動物園生物学研究センター(ZRC: Zoo Biology Research Center)に所属する学生有志によって,
2021年4月14日に学生部会を立ち上げました。
テーマ動物に沿った各研究部門における文献調査報告会や,定期的な勉強会を実施します。
動物園や動物園研究に対する,分野の垣根を超えた知識の獲得と理解を目指します。
第3回 定例会
今月は「”ふれあい”の意義」を議題としてディスカッションを行いました。人間と動物の双方から見たふれあいの良い点・悪い点を出し合った上で、今後ふれあいをどうしていくべきかについて話し合いました。動物園で頻繁に見られる”ふれあい”ですが,改めて在り方や意義を考えることができました。さらに,互いに意見を出し合うことで自分になかった視点を見つけることもでき,貴重な時間となりました。
(B4・田中)
入会説明会・体験会
学生部会に興味をもってくれた新3年生・大学院生に向けて入会説明会・体験会を行いました。当団体の魅力や活動計画を紹介した後、昨年度扱ったエンリッチメント大賞とコアラについて発表しました。この活動も5年目に入り、安定してきたように思います。新たな挑戦もしつつ、昨年度よりも魅力のある活動にしていきましょう!
(D2・鈴木)
第1回 定例会
修士・学士あわせて5人の新メンバーを迎えての定例会となりました。新しいメンバーが加わったこともあり、メンバーの自己紹介とそれぞれが取り組んでいる研究課題についての紹介を行いました。
動物園での研究を行っているメンバーも多く、それぞれ独自の目線をもって動物園と向き合っていることが分かりました。新旧メンバーいずれにとっても良い機会になったと思います。
(M2・渡邊)
第2回 定例会
9月に予定しているテーマ動物研究に向けて、計4種の動物について動物紹介を行いました。各動物の基礎情報に加え、関連する研究や保全活動など、様々な観点からの情報を共有することで、今後の動物研究に向けて視野を広げる良い機会になったと感じます。
(M2・佐藤)
入会説明会・体験会
新年度最初の定例会は,新3年生に向けた入会説明会・体験会を行いました。
部会についてや,今年度の活動予定を紹介した後,昨年度の発表のダイジェスト版も発表してもらいました。今年度も楽しく活動していきましょう!
(M2・荒武)
第1回 定例会
エリア別に3班に分かれ,動物園の紹介を行いました。飼育動物についてだけでなく,各動物園の教育や動物福祉に関する取り組みや現在抱えている課題などを知ることができました。なかなか行く機会のないエリアの動物園の紹介もあったので,この回がそれぞれの動物園に行くきっかけになればと思います。
(M1・沼本)
第2回 定例会
今月はエンリッチメント大賞の紹介を行いました。野生下での動物種への知見が少ないなか、様々な工夫により展示下で種の特徴を引き出す工夫がされていました。また、SPIDERモデルの実践など科学的な知見の蓄積や共同研究が行われているものもあり、動物園の在り方が少しずつ変化してきていることを実感しました。
(M1・渡邉)
第3回 定例会
今月は「小規模/地方動物園の意義」を議題としたディスカッションを行いました。日本における地方動物園の重要性や課題などに関して、動物と人の双方の視点を持った多様な意見が飛び交いました。動物園水族館の理解につながる議論ができたと思います。本団体の強みが十二分に発揮された活動となりました。
(D1・鈴木)
第4回 定例会
勉強会を実施しました!今年のテーマはコアラ。遺伝・栄養・行動・繁殖の観点から文献調査&発表を行いました。特殊な生態をもつ動物らしく、一風変わった取り組みや研究が多々紹介されました。専門分野外の研究に触れられることもテーマ動物研究回の魅力です。その分野に明るいメンバーが分かりやすく解説してくれるので、難しい論文でも楽しく学ぶことができました。
(M1・福井)
第5回 定例会
部会メンバーが参加した学会・シンポジウム等の紹介を行いました。それぞれの学会でどういった研究が扱われているかをはじめとして、フォーマル度、どういった人におすすめできるかを発表してもらいました。
また、訪問した動物園の紹介もしてもらい、海外の園に関する貴重な感想なども聞くことができました。
(D1・鈴木)
第6回 定例会
今月は千葉市動物公園に教育普及研究員として勤務されている平田絢子さんをゲストとして迎え、ご自身の経歴や現在の仕事内容などについてご講演いただきました。動物園に対する考え方や発案された教育プログラムなど、普段の学生生活ではなかなか聞くことのできない貴重なお話をしていただき、非常に勉強になりました。
(B4・浅井)
第7回 定例会
今年度最後の定例会では、1年間の振り返りと幹部の引継ぎをおこないました。ディスカッションや勉強会など動物園に関する知見を深めることができた1年でした。来年度もさまざまな知識を得ることができる有意義な活動になるよう頑張っていきたいと思います!
(B3・竹田)
入会説明会・体験会
新年度になったので、新たに動物コースに入ってきた3年生や大学院生に向けて説明会・体験会を行いました。今年度の活動予定を説明した後、昨年扱ったキリンの文献紹介と保護増殖事業の紹介をしました。一緒に活動するメンバーが増えると嬉しいです。
(D2・榎屋)
第1回 定例会
7名の新メンバーを迎えてにぎやかになった学生部会です。第1回定例会は,各研究分野(遺伝・ゲノム,行動,繁殖)の基礎勉強会を行いました。今回学んだ基礎知識を活かして,深い議論ができるといいですね。2023年度もみんなで楽しく頑張りましょう!
(M1・荒武)
第2回 定例会
部会員が最近訪れた動物園を紹介しました。その動物園のコンセプトを踏まえ、一来園者として実際に訪問することで感じた魅力を共有してもらいました。なかなか行く機会のないものもあり、楽しく動物園について学ぶことのできる有意義な時間になったのではないかと思います。
(M2・鈴木)
第3回 定例会
今月は2022年度にも行った、環境省による保護増殖事業の対象種についての勉強会をしました。前回とは違う動物種について、生態や生息域内外で行われている事業を勉強しました。それぞれの動物種の置かれている状況は違い、必要とされる事業も異なります。複数の保護増殖事業について勉強することの大切さを感じました。
(M1・小田)
第4回 定例会
ホッキョクグマをテーマに勉強会を行いました。メジャーな動物種ということもあり、多様な研究を紹介することができました。それとあわせて、そうした科学的知見を繁殖や飼育管理に活用しきれていない現状を再認識することができる会となりました。
(M2・鈴木)
第5回 定例会
札幌市の動物園条例を説明した動画を視聴しました。動画では条例が対話形式で説明されており、初めてみる人にとっても分かりやすい内容になっていたと思います。動物園条例を自分で読む機会はなかなかないため、良いきっかけとなりました。
(B4・原)
第6回 定例会
動物園で働いている、学生部会OBの星野さんをゲストとして迎え、現在の動物園での仕事や自身の学生時代の過ごし方などをご講演いただきました。学生時代に経験したことを活かして、動物園で新たに学びながら活躍している様子がよくわかりました。質問タイムも盛り上がり、楽しい時間でした。貴重なお話、ありがとうございました!!
(D2・榎屋)
第7回 定例会
年度最後の定例会は、1年間の振り返りと幹部の引継ぎを行いました。初期メンバーが皆卒業した部会となりましたが、意志を引き継いで、来年度も楽しく有意義な活動になるよう頑張っていきたいと思います。
(M2・鈴木)
入会説明会・体験会
年度が変わってはじめての活動でした。ZRC学生部会の説明と、体験会として昨年度行ったWAZA保全戦略の振り返りを実施しました。昨年度よりも賑わいのある活動ができるようみんなで頑張っていきたいです。
(M1・鈴木ゆ)
第1回 定例会
動物園紹介を行いました。各グループが飼育されている動物や施設の紹介だけでなく、それぞれの動物園が取り組んでいる活動などについてまとめ、発表しました。動物園が行っている様々な活動について知り、新たな視点から動物園を視ることができました。
(M2・大谷)
第2回 定例会
WILD WELFARE がWeb上で公開している E-Learning プログラムを教材として、勉強会を開催しました。班に分かれてディスカッションする時間も設けたため、動物福祉についての考えを共有できるよい機会になりました。
(D1・榎屋)
第3回 定例会
今月は、WAZAの動物福祉戦略を輪読しました。動物福祉についての理解を深めるとともに、動物園水族館がどのような方法で取り組んでいくとよいかを体系的に学びました。動物園で実際に行われている事例なども盛り込みながら発表する人も多く、楽しく学べました。
(D1・榎屋)
2022年9月29日
第4回 定例会
キリンをテーマに勉強会を行いました。栄養・行動・繁殖・遺伝の観点から野生個体と飼育個体の違いや飼育する上での課題など、あふれそうなほどの知識を共有することができました。
(M1・鈴木ゆ)
2022年10月26日
第5回 定例会
今月は部会員が夏休み中に参加した学会についての報告会を行いました。それぞれの学会の特徴だけでなく、参加した感想や今後学会に参加する人に向けてのアドバイスなどを共有しました。来年度の部会員の学会参加に期待です!
(M2・大谷)
第6回 定例会
今月は、環境省が策定している保護増殖事業の対象種について勉強会を行いました。それぞれの動物種の生態や事業計画を理解し、生息域内保全と域外保全の取り組みの違いを改めて学びました。また、実際の保全活動において、動物園と外部機関がどのように協力していくかを考えました。
(M1・鈴木ゆ)
第7回 定例会
今月は年度内最後の定例会ということで、1年間の振り返りと幹部の引継ぎ、次年度の案内を行いました。コロナも落ち着いてきたので、学生部会もより活発に活動していきたいと思います。
(M1・野間)
学生部会 設立集会
学生部会幹事会メンバーより,学生部会立ち上げの経緯と、今年度の活動内容に関する説明会を実施しました。 同時に、定期的な勉強会への参加者募集を開始しました。どんな学生が集まるのか(そもそも何人集まるのか?)、楽しみです。
(D3・星野)
第1回 定例会
日本動物園水族館協会のHPにて公開されている適正施設ガイドラインを教材として、博士・修士課程の学生が、それぞれ動物種を選び発表しました。発表後のセッションは、各々の経験や知識が飛び交う充実した内容となりました。
(M2・金谷)
日本動物園水族館協会がHPで公開している適正施設ガイドラインの内容を、今回は3・4年生がまとめ、発表しました。動物の生態に関する疑問や、分類に関する知識を取り上げた発表もあり、勉強になりました。来月はゾウ!!
(M2・榎屋)
第3回 定例会
ゾウをテーマに勉強会を行いました。今月は”行動”と”栄養”の2グループが、文献調査をし発表しました。生態や環境エンリッチメントについて、アジアゾウとアフリカゾウの消化器官の特徴などが扱われていました。来月も引き続きゾウをテーマに、”遺伝”と”繁殖”のグループが発表してくれます。
(M2・榎屋)
第4回 定例会
前回に引き続き、ゾウについて”繁殖”と”遺伝”の2グループが文献調査報告を行いました。繁殖の基礎的知識から現在の課題、遺伝的多様性や種分類の研究など、多岐にわたる内容でした。全4グループの発表を終え、1種の動物を多方面から学び視野を広げることが出来ました。
(M2・金谷)
動物の行動と管理学会
学生部会のメンバーを含むZRC所属の学生3名が、動物の行動と管理学会2021年度研究発表会にて、口頭発表を行いました。また、星野智の演題「樹葉サイレージの発酵特性と動物園動物に対する嗜好性」が、優秀発表賞を受賞しました。これを機に、学生部会の活動がより一層盛り上がればと思います。
(D3・星野)
第5回 定例会
WAZAの保全戦略の輪読会を行いました。内容は直接的な保全の取り組みに加え、保全文化の醸成や保護区の支援、動物園研究のありかたなど多岐に渡りました。多様な動物を将来に残していくために、動物園が本当に色々なことに取り組む必要があると改めて感じました。
(M2・田原)
第6回 定例会
前回に引き続き、WAZA保全戦略の輪読会を行いました。保全を社会に広めるために園館が行うべき教育・普及活動や域内保全だけでなく、域外保全活動さらには環境保全における園館の重要性について実例を挙げながら紹介されました。実際に日本の動物園で行われている取り組みを共有できる良い機会となりました。
(M1・鈴木)
第7回 定例会
今年度最後の定例会では、1年の活動の振り返りと、幹部の引継ぎを行いました。設立1年目でしたが、充実した活動ができたと思います。4月からは新体制で頑張っていきます。
(M2・榎屋)