共通テストまであと「79日」

こんにちは講師の井上です。

だいぶ朝晩は冷えるようになってきましたね。この頃になってくるとそろそろ意識しだす人もいるのではなでしょうか?

そう、あれです。今回で3回目の大学入学共通テスト。(共通テストとは、1月13日以降の土日での開催される大学入学希望を対象とした試験)

今年度の実施日は 1月14日(土)、15日(日)となります。毎年 天候が荒れたり、機器が故障したり、不正があったりと何かと話題の多い試験です。

それもそのはず、受験者数約50万人。あらゆる資格試験の中で最も受験者の多い試験ですね。そんな私も前身の大学入学センター試験の第1回目と第2回目を受けています。なぜ、2回も受けたかって? それは聞かないでください。(1浪(ひとなみ)ですから)

今年の塾生も7~8名は受験する予定です。今回はその練習風景をご紹介します。

過去問、模試をベースに練習、練習

 受験科目も多く、なかなか1つの教科の勉強に時間がとれません。そんな中で考え出されたのが、共テの問題を大問ごとにわけて短時間で練習していく作戦。おおよそ10分で大問1つが終わりますので10分練習、15分で復習というような感じで。意外と生徒の評判は良く、日ごろの成果を気軽に試せる点がうけている。

さらに、それらの結果を記録することにより、見える化を行っております。勉強の成果を実感してもらえるようにしています。(※ほかの生徒に共有はしておりません。。)

では、ちょっと試験の中身をのぞいてみましょう。

英語の長文の問題で、こんな問があります。(便宜上日本語で書いています)

次の選択肢の中で〇〇に関する 「事実」は どれでしょう。

  1. 参加時間はその日毎に計算しなければならない

  2. その日ごとの準備が非常に大切である

  3. 学生が地域との絆を作るに役に立つ

  4. 医療従事者の役に立つ


 長文も問もすべて本来は英語で書かれていますが、選択肢を読んだだけで実は答えがわかってしまいます(そういう問いもあります)。ということは英語の問題ではあるものの国語の問題だったりもします。正解は「1」ですが、ほかの「2~4」は事実ではなく、意見(書き手の主観)であるため、おのずと「1」となります。というような問題もやはり練習しておかないとなかなか本番ではおもいつかなかったり、時間を浪費してしまったりします。

 つまり受験は学力が大事なのはいうまでもありませんが、決められた時間内でいかに点をとるといったゲームでもあります。そのゲームの攻略には問題の傾向クセ、あとは情報も大事な要素となってきています。ある意味ずるがしこくなってほしい部分でもありますのでこの練習を通してぜひ、良い意味でずるがしこく成長してもらいたいと思っております。


頑張れ受験生!

最後に

勉強の成果はなかなか目に見えないものですし、時間もかなります。そんな中でも練習の見える化、進捗の見える化をしながらみんなで進めています。受験生はほんとに大変だと思います。ただ、高校生活最後にこのような大舞台が用意されているまたとない機会。この先、同世代で一斉テストを受ける機会はほぼないでしょう。そんなことなので、是非、高校生活の勉強の集大成として向き合ってほしいしですし、果敢に挑んでほしいと思います。