当研究室は、長岡技術科学大学工学部の各分野と国内の他大学からの進学はもちろん、社会人ドクターも歓迎します。また、国際連携に注力しており、海外の大学/研究・政府系機関からの留学生・社会人ドクターを積極的に受け入れています。当研究室への配属対象となる学生は下記の通りです。
・修士課程 大学院工学研究科 工学専攻 量子・原子力統合工学分野
・博士課程 大学院工学研究科 先端工学専攻 エネルギー工学分野
学士課程については、量子・原子力工学コース(対象:本学工学部の各分野3年生)の枠組みで受け入れています。
4月入学者を対象とした入試(学内進学を除く)は、例年、以下のように行われています。
・修士課程一般入試(第一回 7月、第二回 11月、第三回 翌年2月(第三回は開催されない場合もある))
進学に係る相談は随時受付けています。当研究室への進学に興味のある方は、研究テーマ・研究計画などについて、お気軽にご相談ください。
連絡先
長岡技術科学大学 技学研究院 量子原子力系 准教授
竹澤 宏樹
E-mail: takezawa[@]vos.nagaokaut.ac.jp( [ ]を削除して送信 )
量子・原子力統合工学分野 久保田 唯斗
出身高専:一関高専 機械・知能系
私は現在『小型原子炉負荷追従解析コード・シミュレーターの開発』というテーマで研究を進めています。もともと高専では機械工学を学んでいましたが、そこで得た熱力学や制御工学の知識が、エネルギー分野に広がる可能性を感じさせてくれました。特に、学部3年時の量子・原子力工学コースでの実習や、原子力産業界での様々なインターンシップを通じて、原子力固有のポテンシャルに強く惹かれ、次世代のエネルギーを支える技術者になりたいと思い、長岡技術科学大学 機械創造工学課程から量子・原子力統合工学分野への進学を決めました。
研究の進め方は、毎週のゼミで指導教員と研究の方向性や問題解決策をディスカッションし、それ以外の時間については学生が自律的に管理することが求められます。このように学生の主体性が尊重される自由な研究室スタイルのおかげで、日々充実した研究生活を送っており、原子力の分野で新しい知見を得ながら、自らの成長を実感しています。研究テーマは原子力ですが、高専時代に培った機械工学の知識が多くの場面で役立っており、幅広い技術的な視野を持つことの重要性を感じています。
さらに、私たちの研究室には多様なバックグラウンドを持つ学生が集まっており、互いに刺激し合いながら研究を進めています。異なる専門知識や視点を持った仲間と自由かつ能動的に協力することが、私たちの研究室の大きな魅力だと考えています。
帰国:2名