジュアルな服装を意識しましょう。
※アパレル業界など特殊な業界もあるため、迷ったら事前にネットで検索したりキャリア・アドバイザー(CA)へ相談したりしてみましょう。
面接では発言内容以外にも態度や、立ち居振る舞いを含めて、あらゆる点が見られています。
建物に入る前にコート・上着を脱ぎましょう。イヤホンを外すのも忘れずに
受付には10分前には到着するようにしましょう。学校名と氏名、用件(何時から誰との約束で面接に来たのか)を伝えます
受付を済ませたら携帯電話の電源をオフにして、静かに順番を待ちましょう
名前を呼ばれたら、ドアを軽くノックしましょう。面接官から「どうぞお入りください」と言われたら、「失礼いたします」と言ってから、ドアを開けましょう
ドアを閉めたら、一礼し椅子の近くに立ちましょう。大学名や名前を名乗り、挨拶をします。着席を勧められたら「失礼いたします」と言ってから、座ります
※面接官より先に部屋に通され着席している場合、面接官が入室した際に席を立ち、大学名や名前を名乗り、挨拶をしましょう。
バッグは椅子の横に置きます。椅子に浅く腰掛け、背筋は真っすぐに伸ばしましょう
手は膝の上に置くようにしましょう
姿勢を正し、面接官の目を見て話すようにしましょう
目を見て話すことが苦手な方は、面接官の鼻を見るのがおすすめです!
簡潔にハキハキ話すよう意識しましょう
面接が終わったら、着席したまま、「貴重なお時間を頂きありがとうございました。」などと感謝の言葉を伝えましょう
退出する際は、ドアの前で面接官に向かって「ありがとうございました。失礼いたします」と一礼をしてから退出しましょう
首だけ動かす会釈はやめましょう
貧乏ゆすり、髪を触る、足を組むなどの癖に気をつけましょう
会社内での喫煙や面接直前での喫煙は避けましょう
就活ではさまざまな書類の提出が必要ですが、内定後に成績証明書、卒業見込証明書の提出を求められることが多いです。
成績証明書
大学での成績や単位の取得状況を示したもの。
卒業見込証明書
卒業に必要な単位を修了している、または修了見込みであることを証明するもの。
企業は大学側のスケジュールを把握していないため、発行可能時期よりも前に提出を求められることもあります。その場合は企業側へ提出可能な目途を伝えて延長の相談をしましょう。
※詳細は、「事務手続き」を確認してください。
両立は可能ですが、企業説明会や採用試験を受けるために移動を伴うこともあり、そのための費用やスケジュール管理が必要になります。具体的に自分がどこで働きたいのか、生活したいのか、明確な目標を設定しながら情報収集しましょう。
大学で紹介しているキャリタスUCやマイナビを利用して希望の地域の求人を探してみる他に、以下の方法があります。
「ハローワーク」
全国に設置されている国(厚生労働省)が運営する総合的雇用サービス機関。求職登録をするとハローワークインターネットサービスで全国の新卒求人情報の検索や閲覧ができます(求人公開時期は民間の就職サイトとは異なります)。就職や求人に関する相談や応募書類の添削、面接練習もできます。
「ジョブカフェ」
自治体が設置している若者の就職支援をワンストップで行う施設。各地域の特色を生かして就職セミナーや職場体験、カウンセリングや職業相談、職業紹介など、さまざまなサービスを行っています。
地域の魅力や暮らしについて紹介しているWebサイトで、企業情報や生活情報などを得ることができます。
上記に記載しているハローワークやジョブカフェを利用する他に、以下の方法があります。
地域密着型の求人サイトや地域就活イベントの利用
地域の求人を多く取り扱っている求人サイトを探してみましょう。また地域の就活イベントに参加することで、地元企業の人と出会う機会があります。
家族・親戚・地元の友人からの情報
周囲の人に情報収集してみるのも方法の一つです。
都道府県・市区町村のWebサイトや広報媒体(県政だより、市政だよりなど)
地域の就職支援サポート機関や就活イベントが掲載されていることもあります。
※地元を離れての就職活動は経済的・身体的負担を伴います。しっかりと情報収集を進めた上で、スケジュール管理と体調管理に留意して進めましょう。