今元中学校はJR行橋駅から東方約3㎞のところに位置し、周防灘に面しています。地勢がきわめて平坦で、今元地区と、かつては島であった蓑島地区から成っています。
校区内には、北部九州の祇園信仰の中心社とされる須佐神社があり、夏に催される祗園祭は県指定無形民俗文化財に指定されており、全国唯一の連歌奉納が行われています。また、浄喜寺は明応4年(1495年)に創建された歴史あるお寺で、浄土真宗大谷派の九州における最大・最古の名刹と呼ばれています。さらに、江戸期の干拓事業に貢献した守田蓑洲旧居、日本自然百選の一つで遠浅の海岸が美しい蓑島・長井海岸もあり、文化・歴史遺産が豊富で、自然に恵まれた風光明媚な地域です。近年は北九州市のベッドタウンの一角を担うように新興住宅団地が誕生して、校区の様相が変容しています。
保護者の教育に対する関心は高く、PTA活動にも協力的で、除草作業やバザー、3年生激励餅つき大会など各委員会を中心に積極的に取り組んでいます。
生徒は、概して明るく伸び伸びとして素直で純朴です。まじめな生徒が多く、担任と毎日やりとりをしている「コミノート」をきちんと提出して家庭学習の報告等、担任とコミュニケーションをとっています。また、体育大会、文化発表会等、生徒会を中心に自分たちの力で感動する行事を創り上げており、地域や保護者からも高い評価を得ています。
そして、令和3年度より地域・学校・家庭の三者が協働して、教育活動等に対し、主体的・積極的に支援・協力するとともに一体となって学校運営や生徒の健全育成に取り組むコミュニティ・スクールの活動を展開しています。
学校長 出口 徹
■ 学校教育目標
規律と礼儀を身につけ、目標に向かって努力し、共に助け支え合う生徒の育成
■ めざす学校像
1.規律と礼儀を守り、みんなが安心して楽しく学べる学校
2.温かい人間関係が醸成され、生徒と共に伸びる学校
3.地域に開かれた信頼される学校
■ めざす生徒像
1.規律と礼儀を身につけ、心身ともにたくましい生徒
2.夢を持ち、目標の実現のために努力し続ける生徒
3.自他の人権を大切にし、思いやりの心を持って共に助け支え合える生徒