各発表に対してたくさんのコメントをいただきありがとうございました。
いただいたご質問への回答を掲載しておりますので、ご確認ください。
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死亡者数が多いので、非常にニーズのある研究だと感じた。
大手企業が取り組んでいる事があればお聞きしたかった。取り組んでいないのであれば何故取り組んでいないのか。
企業も交え製品化も可能と感じた。
共同研究者によれば、緊急排水浴槽の見守り装置に取り組んでいる大手企業はないとのことです。何故取り組んでいないのかは不明とのことです。
動きを検知してアラームを鳴らすというのがあるが、20秒でアラームが鳴る間隔が短いと感じた。
お風呂でゆっくり入りたい人もいるので、動きではなく水位の変化で良いと思った。溺れている人がいる際には手足をバタバタさせたりして暴れると思うので、「水位の高さが安定しない」=「苦しんで溺れている」と判定して良いと感じた。
また難しいところだと思うが、水の中に何秒いるとキケンな状態になるのか、何秒以内に駆けつけて救い出すと良いのかを医学的根拠を含めて示せれば良いと感じた。(例えば、30秒までなら麻痺など障害が残る確率が低いとかあるのであれば、アラームは30秒以上動きがなかったら鳴らすなど、アラームを鳴らすまでの時間の根拠に使っても良いと思う)
さらに踏み込むのであれば、消防署に自動的に連絡して救急車を呼ぶなどの機能があれば良いと感じた。
お湯にゆっくり入りたいというニーズに応えられるように検討します。
共同研究者によると、溺死した人の正確な状況は不明だそうです。溺れている際に手足をバタバタさせているのであれば、この検知に取り組んでいきたいと考えます。
今回は、ドリンカーの救命曲線を参考に警報レベルを設定しましたが、こちらはデータの根拠が明確でないという説もあるため、今後、医学的根拠に基づいた警報のあり方について検討していきます。
消防署に自動的に連絡することについては、今後の検討課題とさせていただきます。
入浴者の安全性向上を目指すことは大切だが、溺水した人は浴槽の中に沈んでしまうことがよくあることと推測される。その場合、超音波センサは正常に検出できるのか。
今回のシステムにおいて、超音波センサは入浴者正面から頭部を常時感知し、溺水しているかいないかを頭部の有無で直接的に検知、判断する役割があります。したがって、入浴者が浴槽内に沈んでしまっている場合には、頭部を検出できません。そのため、超音波センサは頭部が見当たらないと判断し、溺水の可能性があるとみなすことになります。
前年の開発をブラッシュアップした点が良い。
ただし運用面など誰のどんなシーンに対してシステムを合わせているか理解できなかった。常に自ら使ってみたいシステム(商品)か考えながら研究を進めて欲しかった。
なお協力企業様への中間発表など情報共有があったか知りたい。もっと企業様からの要求があって良かったのではないか。
ご指摘ありがとうございます。
本研究は、一般家庭、特に高齢者の入浴シーンを想定して開発を行いました。しかし、ご指摘の通り、技術面の改良に注力する一方で自分が利用すると想定した実際のユーザー視点が足りなかったと感じております。また、協力企業様との情報共有の機会も数回しか設けておらず、共同研究としての連携も不足していたように感じるため、今後は連携を密に取り合い、ユーザー視点を意識したものを作り上げられるよう、努力してまいります。
昨年からの継続テーマだが、異常状態を検知するのに難しい課題があると感じた。
スマートウォッチを使うのはとても有効で、これがあるだけでも違うと思う。
ありがとうございます。
スマートウォッチを始め、複数のセンサを用いることで異常検知精度の向上を目指しました。
面白い発想ではあったが、閾値などの設定に課題が多かった。これを改善できればより良いシステムになるのではないか。
ありがとうございます。
今回異常状態を判断するために設定した閾値は実験環境に依存した数値であり、汎用性はありません。したがって、異常を判断する基準値をユーザーが柔軟に設定できる仕組みが求められるため、今後はその仕組みについて検討していきます。
センサの使いこなしはできていたと思う。
あとはユーザーが用途に応じて設定を変えられるようなUIの部分が構築できると良い。
ありがとうございます。
ユーザーが簡単に設定情報を変更できるような仕組み(スマホアプリやWebブラウザ)を今後検討していきます。
設定変更がタッチパネルやスイッチで容易にできるともっと良い。
ありがとうございます。
ユーザーがスマホアプリやwebブラウザで簡単にWi-Fiなどの設定情報を変更できる仕組みを今後検討していきたいと考えております。
潜在的な社会課題をテーマにしており、素晴らしいと思った。
コメントをいただきありがとうございます。
これまでの取り組みに新たなセンサーを加えて工夫している点が良い。
コメントをいただきありがとうございます。
動画を見せてくれたので、中間発表の時より分かりやすかった。
コメントをいただきありがとうございます。
動画があることで中間より見やすくなっており良かった。
コメントをいただきありがとうございます。
警報がなるところがイメージしやすかった。
コメントをいただきありがとうございます。
着目点はとても良い。
ぜひ実用化になるよう頑張って欲しい。
コメントをいただきありがとうございます。
AGVは既に世の中に溢れている。最近ではAGVに協業ロボットをドッキングし、搬送と作業を両立させている。AGVの研究を行うのであれば、さらなる可能性について研究してはどうか。
貴重なご意見ありがとうございます。
今後何らかの、さらなる可能性について吟味を加えて研究を進めて参ります。
導入コストを抑えることを考えたいい研究だと思った。
(質問者の職場では)何キロもする鉄板をフォークリフトで動かしているので、フォークリフトの自動走行用に頑張って改良してほしい。
ありがとうございます。
今後『フォークリフト』+『部品庫』若しくは『フォークリフト』+『作業員』+『製造レーン』と発展させられないか等を考えております。
タイトルが複数台を制御するということだったが、時間的に1台しか制御できてないことが残念だった。
カメラで全体像を把握して障害物を検知した際に止まるのはAGVとの通信にタイムラグが発生して間に合わないのではないか。センシングの方が良いかと思う。次年度以降の改善に期待する。
貴重なご意見ありがとうございます。
親機のカメラに障害物の検知を託し、個々のAGVの作りは出来る限り簡素化したいとの思惑がありました。しかし、人と共に作業する前提に於いては、衝突防止の観点としての備えは必要であるものと感じ取っております。
「複数台のAGV...」というテーマに対して、検証が追いついていなかったのが残念だった。ぜひメッシュ接続を実現させていただきたい。
貴重なご意見ありがとうございます。今後さらに研究を重ねて参ります。
AGVについては面白かった。ただ、BLEを使用した場合、遮蔽物があると距離が正確ではないので、他の方法も検討する余地があるかもしれない。
貴重なご意見ありがとうございます。
遮蔽物により距離が不正確というのはBLEより直接距離を算出した場合でしょうか。親機に取り付けたカメラによる映像解析をもとに子機を制御する想定であったことから、BLEを用いる事にデメリットを感じ取っておりませんでしたが、なお、今後検討を重ねて参ります。
AGVの前部分が地面に擦れててしまうごとについて、修正することを考えたか。
貴重なご意見ありがとうございます。
今回、動的な試作モデルとして3輪AGVを設計しました。ギヤードモータは駆動輪として前方に配置して、『カグスベール』を貼り付けたものを後輪に見立てて設置しました。『ピタッとキャスター』という小型車輪による設計を進めておりましたが、車体総重量が軽すぎたために、車輪が回る以前に横滑りを起こしてしまい制御が困難となる事から、程良い摩擦感のある構造とした次第です。
これまでと異なるものにチャレンジする姿勢が素晴らしい。
貴重なご意見ありがとうございます。今後さらに研究を重ねて参ります。
ナンバープレート読み取りはフロントとバックどちらも読み取って判断するのか。
ご質問ありがとうございます。
ナンバーの読み取りに関しましてはフロントとバックどちらも読み取りを想定しています。
大雪の場合はフロントのナンバープレートに雪がついていて認識率が下がるのではないか。
ご質問ありがとうございます。
例えば画像のように雪によってナンバーが人から見ても識別できないような場合、カメラにおいてもそのナンバーを認識することはできません。そのため積雪時には、ご指摘の通り平常時に比べ認識率は低下します。
山形だとさくらんぼが描かれたナンバープレートが出回っているが、イラストが書かれていても認識率に影響はないか。
ご質問ありがとうございます。
ナンバープレートにイラストがあった場合でも認識率に影響はありません。実際にご当地ナンバーと通常ナンバーを比較した場合でも検出精度にあまり大きな変化は見られませんでした。
様々なものを遠隔制御できるものだとは思うが、パフォーマンス重視のような感じがして、これがどういう役割をするのか?なぜくっつける(群制御)必要があるのか?が理解できなかった。そもそもの目的を伝える必要があると思う。
ご質問ありがとうございます。
このコントローラーの役割や実用例については、コントローラーの製作後に実機を用いて探していくという計画を立てていました。しかし、プロトタイプの製作で時間を使い切ってしまい探すことができませんでした。現段階では、発表にあったような、汎用性と直感性がこのコントローラーの価値であると考えています。
群制御を用いた理由は、コントローラーを自立させるためです。「たくさんのコントローラーが自立して役割を持ったら面白いんじゃないか?」という思いつきがこの研究の動機になります。群制御を用いることでコントローラーが自分の役割を理解することができ、コントローラーの自立が可能になります。
これも前年度からの継続テーマだったが、まだ成長途上と感じた。
クッションよりはスマートウォッチのようなものの方が精度や使いやすさがあると思うし、クッションに拘るならもう少し工夫が必要だと思った。
スマートウォッチでは、SDKを用いてもリアルタイムでの心拍データの取得が難しいこと
圧力データや加速度と心拍データが同じようなタイミングで変動することが一昨年の研究でわかったため
高価であること
この3つの点より、スマートウォッチの利用をやめました。
また、クッションに組込んだ複数の物理量を測るセンサの時系列データを分析してメンタル状態との関連性を見出し、AIにその状態を学習させることによってメンタル状態の推測が可能と考えています。現時点では、分析途中ですので、今後その部分を追求していきます。
クッションではなくApple Watch等のウェアラブル機器で情報(心拍等・体温・センサ)を取得したほうが厳密的にわかりやすいかもしれない。
スマートウォッチでは、SDKを用いてもリアルタイムでの心拍データの取得が難しいこと
圧力データや加速度と心拍データが同じようなタイミングで変動することが一昨年の研究でわかったため
高価であること
この3つの点より、スマートウォッチの利用をやめました。
現場の困りごとを解決するDXという観点がとても印象的だった。講評からも企業の方がとても喜んでいらっしゃることが伝わってきた。基幹システムの操作にRPAを活用されている点も驚いた。
Power Automateのクラウドフローを使ったAPI連携なども取り入れるとさらに面白い改善ができるのではと思った。
本研究に対して貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
本研究では費用の面からデスクトップフローのみを用いたフロー構築を行いましたが、業務内容に合わせてクラウドフローの使用も検討しながらより実用的なシステム開発に取り組んでまいります。
企業との共同開発ということだが、DX化が未熟な企業とのシステム要件定義まとめが難しい点など経験できた価値は高い。現状分析を実施して自ら考え、客先とのディスカッションから物流業務を改善できてたことが素晴らしい。
ただGUIを見ると運用面ではまだまだ使いづらい印象があるので実運用までに更なるブラッシュアップを期待する。
また、質疑対応にもあったが「最短動線の確立」よりも移動距離が少ない「最適棚の確立」の方が魅力ある提案だと私自身も考えていた。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
本研究では技術の追求だけでなく、企業様と要件定義の段階からディスカッションを重ね、成果物を形にできたことが、私たちにとって大きな経験となりました。システムのUIについては、今後もブラッシュアップを重ね、より使いやすいシステムを目指してまいります。
また、最適な棚割の確立については構想がありましたが、データベースを構築する過程で、すでに企業様において棚割の見直しが実施されていたこともあり、本研究ではシステム完成後に入出庫頻度や商品特性(重量、大きさ等)を考慮した最適な配置を提案することを計画していました。今後は、蓄積されたデータを活用し、より精度の高い最適棚の提案につなげていきたいと考えています。
現地現物で分析し、基幹システムの入力にPower Automate for desktopを活用されている点がDXの第一歩として素晴らしいと感じた。
Power Automate for desktopで基幹システムのへの入力を自動化していたが、フローの作り方をどのように学んだのか。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
本校で行われたRPAに関する講義を聞いたことが、本研究へのRPA導入のきっかけとなりました。基本的な操作については、寄贈いただいた著書と株式会社ASAHI Accounting Robot研究所様のPower Automateチュートリアルを通じて学びました。実際のフロー作成において詰まった際は、ユーザーコミュニティを活用して解決しました。
発表テーマの中では一番わかりやすかった。企業の問題点を一緒に改善し、更なる提案をしているところも良かった。
JANコードやRPAを使った改善は割と手軽にできるが、どうやってやればいいのかわからない企業はまだまだたくさんあるのだなと感じた。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
本研究を通し、我々が学んだ技術で、地元企業の抱えるDX課題に貢献できるよう継続的に活動してまいります。
大変すばらしいと感じた。
ほぼ業務で使用できているようで、残る課題やエラー処理を実装したら製品化も可能だと思う。
昨今、人手不足が叫ばれる中、タイミー等の素人の方でも業務を行ってもらえそう。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
今後も残課題への対応に取り組み本格導入に向けて精進してまいります。
タイミーなどアルバイト系に活用できるという視点はなかったので新しい気付きでした。ありがとうございます。
企業の抱えている問題点に対して、現状分析から課題抽出⇒解決策の提案⇒効果の確認という流れで、しっかり商品化までたどり着いており、素晴らしいと思った。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
とても細やかに打ち合わせを重ねるなど、もはやプロと変わらぬ姿勢に脱帽だった。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
システムの提案もしており、かなり山形酸素さんに寄り添った内容だと思った。アプリもかなり使いやすそうに感じた。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
社会的なニーズをしっかりと理解した研究がすごく印象に残った。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
企業側が実際に使いとても評価していて、貢献度が素晴らしかった。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
一つ実績ができたことで、次につながる礎ができたこと、素晴らしいと思った。
地元企業のタカハタ電子さんとも連携するともっと実践的なシステムが生まれるように思う。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
(質問者の職場に)導入したい。
本研究に対して貴重なご感想をいただき、誠にありがとうございます。
たくさんのコメントをいただきありがとうございました。
質問はありませんでした。