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本校は、明治１８年に山口農学校として開校し、幾多の変遷を経て現在に至る農業高校です。今年度で開校１３９周年を迎え、２万６千人を超える卒業生は、山口県内を中心に全国各地で活躍しておられ、本校の大きな誇りです。また、緑豊かな環境のもと、農場や温室、各種実験教室などがあり、本校で学ぶ生徒は、こうした歴史と伝統のある教育環境の中で、希望に燃え、充実した学校生活を送っています。

本校の特長は、人間が生きていく上で重要な要素である「命」、「食」、「生活」、「環境」などを農業で学習することです。また、地元企業等との連携・協働した教育活動をとおして農業に関する先進的な知識・技術を実践的・体験的に学ぶことで、変化の激しい社会の中において生き抜く力を身に付け、グローバルな視点に立って地域産業や次世代農業に主体的に携わることのできる人間性豊かな生徒を育てることを目標に、教職員一丸となって教育活動を実践しています。

本校では、今年度も、生徒一人ひとりの夢や目標の実現に向けて地域や関係の方々の御支援をいただき、農業高校ならではの特長を生かしながら、生徒へのきめ細かいサポートに努め、生徒のよさを更に伸ばしてまいります。

＜今年度重点を置いて取り組む目標＞

「実践的・体験的な教育活動等による人間性豊かな人材の育成」

　〇　基本的な生活習慣の確立と規範意識の醸成

　〇　基礎学力指導の充実と学科の特色を生かした進路選択の推進

　〇　プロジェクト研究活動と資格取得の推進

　〇　本校と分校間の連携推進

引き続き、山口農業高校への御支援と御協力をお願いいたします。

令和６年４月１日

　　　　　　　　　　　　　　　　　            　山口県立山口農業高等学校　校長　廣田　正治