大学の単位って?

こんにちは講師の井上です。まだまだ寒い日が続き、春が待ち遠しいですね。

そんな2月ですが新高3生にとっては高校生活も残り1年となりました。進路決定していくうえで大事な時期ですね。

さて、今回は、塾生に大学の単位について解説しましたので、その一端をご紹介したいと思います。

大学の勉強量&授業数ってどのくらいなのか気になるところですよね。

卒業に必要な単位数は124単位

まず、卒業に必要な単位数を見てみましょう。

124単位以上と定めらえています。学部、学科によって多少増える場合もあるようです。ちなみに私の場合も規定通り124単位でした。

では、単位とは一般的に、

90分の授業(以下1コマとする)を15回(半年)履修して、2単位となります。

→ つまり1年間 1コマ受けると2倍の4単位もらえます(もちろん試験にパスすることが前提ですが)

具体的に計算してみよう。

仮に1日に3コマ(高校でいうところの6時限)を月~金で一年間通して履修すると

なんと、60単位(4単位×3コマ×5日)になり、4年で履修すべき単位のおおよそ半分が取得出来てしまいます。驚きです。

計算上は2年でほぼ終わってしまいそうですね。

もちろん、3年、4年生しか取れない必須科目もあるので、週に2,3回は学校に行くことになると思います。


また、授業が稼働するのは年30週で+テスト期間を合わせると 32~33週となります。

高校生は夏休み、冬休み、春休みいれて少なくても40週は通学するので、年間を通して 20%も通学機会が少ない計算となります。

つまり大学生活は年間を通して、高校生活よりも 20%も少ないうえに、高校2年分のボリュームを4年間かけてすることになります。

だいぶゆるいですね。

4年間のうち 6割は 自分の時間

そんな大学生活ですが4年間の内 自分の時間が 6割と思っても良いです。

その時間、バイトをしても良いし、多くの選択科目を取得してよいし、資格の勉強もしても大丈夫です。短期の留学も可能ですね。

つまり、4年間どう過ごすかはあなたに「ゆだね」られています。

本来、成人でもある大学生は「勤労の義務」と「納税の義務」が憲法によって定められていますが、

社会から4年間は免除されている特別な期間でもあります。

「あなたは社会からもらったこの時間をどう過ごしますか?」

おしまい。おしまい