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8月12日にお墓に忘れ物があったようで、どなたかが本堂前の雨のかからないところに置いて下さいました。お墓へのお参りセットのようで、東の墓の給水所付近に置き忘れた方がいらっしゃるようです。現在、本堂正面の階段上段右に置いてあります。お心当たりの方はどうぞお持ち下さい。
元は比叡山延暦寺の直接の末寺で長福寺と称し、建物は本堂阿弥陀、観音堂、閼伽井、十羅利堂、地蔵堂、三宝荒神堂、護摩堂、鎮守山王、礼殿、客殿、舞臺、厨裹、浴室などがあり、みな瓦ぶきで、寺中十八坊、寺領七百石〔菊岡如幻編『伊水温故』(貞享4年(1687)草案))昭和8年版111ページ 〕 、僧侶も800人いたと伝えられています。しかし天正九年、天正伊賀の乱によって焼失しました。また、「土橋山長福寺、院号延命院 浄下 上野念仏寺下」〔同〕とあり、元禄頃までに廃寺となり、その後、専誉上人が浄久寺として再興したようです。現在では長福寺のものと伝えられる半鐘と欄間が残っています。
三重県が平成6年11月10日に長福寺跡調査を行い、溝、土杭を検出し、中世陶器、擂鉢(すりばち)等が出土、遺跡の広さは8,100㎡であることがわかりました(平成6年度三重県埋蔵文化財センター年報6、56ページ)。
【浄久寺】
・施餓鬼:8月9日(土)午後1時から
・百町棚参り:8月12日(火)午後1時頃より
・土橋棚参り:8月13日(水)午前7時より一日中
初盆のお宅へも順次お参りします。
・上野、他所方面棚参り:8月14日(木)午前8時より
・初盆霊送り:8月14日(木)午後9時より
浄久寺仏前にて初盆霊送りをせていただきますので、皆様そろってお参り下さい。
・お地蔵さんの集い:8月16日(土)午後5時より(予定)
・ご遠方の方へ
お施餓鬼の通知が遅くなりました。お送りする振込票でご送金下さい。
【清安寺】
・施餓鬼:8月11日(月)
午前9時から施餓鬼会開白、回向 12時頃終了予定
・棚参り:8月12日(火)
午後2時頃から棚参りをさせていただきます。
・お墓参り:8月14日(木)
午前7時から お墓参りをさせていただきます。本堂は各自ご自由にお参り下さい。
・初盆霊送り:8月14日(木)午後7時より
【誓光寺】
・施餓鬼:8月6日(水)
午後1時30分から施餓鬼会開白
・棚参り:8月12日(火)
午前7時頃から棚参りをさせていただきます。
令和6年11月27日、三重県総合文化会館大ホールで第51回浄土宗東海教区檀信徒大会が開催されました。愛知、岐阜、三重、静岡の各県からおよそ1,600人の檀信徒の方々が参加されました。13mのご名号と法然上人のご分身像を前に、さまざまな講演が行われ、上野組からもおよそ30名が参加しました。
まずは、おてつぎ運動推進大会記念講演として、総本山知恩院執事の神田眞晃上人から「和顔愛語の人生」と題して、落語のようなご講演をいただきました。続いて、NHK『日本最強の城』でおなじみの名古屋市立大学高等教育院教授・奈良大学文学部特別教授である千田嘉博先生から「東海の城に歴史を読む」と題して、伊賀上野城などの紹介がありました。最後に、奈良教区西迎院副住職・知恩院・増上寺布教師の光誉祐華上人から「私が歩んできた音楽布教の道」と題して、歌とお話を交えた仏教伝道ライブがありました。いずれも感動的な内容で、笑いと歓声に包まれていました。
インターネットで十夜を検索すると、作家がヒットします。本来の意味は次のとおりです。
「十夜」は正式には「十夜法要」といい、十月から十一月頃にかけて全国の浄土宗寺院でひろく勤められる念仏会のことです。
浄土宗で最も大切にする経典のひとつで、阿弥陀さまの衆生救済の誓いや、極楽浄上の相を説く「無量寿経」の中に「煩悩や誘惑の絶えないこの娑婆世界で十日十夜の善行を積むことは、仏さまの国で千年の善行を修めるよりも勝れている」と説かれることに由来します。浄土宗での最上の善行はお念仏です。
お十夜とは、元来、十日十夜の間、そのお念仏をとなえる法要なのです。近年では数日あるいは一日で行うことが多いようですが、ぜひ菩提寺のお十夜に参詣され、穏やかなこころでお念仏をとなえるひとときをお過ごしください。毎日の忙しさにせかされて、つい忘れがちなこころのゆとりも、きっと見つかるはずです。そうしてとなえる「南無阿弥陀仏」の声は、ご先祖さまへの供養となり、わたしたち自身の極楽往生をかなえる功徳となるのです。
令和6年度十夜法要の予定
浄久寺:11月13日(水)午後3時~
回向、法話、茶話会
清安寺:11月11日(月)午後4時~
誓光寺:11月15日(金)午後4時~
春の訪れを告げる桜の花は、私たちにとって一年で最も心待ちにされる光景の一つです。満開の桜の下で、私たちはこの世の美しさと儚さを同時に感じ取ります。この感覚は、念仏を唱え、極楽往生を願う私たちの心と深く通じるものがあります。
念仏を唱えることは、阿弥陀様の無限の慈悲と智慧に心を寄せ、私たちが日々の生活の中で直面する苦しみや悲しみを超えて、穏やかな心を保つ手段です。桜の花が散る儚さを目の当たりにする時、私たちは「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることで、この世の一切のものが変化し続ける無常の真理を受け入れ、心の平安を得ることができます。
桜の花を見つつ、私たちは念仏を唱え、心を浄化し、極楽往生を願うことができます。この実践は、私たちが日々直面する困難に対しても、阿弥陀如来の慈悲の力を感じ、心強さを持って対処できるようになるでしょう。さらに、私たちの生活の中で他者に対しても慈悲をもって接することが、自らの極楽往生だけでなく、他者の幸福にも貢献することにつながります。
〒518-0015 三重県伊賀市土橋697番地
電話: 0595-23-3573
Email: sgu01376@nifty.ne.jp
駐車場までの道路は相当狭いのでご了承下さい。