千葉県八千代市出身。12歳からコントラバスをはじめる。東京音楽大学 器楽専攻(コントラバス)卒業。同大音楽学課程修了。中学時代から作曲や編曲をはじめ、「第3回音楽大学オーケストラ・フェスティバル」(2012年)にて自作が採用され東京音楽大学の学生によって演奏されるなど積極的に活動。2014年には《天空の旅――吹奏楽のための譚詩――》で第25回朝日作曲賞受賞し2015年度全日本吹奏楽コンクールの課題として採用される。以降も特に吹奏楽分野で作編曲活動を続けている。
大学卒業後、音楽学に転向。東京音楽大学大学院 音楽教育専攻(音楽学研究領域)修士課程修了。同大大学院 音楽専攻(音楽学)博士後期課程修了。修了時に優秀賞を受賞。博士(音楽学)。専門は19世紀のドイツ・オーストリアの音楽、特にアントン・ブルックナーの交響曲の分析。ブルックナーに関する著作が高く評価されている。2024年 『ブルックナーのしおり』(音楽之友社)を上梓。
これまでにコントラバスを幕内弘司、永島義男、作曲を村田昌己、藤原豊、指揮を三原明人、尺八を柿堺香の各氏に師事。また作曲家 新垣隆氏の薫陶を受ける。
中学・高校の吹奏楽部やオーケストラ部の指導、アマチュア・オーケストラの演奏会の指揮やトレーナー等演奏指導のほか、演奏会用プログラムノートやCD解説の執筆、音楽雑誌への寄稿など、活動は多岐にわたる。
Internationale Bruckner–Gesellschaft(国際ブルックナー協会)会員
Bruckner Society of America(アメリカ・ブルックナー協会)会員
Anton Bruckner Institut Linz(リンツ・ブルックナー研究所)会員
日本音楽学会 会員