10月20日(木)午後、九州大学大学院 システム情報科学研究院 情報知能工学部門 准教授 亀井 靖高氏をお招きし、理数科1、2年次生を対象に研修を実施しました。
前半は九州大学工学部について、進路状況や就職先、入試倍率、学びの環境など詳しく説明して頂きました。後半はプログラミングについて、研究されている「ソフトウェア工学」をご紹介してくださいました。講義の中で、3行ほどのプログラムで山口高校のホームページのQRコードが作成できることを見せてくださり、実際にプログラミングの世界に触れることができました。また、プログラムコードのエラーを自動で修正してくれる技術の開発についてのお話も伺いました。
○テーマ 「九州大学工学部と我々の身近にあるプログラミングの世界」
○招聘講師 九州大学大学院 システム情報科学研究院 情報知能工学部門 亀井 靖高 先生
11月16日(水)5限、講師に大阪大学 基礎工学部 システム科学科 生物工学コース 教授 堀江 健生 氏をお招きし、理数科1、2年次生を対象に先端科学研修が行われました。
神経生物学、発生生物学を専門とされ、脳神経系に存在する神経細胞の分化構造や機能を解明するために、脊索動物で最もシンプルな神経系を持つ、ホヤの幼生を使った研究について紹介していただきました。「ホヤ」を使った遺伝子、細胞レベルでの神経回路の研究は医学分野で、また神経系の研究は工学分野にも応用され、これらの分野で展開が期待されています。
○テーマ 「ホヤの全神経細胞の分析から、人間の脳の理解へ」
○招聘講師 大阪大学 基礎工学部 システム科学科 生物工学コース 教授 堀江 健生 氏