文系のための化学基礎勉強法
こんにちは、講師の井上です。
暑い日が続きますね。井上は家にエアコンが無いので毎日寝苦しい夜をすごしております。
あと、2週間程度の我慢でしょうか。早く秋が来てほしいですね。
そんなこんなで受験の天王山と言われる夏休みを塾生と過ごしておりますが、
その中で実施している「化学基礎講座」を今回はかいつまんでご紹介したいと思います。
文系の理科はコスパ最強
そう、文系生徒でも国公立志望の場合は理科基礎を受験することに。
この理科基礎 2科目で1科目扱いとなります。つまり、次の選択肢から2つ選ぶことになります。
「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」
多くの生徒は「化学基礎」と「生物基礎」を選ぶことが多いようです。
文系の生徒が毛嫌いする理科ですが、実はコスパがめっちゃいいんです。
短期間で80点も可能な科目です。先日、大西先生が生物を紹介してくれていますが今回は化学編ということで勉強方法を紹介します。
その1:ユーチューブでまとめ動画を見る
化学基礎も生物基礎も一通り1,2年生でやってるはず(汗)ですよね。
なので、1時間ほどでまとめてある動画を見てみましょう。
例えばこちら、youtu.be/eTwWAYRBhfs
この動画(再生時間36分)は、主に共テ直前用にざっと備忘録的にまとまってます。
これで、ざっくりと流れを見直します。
推奨は2回みること、
・1回目:概略把握、流れ、リマインド
・2回目:動画を停止しながら理解を目的
まずこれを見て、大枠を抑えます。
その2:覚えるべきものは覚える
共テはマークシートなので、覚えてるだけで選択肢を絞れることが多くあります。
覚え方は語呂を使ったり、友達と問題を出し合ったりして1時間を目途に覚えてしまいましょう。
・金属の炎色反応 (語呂で覚えましょう)
・同素体(SCOP)の種類と特徴
・イオン化傾向(語呂で覚えましょう)と各金属の空気、水、酸との反応
・酸・塩基の種類(強弱と価数)
・金属(鉄、銅、アルミ)の精錬方法、合金・メッキの種類
・洗剤、湿気防止、肥料に用いられる化学物質
その3:一問一答を実施する。
インプットした内容をアウトプットする時に記憶は定着するので1日2時間程度で、
・理論編は3日
・計算編は4日
1週間で終わるような薄め目の問題集がお勧めで、こちらに一般的なものを貼っておきます。
その4:共テ演習動画をみて解き方を理解する
その1~3が終われば、最後の仕上げは共テ問題の演習です。
共テは複合的な問が多く、単発の知識だけで解けないものもあるため、各単元の知識・理解をどのように使って問題を解くのか、このような動画で参考にしていきましょう。
これらおおよそ 1日2~3時間で1週間~10日で終えることが出来るので、これを共テまでに5周を目安にやってみると良いと思います。
周回数が増えて行けば、1周を5日程度で回せるようになるので、より効率が高まります。
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ということで、今回は文系の化学基礎勉強法でした。
受験の天王山夏休みも残りわずかですが、悔いを残さずやり切った夏にして秋を迎えられるといいですね。
特に現役生は夏の成果が秋から年末に掛けて大きく現れてくるので最後まで気を抜かず勉強進めていきましょう。
次回の更新は未定です。担当講師 高橋先生 お楽しみに!!!