研究内容

魚類の繁殖生態に関する研究

沿岸に生息する魚類の体色変化や音を用いたコミュニケーション、配偶システムに関する研究に取り組む予定です。潜水調査で行動を観察する必要があるので、そういった調査に憧れている学生にはぴったりだと思います。根気が必要ですが、現地で様々な行動を観察できるようになるととても面白いです。スキューバ潜水による調査をする場合には、スキルチェックをクリアする必要があります。

私の過去の研究に関しては、下記を参照してください。

MatsumotoWeb - 研究 (google.com) 

アワビなど水産有用種の生態解明と増殖技術開発

アワビの種分化や繁殖生態、浮遊幼生から稚貝への変態生態に関する研究に取り組む予定です。バイオロギング(予算があれば...)や飼育実験、潜水調査により研究を実施します。現場と連携しながら、社会実装にも取り組みたいと考えています。実験中は完全OFFの日がない場合もあります。水産の現場で働きたいという学生に向いていると思いますが、責任も伴います。

研究テーマの選び方

研究テーマをいくつか準備していますので、”野外で行動観察してみたい”といった漠然とした動機で来てもらっても構いません。大学院に進む方は、選択した研究をすすめていく中で独自の研究テーマを確立していって欲しいと考えています。

持ち込みの計画がある場合は相談に乗りますが、研究として成立させられないとき諦めてもらうことになります。また、私の能力では直接指導できない範疇(例えば、分子生物学的な手法)もあるので承知おきください。