トランペット奏者

ツィンク(コルネット)奏者

池田 有加 Ikeda Yuka 

2021年3月 相愛大学 音楽専攻科 修了

中学1年生でトランペットを始める 長年オーケストラで演奏し、音大卒メンバーとの金管5重奏、プロアマ混合演奏会、古楽(ツィンク演奏)など積極的に活動し、2020年4月、49歳で相愛大学音楽専攻科へ進学した

トランペットを宮村聡、秋月孝之、相愛専攻科で早坂宏明、小曲俊之 各氏に師事、室内楽を二口晴一氏に師事

アンサンブル能力の高さには定評があり、共演相手の音楽性や能力を引き出すことのできる奏者と言われている

2007年からツィンク(古楽器コルネット)の演奏を始め、近年は演奏機会が増えている

甲南大学文学部国文学科卒業、立命館大学大学院応用人間科学研究科修了、元 日本音楽療法学会認定音楽療法士

大阪市在住

1971年生まれ、大阪府高槻市出身


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~49歳で音楽専攻科に進学した希な奏者~


ライフワークとして長年続けていた演奏活動を究めたいという思いが募り、一念発起して音大の音楽専攻科へ

しかしそこで待っていたのは今までに経験したことのない大きな挫折

奏法や技術に悩むほど、どんどん音が出なくなってしまい、実技試験の1週間前なのに満足に音が出ない状態に

コロナ禍の中、心の内を自由に吐露しあえる環境にも恵まれず、孤独で絶望的な日々を過ごす

二人の先生にトランペットを学んでいたが、途中で一人の先生を別の先生に変更、大いに悩んだ末のぎりぎりの選択だった

その後、学内外で様々なご縁と導きに助けられ、音楽専攻科を修了した

振り返ると、順調な道では決して出会えなかった素晴らしい先生方、音楽家の方々、マイスターと交流したことで再生できたことを実感している