秋のいろどり

こんにちは。講師の高橋です。

台風が去った後というもの、気温が下がり、朝晩は肌寒い日が続いているように感じます。こちらに来て3ヶ月が経とうとしていますが(7月に赴任しました)、弓削の秋はどのようなのか、それに続く、冬はどんな風景なのか、、、この先訪れる季節をどことなく心待ちにしています。高校生はこれから、定期考査や修学旅行など学校のイベントがやってきますが、まずは体調を崩さず、心の栄養も蓄えて、日々の生活を大切にしてほしいです。

弓削島、弓削高校の空気

今週、2年生は定期考査の範囲が発表され、いよいよ勉強に本腰を入れなければいけない時期になりました。


2年生は、来月、修学旅行が控えているので、他の学年よりも少し早い試験日程となっています。数学が...、物理が...、英語が...と、生徒それぞれが自分の課題を感じているようなので、あとは、やることを整理して、自分なりに努力する時間を持ってほしいところです。1年生、3年生も1学期の反省を生かして、次なる目標に向けて進んでいるでしょうか。陰ながら見届けていきたいです。


ダンスやエッサッサで盛り上がった運動会は終わってしまいましたが、部活では新人戦が予定されていたり、10月末には文化祭があったり、3年生は受験に向けた勉強や就職試験に向けた準備があったり、高校生活はまだまだこれからです。かと思えば、何だか肌寒く感じる時間が増えてきて、これは秋の訪れだろうかと季節のうつろいを実感しております。半袖だった服が長袖になり、夜になればもう少し温かい服装になって帰宅をする、そんな様子にもなってきましたが、天気予報を見る限りだと、まだあったかい日がやってくる模様。


繰り返しになりますが、季節の変わり目には、体調管理に気をつけてくださいね。

かみじまのせんぱい座談会! 特別ゲスト:上島町職員

ゆめしま未来塾、講師控室より

私たち講師も、毎日、学校に来ることから塾のお仕事が始まります。毎回ミーティングをして、生徒たちの日々の取り組みや、学校生活の様子や、それぞれの進路などを話し合い、生徒一人一人に合った学習・生活・キャリア支援を模索しています。生徒たちが頑張っていることや、それぞれの課題を共有しながら、より良い教育の場と支援の在り方を考えています。


勉強ももちろん大切ですが、高校生活という貴重な3年間に吸収してほしいこと、成長してほしいことというのはそれに限りません。たとえば、大学生や社会人と話す機会をもって、自分の将来像を考えてみたり、友達、それに、学校の先生や塾の講師との関わりを通して、「自分」を見つめる時間を持つことも大切なことです。生徒のみなさんには、これから頑張りたいこと、挑戦したいことをぜひ話してほしいし、私たちも高校生の前向きな姿勢を精一杯サポートしていきたいと思っています。


高校を卒業して、5年後、10年後、どんな姿になっているのかなーと、私自身、想像を広げながら、目の前の生徒たちに向き合っています。

集中力、注意力の話 ひとつのこと、いくつかのこと

「集中力」と「注意力」、どちらも日常的に使われる言葉で、私たちの生活でも、時折、耳にするのではないでしょうか。そして、この2つの言葉は、勉強時間と「スマホ(アプリ)」の関係性を考えるときのキーワードにもなります。

ご存じの通り、集中とは意識を限定させて一つのことに目を向けることです。映画や読書に没頭しているとき、サイクリングで自転車をこぐことに夢中になっているとき、そんなときに集中していると言えますね。一方で、注意とは何かをやりながら、並行して他のことにも意識を向けること、分散させること、それに、何に対して気を配るのか決めることも注意力とされています。

今となっては、何かを調べるときにスマホを使う、動画や音楽を楽しむときにもスマホを使う、友達や家族と連絡を取るときにもスマホを使うといったように、学生に限らず、社会人にとっても手ばせないモノとなっています。さてさて、ここで、自分の生活を振り返って、集計してみてほしいのですが、自分が勉強をしているとき、仕事をしているとき、何か好きなことをしているときでも、スマホを使って利用をする「アプリの数」はいくつでしょうか。何かに集中するための時間を持つためには、日頃から自分の身の回りと、注意を配る対象を整理することが大切なようですよ。

それでは、また次回。