身近なところから勉強してみよう

こんにちは、講師の井上です。だんだんと寒くなってきましたね。そんな私はおこたを買ってしまいました。あれは、人間をダメにする装置ですね。もう、一歩も動けない。おこたから手の届く範囲にすべての必需品を置くようになってしまいました。。そんな最近の弓削での生活ですが、今日は普段の生活の中から、学びにつながるお話をしたいとおもいます。そのなかでも、今回は歴史のおはなし。

調べ物は「Google検索」から「Youtube検索へ」

もともと理系の私ですがコロナの在宅ワークをきっかけに「日本史」を学びなおしました。いや~ Youtubeの動画学習は偉大です。無料で超一流の講師からなんでもまなべる。。どんどん活用すべきツールですね。調べものするときもGoogle検索からYoutube検索を利用するようになったのもこのころから。昨年、歴史検定を受けて来たばかりの知識ほやほや情報です。

■ 普段の何気ない活動から周りに目を向けてみよう

さてさて、移住前のわたしは体形&体力維持のため、ときどき皇居ランに出没していました。そんな皇居ですが以前から気になっていた大きな銅像。2つあるんですね。ご存じでしょうか。1つは楠木正成、もう1つは?

はじめは江戸城があった場所なので江戸時代に関係する人物かと思っていました。実は違うんです。楠木正成もなになに!?、関ヶ原で家康軍についた武将だっけ?ぐらいないい加減な知識しかもっていませんでした~。。

実はこのお2人天皇家を守った人っていうこと。え?何それ?そうなの? そうなんです。考えてみれば、皇居は天皇陛下のお住まいがあるところですもんね。

楠木正成はあの南北朝時代に武士の政権「鎌倉幕府」から政権を取り戻そうと試みた後醍醐天皇に忠誠を誓った有名な武将。どこぞの尊氏とはちがって裏切らない。天皇家のために最後までたたかった人ということで皇居の守護神としてたたえられているのかもしれません。ということで一人目終了。

もう一人は、「和気清麻呂」。誰やねん。。

奈良時代までさかのぼります。あの有名な奈良の大仏をつくった聖武天皇の娘(女性で唯一 皇太子になった人)の彼氏と言えば、そうそう、あの道鏡さんどえす。この道鏡なかなかの悪い奴で皇族でもないのに次の天皇は俺だ! だって、宇佐(大分県)の八幡様からお告げがあったんだもん、とばかりに天皇の座を狙います。それを阻止したのがこの和気清麻呂さん、お告げがあったといわれる大分県は宇佐八幡宮(八幡宮のトップ)までえっちらとでかけていって、嘘だということを証明。「道鏡のでっち上げっす、、」彼の尽力もあって道鏡の力封印され、後ろ盾であった聖武天皇の娘(孝謙天皇、後に重祚して称徳天皇)が亡くなるとあっという間にを失ってしまいましたとさ、、、

※画像:千代田区観光協会

鎌倉後期に活躍した楠木正成氏

奈良~平安時代に活躍した和気清麻呂氏

■ 身近のところから探求してみよう

ということで、今回は歴史の話でしたが、身近なところからいろいろなことに疑問をもって、調べてみるのもありですね。「なんで空は青いんだろう」とか、「夕焼けはなんでおこるんだろう」とか、物理、化学、もしくは生物なんかの知識をフル活用して探求してみると面白いかも。もしかして総合的な探求って、実はみじかなところの「疑問」や「課題」から探るものなのかもしれませんね。

ということで、今日はおしまい。