小1の壁とは・・
まもなく小学校入学を迎えるお子さまのお父さん・お母さん。
『小1の壁』という言葉を聞いたことがあるかと思います。「小1の壁ってなんだろう?」「私たち家族には関係ないのかな?」
小学校に入学することでいったいどんなことが起こるのか、どんな壁が立ちはだかるのか…。
小学校に入学する前に知っておきたいこと!!
①保育園みたいに18時まで小学校は見守ってくれない。
これまで保育園に通われていたお子様は、朝7:30~18時までしっかりと安全を確保しながら見守ってくれました。
けれど、小学校はそうではない。
小学校は、早くて12時下校(給食無)、遅くても15時下校、となっています。下校後の子どもの居場所はどうでしょう?
「一人でお家でお留守番」
「お母さんがお迎え来るまで、学校で遊んでいとく」
なんてことは、正直なところ小学校1年生のお子様には・・・難しいと思います。
②長期休暇(夏休み等)があること
保育園にはない、「夏休み」「冬休み」「春休み」が小学校にはあること。
子ども達にとっては嬉しい夏休み。
けれど、お父さん、お母さんにとってはとても心配が増える期間。
①お仕事をしているとき、子どもは一日どこで過ごせばいいのだろう?
②初めて出される、大量の宿題(自由研究・習字なども含む)
③これまでとは違う様々な変化
①小学校へ入学すると、まずはまわりのお友達とのコミュニケーション。お友達作り。
学校でのお友達作りはとても重要なことです。勉強がついていけなかったり、いやなことがあったとしてもお友達がいたら、学校への登校への意欲作り、登校のきっかけにもなります。
②宿題が毎日ある。
小学校1年生から宿題が毎日プリント3枚~5枚ほど出される。宿題提出がプレッシャーになり、宿題をやらなくなってしまうことも・・・そうなると、登校渋りのきっかけにもなりかねません。
そしたら…学童へ預けよう!!
まって!!まだ安心はできません!!
④学童に入れない問題
学童保育施設は小学校1年生~小学校6年生まで預けることが出来る施設となっています。
そのため、かなりの大人数が登録されている現状。兄弟姉妹で登録して登園を希望するが、現実的にはバラバラの学童施設になってしまうことも。
そこに新一年生が登録するとなると学童はあふれかえってしまいます。
そうなると「待機児童」が発生いたします。
学童へ入れないとなると、お父さん、お母さんにも影響が・・・
放課後、子どもを見ないといけなくなり、やむを得ず仕事を変更、最悪離職しなければいけないことも・・・、
少子化といわれる時代ですが、日本各地で学童の「待機児童」が問題になっています。
そして、ここ沖縄県でも現実的に起きています。
これらの事を「小1の壁」といいます。