2025/12/18(木)
日経
2025/12/08(月)
米国にカツアゲされても何も言えない日本だ。 同盟国からお金を巻き上げる。子分に上納金を出させる。暴力団組織だ。日本は組織の下っ端だ。
日韓との関税合意で得た7,500億ドル(約116兆円)で、まず原発建設
出典:AFP
今年の関税交渉で韓国と日本から数千億ドルの投資を得た米国が、まずその投資金の一部で原子力発電所を建設する予定だ。米国のドナルド・トランプ大統領は事実上、韓国と日本を念頭に置き、同盟国が米国を搾取したと主張した。
米国のハワード・ラトニック商務長官は現地時間2日、ワシントンD.C.のホワイトハウスで開かれた閣僚会議で他の閣僚らとともに第2期トランプ政権の業績を誇示した。彼は韓国と日本が「米国内の大統領指定地に建設するために、7,500億ドル(約116兆6,829億3,750万円)の現金を提案した」とし、「我々は原子力から着手する」と述べた。
ラトニック氏は「米国には電力発電のための原子力施設が必要だ。したがって、我々は韓国と日本が投資した数千億ドルを通じてそれを建設する」と説明。さらに「彼らが我々に資金を提供するということだ」とし、「我々がここに建設し、キャッシュフローは50対50で分配する」と付け加えた。
この日ラトニック氏が言及した7,500億ドル(約116兆6,829億3,750万円)は、韓国が約束した3,500億ドル(約54兆4,520億3,750万円)の対米投資額のうち、造船業分野を除いた2,000億ドル(約31兆1,154億5,000万円)と、日本との合意による5,500億ドル(約85兆5,674億8,750万円)を合わせた数字とみられる。
先に米国は日本と締結した投資覚書(MOU)で、具体的なプロジェクトとして大型原子力発電所と小型モジュール炉(SMR)の建設を明記していた。米韓両国が締結した対米投資関連のMOUによると、対米投資総額3,500億ドル(約54兆4,520億3,750万円)は2,000億ドル(約31兆1,154億5,000万円)の現金投資と、韓国企業の直接投資(FDI)、保証、船舶金融などを含む1,500億ドル(約23兆3,365億8,750万円)の造船協力投資で構成されている。投資収益の配分は元利金返済前までは韓国と米国が5対5の割合で配分するが、元利金返済以降はこの割合が1(韓国)対9(米国)に変更される。
この日、ラトニック氏は韓国の造船業投資について「米国で1,500億ドル(約23兆円)規模の船舶を建造する」とし、「これは(造船業の)仕組みを変える」と述べた。
同日、閣僚会議を主宰したトランプ氏は間接的に韓国と日本を非難した。彼は「名前は挙げない。日本には言及しないし、韓国を言及するのも拒否する」と述べた。トランプ氏は「名前は挙げないが、彼らは誰も経験したことがないレベルで我々から搾取した」と主張。同時に同盟国を含む多くの国々が「皆さんの国をひどく利用したが、今我々は押し寄せる関税により膨大な金を稼いでいる」と述べた
2025/09/26(金)
80兆円
韓国は50兆円の米国への支払いを止めようとしている。対米追従でないのだ。
日本人が愚かなのだろうが、日本が貧乏になったのは、米国追従してきたからだと、気づきなよ。
2025/09/18(木)
大前研一は凄いな。80兆円の一部を自動車産業に補填の方が正しかったと思う。
日本にはバラマキしかできないお粗末政治家ばかりだ。
大前研一ブログから
対米「80兆円スキーム」の正体──関税10ポイントの買い取りか
政府は対米関税25%を15%に緩める見返りに、日本側が総額約80兆円を拠出する枠組みを進めています。問題は①資金の使途が米国内防衛以外や海外案件(中東など)に流用されうるのか、②トランプ政権任期内に使い切れない場合の残額の扱い、③軍事目的への転用可否が不透明なことです。これほど規模の大きい支出に基本条項の歯止めがないのは財政・外交の両面で危険です。仮に自動車関税が争点なら、国内の被害業種に直接補填するほうが効率が高いという選択肢もあります。国会と世論は「不平等か否か」の抽象論ではなく、条文ベースの使途制限・監督主体・未執行額の処理・第三者検証を詰めるべきです。総裁候補はこの枠組みを是正・再交渉できるかを明言する責任があります。
東京新聞の記事は、この記事の下
2025/07/25(金)第一生命による解説
「80 兆円の対米投資」とは何なのか?
~現時点の情報を踏まえた Q&A~
第一生命経済研究所 経済調査部
主席エコノミスト 星野 卓也(TEL:050-5474-7497)
23 日に急転直下で日米の関税合意がなされた。その決め手となったとみられるのが、日本による 80
兆円(5,500 億ドル)の対米投資だ。これをもとに、日本側が従来は難しいとみられていた自動車関税
の引き下げを勝ち取り、市場はこれを好感している。
ただ、この「80 兆円の対米投資」が具体的に何を指すのか、ホワイトハウスのファクトシートでも
明示されているわけではなく、実はよくわかっていない。合意後のアメリカ側と日本側の説明にも食
い違いがみられ、そもそも具体的な内容でどこまで折り合っているのかも不明である。現時点の情報
から内容に関する事実関係と筆者のイメージ、想定される影響をQ&A形式でまとめてみた。
Q: 「80 兆円の対米投資」とは何か?
A: 2025 年 7 月 23 日に日米間で合意された、総額 5,500 億ドル(約 80 兆円)規模の対米投資支援枠組
みである。関税引き下げ(自動車・相互関税ともに 15%)の見返りとして、日本が JBIC(国際協力銀
行)や NEXI(日本貿易保険)を通じて日本企業の対米投資を支援するものである。
Q: 投資対象分野は何か?
A: 半導体、医薬品、鉄鋼、造船、重要鉱物、航空、エネルギー、自動車、AI・量子等の経済安全保障
上重要な分野である。目的は「日米が共に利益を得られる強靱なサプライチェーンの構築」とされて
いる。
Q: 「80 兆円」は何の金額を指すのか?
A: 日本側の説明をもとにすると、80 兆円は融資や出資、保証の形となる。融資は企業に対して行われ、
その企業が投資することになるので、政府が直接 80 兆円すべて投資(出資)するわけではなさそうだ。
Q. 政府はどう資金を調達するのか?
A: JBIC や NEXI を通したもの、という点を踏まえると、財政投融資の活用が考えられる。財政投融資
とは、国が調達した資金を政策金融機関などを通じて融資、投資する仕組みを指す。
財政投融資の枠組みなら財投債(国債)を発行するのが通常。今年の秋の補正予算や来年度予算で
制度の具体化がなされるとみられ、国債発行額の増加につながる可能性がある。
Q: 日本の財政赤字が悪化する?
A: 財投債は政府の財政赤字には計上されないため、財政赤字は増えない。国の一般会計とは別枠であ
るほか、財投債は SNA(国民経済計算)上で一般政府債務に分類されず、公的企業の債務としてカウン
トされる。よって、国の一般会計や財政目標である SNA 基準の「国と地方のプライマリーバランスや
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本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずる
に足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。
また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
Economic Trends / マクロ経済分析レポート
財政収支」にも影響は及ばない。
ただ、国債発行がなされることは事実。また、「政府」と「公的企業」が別勘定であるといっても、
実際に融資を担当する公的企業が財政投融資を通じて大きな損失を被った場合には、最終的に政府に
よる補填が行われる状況も想定される。そうした意味では、帳簿上は「公的企業」の債務となってい
ても、実質的には政府がその債務を保証しているという見方も可能だ。
Q: 債券市場(国債)への影響は?
A: 財投債発行なら生じる。国債発行であることは変わらないので、市場では需給の緩和が意識されそ
うだ(足元の金利上昇もそれを一部意識しているのかもしれない)。今後、内容に関する報道が具体
化していく中で、債券市場が反応する可能性があろう。ただ、財投債発行の場合でも「80 兆円」すべ
てがその対象ではないとみられるほか、ファクトシートでも投資の期間は指定されておらず、金額は
分散される。一度に極端な増加にはならない(ように設計する)とみられる。
Q: 「利益の 90%がアメリカに帰属」とはどういう意味か?
A: 基本的にはトランプ大統領のレトリックと考えられる。利益は必ずしも企業会計上の「利益」を指
しているわけではなく、雇用創出や税収などの経済波及効果もイメージされているのではないか。
敢えて「9割アメリカ帰属」を具体化するならば、利益の「米国内での再投資」を求める形とする
こと。利益の配分のうち、配当(日本国内に還流)を 1 割、再投資(アメリカ国内に還流)9 割という
イメージなのかもしれない。ただ、企業の利益分配を制度で強制するのは現実的ではなさそうである。
Q: アメリカ側は投資先をアメリカが決める、といった言いぶりだが・・・
A: ラトニック商務長官はブルームバーグテレビのインタビューで半導体工場の例を挙げ、アメリカが
希望した投資先について、日本側がエクイティやローンでファイナンスしなければならない、といっ
た旨の発言を行っている。普通に考えれば、プロジェクトの投資先までアメリカ側が決める、という
のは無茶苦茶である。
しかし、ベッセント財務長官は「日本が合意条件を遵守しなければ関税は再び引き上げられるだろ
う」と発言、アメリカ側は関税の再引き上げの選択肢も残している。関税再引き上げを盾にアメリカ
の指定するプロジェクトへの投資を日本政府や企業に求める、といった展開は十分考えられそうであ
る。
2025/09/12(金)東京新聞
日米合意が「令和の不平等条約」にしか見えない理由は…専門家たちの指摘と政府の主張の間にこれだけの落差
合意に至った日米関税交渉について、政府は成果のアピールに躍起だ。石破茂首相は退陣決断のタイミングとして「(交渉に)一つの区切りが付いた」ことを挙げた。ところが合意の中身は「区切り」と胸を張れるほどすっきりしていない。日本が約束した5500億ドル(約81兆円)の対米投資がその代表例。結局、米国に都合のいい話をのまされたのではないか。(福岡範行、森本智之)
◆「ひと言」で10分間話した高揚感
9日の閣議後の記者会見で、赤沢亮正経済再生担当相は冗舌だった。担当した日米関税交渉を振り返っての所感を問われた場面だ。
9月7日、退陣を表明する石破茂首相の記者会見を見守る赤沢亮正経済再生相=佐藤哲紀撮影
「関税よりも投資ですよ、と一貫して最後まで米国を押し切った。米国が求める(日本側の)関税を下げることに、世界でおそらく、わが国だけが応えなかった」と自画自賛した。
序盤で「ひと言だけ申し上げれば」と口にしつつ、答えに約10分間費やした。
◆「交渉のやり方を頭に入れろ」と皮肉
このやりとりは、トランプ米大統領が4日、交渉の合意内容に基づく大統領令に署名したことをふまえている。日本から輸入する自動車への関税を27.5%から15%に引き下げるなどとされ、日本経済へのダメージが一定程度、緩和された。同時に両国は、日本が米国に5500億ドルを投資する覚書に署名。合意内容の共同声明も発表した。
この日、赤沢氏は米ワシントンで記者団に、対米投資について「日本にもメリットがある形で、サプライチェーン(供給網)を米国内に作り上げようという話」だと説明した。
9月9日、アメリカの関税措置に関する総合対策本部の会合で発言する石破茂首相。右は赤沢亮正経済再生相=佐藤哲紀撮影
共同文書作成は不要との方針だったのではと問われると「皆さまにも交渉のやり方を頭に入れておいてもらえば理解しやすいと思いますが」と皮肉を込め「米側が文書を熱心に求めてきた。だったら大統領令を出してくださいと交渉した」と主張した。
◆「干された窓際族が急に取締役に」
どこか上から目線で高揚感が漂う赤沢氏。10年近く前から取材する政治記者は「石破氏の側近なので、党内で干されていた。会社で言えば、窓際から急に取締役になり、命運を左右する交渉を任された」と背景を語る。石破氏と同じ鳥取県選出の衆院議員で7期目。国土交通省出身で政策にも明るいが、力を発揮する機会には恵まれなかった。
4月16日、アメリカのトランプ大統領(右)を訪問した赤沢亮正経済再生相=内閣官房のホームページより
赤沢氏はワシントンで記者団に「この場の話はあなたたちにも、日本国民の皆さんにも聞かれるが、交渉相手(の米国)に話しているというのが一番大きい」とも語った。国民への説明責任は後回しなのか。
◆アメリカの関税引き上げリスクは続く
第1次トランプ政権との日米貿易協定交渉に当たった関西学院大の渋谷和久教授(国際政策)は「次に会うまで(交渉の)方向が維持できるか分からない相手だから、仕方がない」と同情的だ。
ただ、訪米が10回にも上った一方で、交渉過程が国民には見えづらく、交流サイト(SNS)では「マイル稼ぎ」などと揶揄(やゆ)された。渋谷氏は「日本向けの説明資料は合意直後に出すと良かったのではないか」と説明の改善も促した。
法政大の白鳥浩教授(現代政治分析)は、関税問題について「全く終わった形になっていない」と指摘する。米国から再び引き上げを迫られるリスクも残る。
◆「政権継続するつもりで詰めていない」
石破氏が7日、辞意表明の理由に関税交渉の「区切り」を挙げたことも、「後付けですよ。(自民党総裁から)引きずり降ろされることは見えていた」と手厳しい。むしろ、参院選の敗北後、「政権継続の理由を探し、トランプ関税が存在意義になった。政権の命脈を保つために利用してきたところもある」とみる。
米大統領が投資先を選定すると明記した日米間の覚書
白鳥氏は、対米投資を巡る懸念も語った。「政権を継続するつもりだったから詰めていないところもある。これから悪影響が出てくるのではないか」
日米間の合意自体は7月下旬だった。そのころ、トランプ氏はSNSに「日本は私の指示のもと、米国に5500億ドルを投資し、その利益の90%を米国が受け取るだろう」と投稿。ラトニック米商務長官もインタビューで「トランプ大統領が建設したいものに何でも日本が資金提供する」などと述べた。
◆実態は「アメリカの説明に近い」?
一方、日本政府は、5500億ドルはあくまでも国際協力銀行(JBIC)など政府系金融機関による出資、融資、融資保証の上限枠で、実際に投資するかどうかは、日本の企業が利益にかなうかどうかを基に判断するとしてきた。
「こちら特報部」が当時、日米の説明の温度差について経済産業省の担当者に尋ねると「海外要人の発言を真に受けて理解するのは良くない。われわれの説明が一番正しい」と回答した。
ところが、今回、対米投資についての覚書が公表されると「日本よりも米国の説明に近い」との指摘が吹き荒れている。
◆「事業に日本企業が関わる保証なし」
野村総合研究所の木内登英(たかひで)氏は「覚書は日本政府が説明してきた内容にはとても読めない。米国主導、米国優位の枠組みの性格が強く、『令和の不平等条約』といってもいい」と断じる。
木内登英氏(資料写真)
問題の第一は「投資の主導権が米国にあること」。覚書によると、投資先は米大統領が投資委員会の推薦に基づいて選ぶ。投資委員会は商務長官をトップに米国側のみで構成される。日本は投資委員会が推薦前に審議する協議委員会に参加できるにすぎない。日本が資金提供をしない場合、米国は関税を再び引き上げられるという規定もある。
覚書とともに公表された大統領令では「投資は米国政府によって選定されるが、数十万人の米国雇用を創出し、国内製造業を拡大し、何世代にもわたって米国の繁栄を確保する」と明記された。覚書でも投資対象は「さまざまな分野」とされ、事業に必ず日本企業がかかわるとは明記されていない。
◆上がった利益がアメリカに流れる
木内氏は「米国の狙いは国内製造業の再生にある。投資も米国の都合の良いように行われる可能性がある」とみる。
9月7日、記者会見で退陣の意向を表明する石破茂首相=佐藤哲紀撮影
二つ目の問題は「投資利益の配分」。先行きの利益をみなしで推定した上で、出資金などを米国が返済するまでは日米で半分ずつ分け、完済後に利益が出た場合は米国が9割、日本が1割を取る。木内氏は「日本の政府系金融機関の支援を受けて日本企業が投資するはずの枠組みなのに、そこで上がった利益がなぜ米国に流れるのか」と批判する。
「みなし配当」というイレギュラーな仕組みにしたのは、トランプ氏の任期中に米国が利益を得るようにするためとみられる。実際、対米投資の実施期間はトランプ氏の任期が終わる2029年までだ。
◆結局「トランプ氏の政治的アピール」?
木内氏は「覚書は、口約束の合意内容を明確化し、日本側に責任を果たさせようと米国側が主導して作成された。だが、まだあいまいな部分が多く、日米それぞれ違う説明ができる状況になっている」と述べる。
6月5日、ラトニック米国商務長官(左)と会談した赤沢亮正経済再生相=内閣官房のホームページより
第一生命経済研究所の熊野英生氏も「今回の覚書は政治的な産物だ。経済の話なのに、投資が成功するかどうかといった点は全く論じられていない。投資に失敗はつき物だが、損失が出た場合の対応も書いてない」と危ぶむ。
熊野氏は「米国が投資先を選別するといった話が中心で、来年の中間選挙をにらんでトランプ氏の政治的アピールとしてできた支持者への約束だろう」との見方を示した上で、こう指摘した。「自動車などの関税の問題は大統領令で一段落したが、5500億ドルの投資はここから始まる。覚書の内容は不透明で、やってみなければわからない」
◆デスクメモ
政府系金融機関は国の政策実現を目的に、営利重視の民間金融機関では対応が難しい領域を受け持つ。だとすると対米投資でもリスクの高い大型案件をつかまされないか。日本がどこまで拒否できるのか。覚書には不透明な点が多い。石破政権と違い、この問題は終幕を迎えていない。(北)
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日本が先月、米国との関税交渉で合意した5,500億ドル(約81兆1,501億円)規模の対米投資について、文書化する方針であることが明らかになった。25日(現地時間)、民放テレビ局のニュースネットワーク「JNN」によれば、赤沢亮正経済再生相は今週米国を訪問し、対米投資の文書化について協議する予定だという。
政府は先月、米国との貿易合意において、相互関税を15%に引き下げる代わりに、5,500億ドルの対米投資を約束した。これまで、政府は米国との貿易合意文書の作成に消極的であった。しかし、対米投資を巡る日米間の認識の相違が浮上し、野党も文書化しなければ両国の解釈に齟齬が生じる可能性があると指摘していた。
米国のドナルド・トランプ大統領は、日本の対米投資について「我々の望む通りに使える我々の金だ」と述べ、日本が米国の指示に従い、米国の基幹産業の再建および拡大に投資すると主張した。ハワード・ラトニック米商務長官も「投資利益の90%は米国民が得て、10%は日本が得る」と発言した。
一方、赤沢経済再生相は「対米投資の5,500億ドルは全て現金ではなく、融資・保証・出資を含む」と説明し、さらに「出資は全体の1~2%程度で、その配当は出資分に限られる」と付け加えた。日米合意直後にこうした認識の相違が表面化したため、日本側は対米投資の詳細を文書化し、見解の相違を解消しようとしている。
JNNによれば、米国側も日本に対米投資の文書化を求めているという。ラトニック長官は19日にCNBCとのインタビューで「(日本との)貿易合意の文書化には数週間かかるだろう」と述べた。