研究に対するオプトアウト
臨床研究に関するオプトアウトについて
臨床研究に関するオプトアウトについて
通常、臨床研究は文書もしくは口頭で十分な説明を行い、患者様からの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。これを「オプトイン」と言います。
なお、同意には、主として「文書による同意」と「口頭による同意」がありますが、臨床研究に関わる同意は、文書による明確な同意を基本とします。(一方、口頭による同意を取得した際は、その旨を遅延する事なく診療録に記載します。)
臨床研究のうち、観察研究(対象となる患者さんの通常の診療で得られる診療データのみを匿名化して用いる研究)においては、患者様に対して研究を目的とした積極的な侵襲や介入がないため、国が定めた倫理指針に基づき、「必ずしも対象となる患者様お一人ずつから、臨床研究ごとに直接同意を得る必要はない」とされております。しかし、「研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障する事が必要」とされており、このような手法を「オプトアウト」といいます。
上記の様な臨床研究のために、体育保健センターを利用される学内のスタッフや学生ご自身のデータが使用される事を望まれない場合やご不明な点がございましたら、お手数ですが体育保健センター勝木将人までご連絡ください。書面での同意をもちまして、研究対象から除外します。
これまでに倫理審査を経て行っている研究
2024年度
人工知能(AI)を用いた不規則抗体スクリーニング検査におけるCD38抗体薬含有検体の同定(奈良県立医科大学 審査番号3795)
長岡・燕・三条における学校を通じた頭痛啓発および調査(長岡技術科学大学 審査番号 2024-07-02)