なぜハマってしまうのか

脳汁は外れていても分泌されるから！

 例えば、 リーチになったときには派手な音と光の演出が起こり、  また特別なアニメーションが流れたりします。 それらが打ち手に「当たるかもしれない」と期待させ、 その期待感が脳汁を分泌させます。

 さらに、 派手な演出を加えることで「外れた」ということから気をそらさせるということもしています。これがかなり凶悪で、最後のゲームだけ勝てていれば結果的に負けていても損した気分にならないので、「負けるからやめよう」という気持ちにさせないようになっているんです。

このように、 要所要所に派手な演出が散りばめられることで、 打ち手は「もしかして」という期待感を煽られ、 「もう少し打ってみよう」という気持ちが増幅し、  何度も打っているうちに、 気づいた頃には取り返しのつかない額のお金がパチンコ台に吸い込まれているのです。

演出に慣れたら脳汁でなくなるんじゃね？

って思う人も少なくないでしょう。

たしかに間違いではありません。所詮は音と光に騙されているだけなので、同じものよ何度も見ているとそのうち飽きます。 脳汁の量も多少へ減ります。

 しかし、パチンコが脳に与える刺激はあなたが想像しているよりも遥かに大きいのです。それこそ脳が忘れられなくなってしまうほどに。

 脳は一度大きな刺激を受けるとそれより小さな刺激にかなり鈍くなってしまいます。

何度もパチンコを打っているうちにそれ以外の刺激にどんどん鈍くなっていき、気づいた頃にはパチンコ以外から楽しさを感じられなくなってしまいます。

さらに演出を何度も見て刺激に慣れてくると、次第により大きな刺激を求めるようになり、もっと派手な演出のある台を求めてさまよう生活が始まるでしょう。

つまり、沼ります