上島町にとっての弓削高校を考える
こんにちは、来住です。
塾生たちを見送るため外に出ると、涼しさを通り越して寒さすら感じる夜でした。
弓削港からみえるきれいな夕焼け
普段は生徒たちの学習やチャレンジの様子をお伝えしていますが、
今回は少し違う視点からブログを書いてみたいと思います。
弓削高校魅力化プロジェクト
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
ゆめしま未来塾は、弓削高校魅力化プロジェクトの一環として2017年に開講しました。
跡見先生という、講師の先生1名からのスタートでした。
広報かみじま 2017年2月号
そこに中裏先生、板倉先生、林先生が続々と加わり、そして引き継がれ、
現在は田邊先生、田中先生、品川先生、雫石先生、そして私の5名で運営しています。
私は今年の春に着任したのですが、
「ゆめしま未来塾の先生」と知っていただいている地域の方もおり、
塾そして弓削高校魅力化プロジェクトへの思いや期待を口にしてくれます。
夜遅くまで塾で勉強する生徒たちがコンビニのお惣菜ばかり食べていると知ると、
温かいお味噌汁を飲めるように、電子ケトルを寄付してくださる方。
塾生が増え、手狭になった教室を少しでも広くしようとDIYに協力いただいた方。
会社員って何をする人のこと?という生徒の疑問に、熊本県からオンラインで繋いで答えてくださった方。
地域のみなさんが、弓削高校の生徒たちを、
それぞれのかたちで気にかけ、応援してくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
それと同時に、いただいている沢山の支援に対して、
どうすれば最大限応えられることができるか、
学校の先生方や上島町役場の魅力化プロジェクト担当の方、
そして公営塾の講師たちはウンウン言いながら考えています。
ちょうど先日、役場で本プロジェクト担当の田中さんと塾講師陣でこの議論が白熱し、
気がつけば2時間以上経ってしまっていたのでした…
本プロジェクトがはじまって4年。
弓削高生のよりよい学び、そしてキャリアの実現を一丁目一番地に掲げつつ、
地域にとっての弓削高校とは、をじっくり考える時がまさに今、だと感じました。