Profile
Profile
指揮・作曲
うらべ ゆき Yuki Urabe ( Conductor/Composer )
1991年生まれ。東京芸術大学作曲科卒業後ミラノ国立音楽院作曲科、ミラノ市立音楽院指揮科、ミュンヘン音楽大学作曲科にて学ぶ。
指揮を杉山洋一、作曲を安良岡章夫、野平一郎、ガブリエレ・マンカ、イザベル・ムンドリーの各氏に師事。
指揮者としては2015年にピエール・ブーレーズの「Dérive 2」、2019年にハインツ・ホリガーの「木管五重奏」を日本初演するほか、日本、イタリア、ベルギー他様々な場所で新作初演等に携わる。2021年サントリーホールサマーフェスティバルにおいてはマティアス・ピンチャー氏の副指揮を務め、2022年には第二指揮者としてタクティカートオーケストラを指揮、C・アイヴズの交響曲第4番を演奏する。2024年には葵トリオと共にサントリーブルーローズにてマルティヌーの「ピアノ三重奏と弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ」を演奏。
またこれまでに山本和智氏、高橋宏治氏、向井航氏などの作品個展にて指揮を務める。
作曲家としては2016年に芸大フィルハーモニーにより自身のオーケストラ作品”Expantraction”が、2018年にはヴェネツィアのEx Novo Ensembleにより3つの楽器のための"... continui scolorati nascosti"が、2021年にはトリオループにより打楽器三重奏のための”Il diario di Fulvio”が、2024年にはEnsemble Free Laboによりディジュリドゥ、バスクラリネットとコントラバスのための”Rainbow Serpent”が演奏されるなど、イタリアや日本などで作品が演奏されている。
東京芸術大学在学中に長谷川良夫賞を受賞。