『学校で学ぶ意味』

ーコロナ禍の教育実践ー

Zoomによる完全オンライン開催

3年ぶりの開催に寄せて


 コロナ禍の始まった年に入学した1年生が、もう最上級生になります。学校現場にとってもまさに激動の2年間でした。

 このかん、私たちは和光中学・高等学校教育研究会(以下、和光教研)を中止しました。2020年度は6月から登校再開となり、この年度の教育実践を検討する研究期間が見込めなかったことにより、また2021年度は引き続きコロナ禍の下で臨機応変な教育活動をする一方で、カリキュラムや教育づくりの討議に時間を割く必要があったからです。

 そして1972年から毎年開催してきた和光教研について一度立ち止まり考えることになりました。どのような考え方で何を大事にして開催してきたのか歴史を紐解き、教員の今の声を集め、再び開催するにあたって確認したいことは何か話し合ってきました。

 対面して表現し、応答して対話する。学校はそのような集団的な学びの場です。

 学習指導要領の改訂に伴い、社会や教育の変化をどのように受け止め評価すべきかを研究し、目の前の生徒と対置させて、教育課程の議論を重ねてきました。今回の和光教研では、私たちの教育実践を報告し、一人でも多くの先生、教職を目指す大学生、教育関係者の方々と『学校で学ぶ意味』を改めて考える機会にしたいと思っております。各分科会ではZoomのブレイクアウトルームも利用して意見交換を行う予定です。

 勤労感謝の日という休日ではございますが、ぜひご参加いただきますようお願い申し上げます。

                       和光中学・高等学校 研究委員会

お申込み期間 :8月1日(月)~11月16日(水)

参加費 :無料

参加対象 :今回はオンライン開催のため、教職員(現職・退職)、教育研究者、大学生に参加者を限定させていただきます。

分科会のご紹介はコチラ

和光中学・高等学校

〒195-0051東京都町田市真光寺町1291☎(042)734-3401~3