リバティータワー7階
リバティータワー8階
リバティータワー23階
(1)オープニングセッション
まちづくりの哲学
10/7(土) 13:00〜15:00 @リバティタワー8F(中教室1083)
2011年、代官山ステキな街づくり協議会で「まちづくりの哲学〜場所・幸福・関係性」と題した連続セミナーで初対談し、その後2016年に共著で『まちづくりの哲学 -都市計画が語らなかった「場所」と「世界」-』を上梓。その後も2人はまちに関する対話を続けておられ、今回のオープニングセッションでは、現代においてリアルなまちが何故重要なのか、まちづくりを進めることの意味は何かなど根底にある哲学について語り合っていただきます。
宮台 真司
社会学者。東京都立大学教授。権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの幅広い分野で多くの著作を持ち、独自の映画批評でも注目を集める 。
蓑原 敬
都市プランナー。蓑原計画事務所所長。建設省及び自治体で住宅・建築行政に従事、海外の大学院で都市計画を学ぶなど、多くの国際経験を経る。広範な分野でのコンサルタント業務に従事。著書多数。
(2)各セッション
1.これからのプランナー像と職能
10/7(土) 15:30〜17:30
@8F (小教室1083)
<登壇者>
中西正彦(JSURP/横浜市立大学)
高鍋剛(JSURP/都市環境研究所)
ほか
<概要>
JSURPではこれからのプランとプランナーのあり方について継続的に議論を進めている。このセッションではこれまでの論点を紹介し、多様なプランナー像と役割について会場と意見交換する。
2.本の街・神保町のまちづくり協議の進め方
10/8(日) 15:30〜17:30
@7F(中教室1073)
<登壇者>
印出井一美(千代田区)
田村誠邦(アークブレイン)
中島伸(東京都市大学)
地元古書店関係者
ほか
<概要>
開発圧力が高い都心部に今なお中小の古書店が集積する本の街・神保町。街並みの連続性の観点から、駐車場附置義務の緩和等も議論されてきた。コロナ禍を経た今後のまちづくりについて語り合う。
3.本郷のキオクを語り聞く会2023
10/8(日) 10:00〜12:00
@7F(中教室1073)
<登壇者>
三文字昌也(JSURP/東京大学)
谷口雅彦(JSURP/都市環境研究所)ほか
<概要>
東京文化資源会議のプロジェクトチームとして開催してきた。今年はマンション開発が進む大横丁通りをテーマに、現地とつなぎ、過去の街の記憶を掘り起こし記録するトークイベントを開催する。
4.街×はたらく×オフィス in神保町
10/8(日)13:00〜15:00
@8F (小教室1084)
<登壇者>
佐藤渉(DE-SIGN/ディー・サイン)
<概要>
神保町の街をひとつのオフィスととらえ、はたらくために必要な場所やツールを再考し、これからのワークスタイルとまちづくりの未来について考えるワークショップを開催します。
5.これからのスポーツ施設と災害対応の担い手
10/8(日)13:00〜15:00
@8F (中教室1083)
<登壇者>
谷田部然輝(川崎フロンターレ)・加藤孝明(JSURP/東京大学)・双川華子(川崎市防災まちづくり推進課)・高鍋剛(JSURP/都市環境研究所)・山本俊哉(JSURP/明治大学)・篠原唯(川崎フロンターレ)
<概要>
最近、公的未利用地を有効活用したスポーツ施設が増えており、避難場所など新たな防災資源としても期待されている。川崎フロンターレを事例に、これからの災害対応の担い手について語り合う。
6.スケボー文化がつくる楽しいを共有する場 まちビト・トーク#13
10/7(土) 15:30〜17:30
@8F(小教室1084)
<登壇者>
北島宗和(Chees代表/スケートボーダー)
山崎嵩拓(JSURP/東京大学)
右田萌(JSURP/シティラボ東京/SharedVision)
和田早苗(JSURP/アルメック)
<概要>
「まちビト・トーク」13回目はスケートボーダーの北島宗和氏をゲストに、その自己流の活動がまちに与えた影響を掘り下げながら、スケボー文化がつくるインクルーシブな場づくりの秘密に迫る。
7.三陸セッション
復興事業をリノベする
復興事業をリノベする
10/8(日)10:00〜12:00
@8F (小教室1076)
<登壇者>
及川一輝(JSURP/邑計画事務所)
刈谷智大(街づくりまんぼう)
小泉瑛一(JSURP/about your city)
臂徹(JSURP/キャッセン大船渡)
三浦友幸(JSURP/プロジェクトリアス)
<概要>
東日本大震災の復興過程で作られた様々な施設やシステムが、発災から12年経過し「リノベ」されている事例がある。それら事例を踏まえ、復興・地域の特性を考えると共に三陸の今を発信する。
8.地域デザインフォーラム 地域資源を巡る旅
10/7(土) 15:30〜17:30
@7F(中教室1073)
<登壇者>
西川亮(立教大学)
小林真幸(KRC)
海野芳幸(JSURP/地域まちづくり研究所)
小市浩伸(JSURP/EX都市研究所)
石川岳男(JSURP/計量計画研究所)
<概要>
松本城から望む常念岳、沼津の伊豆石文化、川越蔵のまち、アートによる向島の新しいコミュニティ。魅力ある文化の背景を展望しつつ、地域資源を活用した新しいデザインについて議論する。
9.農的活動の新展開と市民緑農地の可能性
10/8(日)10:00〜12:00
@7F (中教室1074)
<登壇者>
柳沢厚・佐藤啓二・小谷俊哉(JSURP生産緑地研究会)
金田康孝(グッドラック)
小川剛(寺島・玉ノ井まちづくり協議会)
氏家 健太郎(日野市役所)
広岡裕児(ジャーナリスト)
<概要>
都市における農への関心の高まりと多様化するオープンスペースの農的活用事例を報告し、「農地」「公園緑地」と並ぶ第三のオープンスペース概念「市民緑農地」の制度化の可能性を議論する。
10-①.多様な災害からの「逃げ地図」展
10/7(土)15:30〜17:30、10/8(日)10:00~17:30
@7F (小教室1075)
<登壇者>
金玟淑(JSURP/日本ミクニヤ)
坂井遼(JSURP/マヌ都市建築研究所)
森脇環帆(草苑保育専門学校)
矢口哲也(JSURP/早稲田大学)
ほか
<概要>
津波や洪水、火災など多様な災害に備えた「逃げ地図」づくりが全国各地に広がっている。今年つくられた「逃げ地図」や説明パネルを展示し、それを活用した避難訓練イベントの動画を上映する。
10-②.「逃げ地図」づくり体験ワークショップ
10/8(日) 10:30〜11:30、13:30〜14:30
@7F (小教室1075)
<登壇者>
神戸美菜・木村直樹・栗原由茉 ・後藤洋輝・砂原芽生(JSURP/明治大学)
<概要>
ハザードマップを下敷きにして、高齢者の歩行速度を基準に避難目標地点からの避難時間を色鉛筆で3分ごとに色分けする「逃げ地図」づくり。逃げロール(革紐)を片手に体験してみませんか?
10-③.「これからの逃げ地図」アイデアワークショップ
10/7(土)16:00〜17:30
@7F (小教室1075)
<登壇者>
井上雅子(JSURP/SECOM)・小松原康弘(JSURP/SECOM)
<概要>
様々な拡がりを見せている「逃げ地図」の今後の活用について、アイデアWSを実施します!未来にどんな取り組みができそうか、一緒に考えてみましょう。来場者によるシール投票も行います!
11.日中韓交流若手セッション:リターンズ
10/8(日) 15:30〜17:30
@8F(小教室1084)
<登壇者>
裴宇翔(㈱都市環境研究所)
佐藤栄太(都市環境研究所)
イムヒョン(JSURP/東京都市大学)
成雨濛(JSURP/千葉大学大学院)
<概要>
これからのまちづくりの「担い手」とは?中国上海市·韓国モッポ市のまちづくり事例に関わる計画者とまちの住民·利用者それぞれへのヒアリング結果から、各国のプレイヤー像について議論する。
12.開発圧力の猛威に抗する歴史文化まちづくり
10/8(日) 13:00〜15:00
@7F(中教室1073)
<登壇者>
田村誠邦(神保町・アークブレイン)
椎原晶子(谷中・國學院大學)
ほか
<概要>
歴史的・文化的な街並みを根こそぎにする開発圧力に抗いながら、いかに歴史文化資源を保全活用するまちづくりを進められるのか。東京都区部各地区の苦悩と奮闘の中からその道すじを見出したい。
13.空家活用による居住支援型コミュニティ形成
10/8(日)15:30〜17:30
@7F (中教室1074)
<登壇者>
横田能洋(茨城NPOセンターコモンズ)
藤井さやか(筑波大学)
山中資久(JANPIA)
佐谷和江(JSURP理事)
ほか
<概要>
外国人支援を含めた「空き家を活用した居住支援型の復興・コミュニティづくり」をテーマとして、課題の共有化を図るとともに、課題への対応のあり方について考える。
14.これからのまちづくり研究会総括セッション
10/8(日) 13:00〜15:00
@7F(小教室1074)
<登壇者>
蓑原 敬(都市プランナー)
丸山 宏司(国土交通省)
大須賀 芳雄(奈良県)
高倉 明子(長野県)
ほか
<概要>
過去の公開研究会(奈良県十津川村の村づくり、長野県における都市計画・まちづくり)を踏まえ、改めて問題意識を共有し、市町村のまちづくりのあり方について意見交換。
15.街の賑わい生んでみた〜場づくりから賑わい
10/8(日) 13:00〜15:00
@7F(小教室1076)
<登壇者>
片岡学飛・内藤颯人・藤巻胡桃・小泉有加・早舩睦美・遠藤秀(明治大学建築学科)
<概要>
ワクワクを求めて始まった、千葉県館山駅前のビルと広場を使った居場所と賑わいづくりの活動。地域と一緒に楽しみながら活動している報告と活気あふれる場づくりのあり方を共に探る。
16.日本都市計画家協会賞受賞団体プレゼンテーション
10/7(土)15:30〜17:30
@7F(中教室1074)
<登壇者>
NORTH ReDESIGN (北海道幕別町)・地元の建築家と朝日小学校の子どもたち (静岡県下田市)・まちづくり鹿嶋(茨城県鹿嶋市)・テダソチマ (福島県須賀川市)・気仙沼風待ち復興検討会 (宮城県気仙沼市)・イツノマ(宮崎県都農町)・ナゴノダナバンク (名古屋市西区)・茨城NPOセンターコモンズ(茨城県常総市)
<概要>
第15回日本都市計画家協会賞各支部賞(北海道、静岡)、優秀まちづくり賞の受賞8団体がプレゼンテーションを行い、5名の審査委員会の審査により、大賞を選考する。(大賞の発表は懇親会場で行う)
17.まち工場(こうば)からイノベーション
10/8(日) 13:00〜15:00
@8F(小教室1071)
<登壇者>
山本章子(おおたクリエイティブタウンセンター)
淺野 義弘(京島共同凸工所)
渡会清治(JSURP/アールトゥ計画事務所)
千葉葉子(JSURP/ウォーク・ドント・ラン)
久保 亨(JSURP/モノマチラボ)
伊藤清武(都市産業研究所)
<概要>
2009年の川崎から全まちの工業地域を歩き、産業と都市の実態を把握してきた。その経験を活かし、まち工場をイノベーションの原点と位置づけ、新たなコミュニティとものづくりの関係を探る。
18.女性とまちづくり研究会 オフ会!
10/8(日) 10:00〜12:00
@8F(小教室1084)
<概要>
本研究会は2021年11月に発足し、女性の参加のしやすさを踏まえ、これまで8回オンラインで開催した。全まち会議を好機と捉え、初めて対面での交流会を開催し、つながりを強化する。
19.住み続けられるまちづくりに銭湯は必要か?
10/8(日)15:30〜17:30
@7F (小教室1071)
<登壇者>
大久保勝仁(JSURP/電気湯)
三文字昌也(流動商店)
松尾卓磨(立命館大学)ほか
<概要>
浴室保有率が96%を超え、公衆衛生に資するための施設であった銭湯に求められる役割は変わりつつある。公共の生活空間として「誰もが住み続けられるまち」の中で果たすべき銭湯の役割は何か。
20.これからの「逃げ地図」づくりの担い手
10/8(日)15:30〜17:30
@8F(中教室1083)
<登壇者>
石田真実(かながわ311ネットワーク)
中村レイ(尾鷲市三木里地区会)
羽鳥達也(日建設計)
丸木崇秀(JSURP/損保ジャパン)
山本俊哉(JSURP/明治大学)
ほか
<概要>
多様な災害からの「逃げ地図」づくりについて、全国各地の実践事例のリレートークの後、アイデアWSの成果を報告し、学校や企業等、これからの「逃げ地図」づくりの担い手について語り合う。
21.MU STREET PARK
10/7(土)15:30〜16:30 @7F(小教室1076)、10/8(日) 11:00〜16:00 @アカデミーコモン前広場
<登壇者>
宮原志帆・イジェウン・久我匠・花積優喜(明治大学)
大学のセミパブリック空間を活用した学生主体のエリアマネジメント活動として、音楽を通じた大学・地域の一体性を目指している。7日のセッションで紹介、8日は実際の活動を見ることができる。
(3)クロージングセッション
18:00〜18:30 @8F(中教室1083)
(4)エクスカーション(まち歩き)
古地図を重ねて歩く神田駿河台界隈
全まち会場の神田駿河台界隈は近年、街並みの変貌が著しいが、幕末の武家地をベースに、市区改正事業や帝都復興区画整理事業を経て、現在の街の骨格がつくられた。地元ゆかりの案内人の解説を聞き、古地図を重ねて読み解きながら歴史を辿る。
日時:10月8日(日)10:00〜12:00 荒天中止
集合場所:ホテルマイステイズ御茶ノ水2階会議室(千代田区神田淡路町2-10-6)
(5)第15回日本都市計画家協会賞日本まちづくり大賞表彰式・懇親会
日時:2023年10月7日(土)18:00〜20:00
会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー23階ホール
参加費:4000円