研究メモ

中国政治研究で用いるデータベースや研究手法の使い方の紹介

私の限られた知識の中での感想です。もっと便利なツールなどあればぜひご教示ください

中国政治関連のデータベース

統計分析ツール

計量テキスト分析

中国政治関連のデータベース

各種統計データは国立国会図書館のまとめにある説明が非常にわかりやすいです。

貿易、文化、経済をはじめとして様々な統計データが参照できます。データのダウンロードも登録することなく可能です。

中国語で書かれた論文や、データベースが大量に保存されています。オンライン上のデータベースなので大学の図書館システムから入ると様々な文書がダウンロード、閲覧できます。

中国で読まれている主要な新聞、機関紙である『人民日報』の記事がみられます。オンライン上のデータベースなので大学の図書館システムから入ると様々な文書がダウンロード、閲覧できます。

東洋文庫の図書館は様々な時代の資料や本があります。所属の大学、機関、地元の図書館に探している本がない場合はCiNii Booksなどであらかじめ調べたのち、東洋文庫などで閲覧することも可能です。入館や資料のコピーには規則があるので予めこちらを読んでからいらしてください。

統計分析ツール

Rstudioという操作性の高いツールも出ているのでRと一緒に使うと便利です。統計分析の参考書がたくさん出ているので勉強に困りません。ggplot2などのパッケージ(道具箱みたいな便利ツール)を使えば少ない短いコーディングで表現力の高い図を作ることができます。レポート作成などでも使用でき、再現性がある程度担保されるので重宝します。R shinyを使えば、動的な分析結果を出力できます。

機械学習などで使ってる方もいらっしゃると思います。様々な計算に対応できて万能なので無難です。

すみません、私はまだ使ったことがないです。噂によると計算速度が速いとかなんとか。これからの時代には必要になりそうですね。

私はPythonを使うときは必ず使用しています。とても便利で使いやすいです。インストールが少しややこしいですが、「Jupyter Notebook  環境 インストール」などで調べると説明サイトが出てくるはずです。

Pythonを使う際に使用している方がいます。私は別の用途で使っていますが、とても分かりやすくて便利です。

大学によっては、大学のパソコンで契約しているため見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。将来のことも考えると、無料のRやPythonを使用してもよいと思います。マウスによるクリックでも、コマンド入力でも分析ができます。

大学によっては、大学のパソコンで契約しているため見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。将来のことも考えると、無料のRやPythonを使用してもよいと思います。マウスによるクリックで操作することが中心となると思います。とりあえず手元にあるデータで散布図を作成したり、簡単な回帰分析を行うには手軽で優れた操作性を発揮します。大学の授業でもSPSSを使用したものがある学校もあります。

計量テキスト分析

初めて計量テキスト分析を行う人におすすめです。クリック操作によって全ての計算をでき、図の出力までできます。日本語、英語、中国語をはじめとして様々な言語に対応しています。様々な分析が可能なうえ、無料で使用できるのでとても嬉しいです。公式ホームページでチュートリアルがあるので参考にしてみてください。

Rに慣れている方におすすめです。Rstudioを使えば操作は難しくはありません。チュートリアルのページも充実しているのでぜひご覧ください。Rにまだ触ったことがない方は「統計分析ツール」の欄をご覧ください。

Pythonに慣れている方におすすめです。様々な分析手法が実装されているので、きっと目的に合う分析が実現できるはずです。

そのほか

 複数人でコードを編集したり、ファイルを共有したり様々な用途で使用できます。最近便利な機能がさらに加わったらしく進化も続いています。

私は使ったことがありませんが、質的な研究手法を用いる方は使うことがあるそうです。今後使ってみたいと思います。

数式がきれいに入力できるので、論文やレポート作成時に便利です。日本語による説明も検索すれば出てくるはずなので操作に困りません。論文や履歴書用の書式が用意されているので、検索すれば関連する書式のセットがダウンロードできるはずです。

Latexに慣れていないので私は使用しています。文書の出力などとても便利で、オンラインで使用できることがとても魅力的です。論文や履歴書用の書式が用意されているので、選択して穴埋めするだけで素敵な文書が出力できます。

環境構築に便利です。他のツールを使用してる方もいらっしゃいます。私は普段、Windowsのデスクトップパソコンに設定しています。

WindowsではWSL (Windows Subsystem for Linux)というシステムが開発されており、これを使うのも非常に便利です。

大学によっては契約しているので、大学のパソコン管理センターに問い合わせてみてください。慶應大学の場合は、ソフトウェアライセンスで毎年(たしか)5つのデバイスまで無料で登録できます。Word, Excel, Powerpointなど定番のソフトを使用できます。

ホームページを作成する際に便利です。私はGoogle Siteを初めて使ってるんですが、手軽ですね。サーバーやGithub上での管理も必要ないため直感的な操作が可能です。Hugoやその中の一種のデザインであるHugo Academicは洗練されたデザインが特徴です。私はHugoを作っていたのですが、途中でうまくいかず結局Google Siteにしました。きっと単純なミスでつまずいてるだけ(なはず)なので落ち着いたら再度試してみます。Hugo Academicの場合はGithubでの権限の操作などがあり、未経験者にとっては簡単ではないと思います。

中国政治関連資料の収集

 所在地:〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21

内山書店さんと並んで老舗の中国輸入書籍、中国関連書籍取り扱い業者さんです。中国語学習から漢方に関する書籍まで幅広く取り扱っています。

東方書店さんと並んで老舗の中国輸入書籍、中国関連書籍取り扱い業者さんです。

中国から古本を取り寄せることができます。中国の電話番号を持たずに登録、取り寄せができます。中国語ができる方は注文ができます。日本の図書館や書店に蔵書がない中国語による書籍でも、在庫がある場合が多いです。

登録方法、ログイン方法が少しトリッキーで、日本の電話番号を用いる際は注意が必要です。詳しくはこちらをご覧ください

なお、関税については税関のHPをご参照ください。

また、孔夫子は上海学術書店経由で購入できます