Seminar

ゼミのテーマ:企業報告と資本市場・企業行動 

ゼミ生

学部4年生8名

学部3年生11名

学部2年生3名

2024年度のゼミ募集は終了しました。

概要

本ゼミでは主に、企業報告(Corporate Reporting)と資本市場や企業行動の関係を、データを使って実証的に分析していきます。企業は、資金調達から投資や営業を含む事業活動、利益還元などあらゆる局面において、投資家などの外部者とかかわりながら運営されており、企業と外部者の間には必然的に情報の非対称性(情報の偏在)が生じます。

この情報の非対称性から生じる問題に対応するために、企業は外部者に向けて企業報告に取り組むことが求められます。本ゼミでは、企業報告が資本市場や企業自身の行動にどのように影響しているのかを明らかにしていくことになります。

ゼミでの活動を通じて、学生は自ら課題を探索して設定し、分析・解決するための論理的思考力及び分析力、文章や口頭で自身の考えを説得的に伝えるための能力を身につけます。

進め方

2 年生・3 年生はそれぞれ、初めにグループでテキストや学術論文の輪読を行います。その後、2 年生・3 年生合同でグループごとにテーマを決めてグループワークに取り組んでいくことになります。

4 年生は原則として個人でテーマを設定して卒業論文を執筆します。

上記に限らず、学内外のゼミとの合同ゼミや学外の各種大会への参加など、ゼミ生からの前向きな意見・アイディアであれば、ゼミ運営に取り入れたいと考えています。

履修上の注意点

例年、夏季休業中(8・9 月)に実施するゼミ合宿、およびその他ゼミ関連行事は原則として参加してください。

また、4 年生は原則として卒業論文を執筆する必要があります。

テーマ例

株主優待導入のタイミング/中期経営計画の開示内容/企業不祥事の再発/女性役員登用による株価への影響/ストックオプションと業績/利益の持続性と信用格付/景気と経営者予想

求める学生像

自分自身および仲間の成長のために切磋琢磨し合える学生を歓迎します。ゼミでは自ら進んで発言し議論を牽引すること、及びゼミの活動やそのための準備の努力を惜しまず真剣に取り組むことは必須です。

「ゼミに真剣に取り組みたい」という意欲があれば、入ゼミ時点での知識レベルは問いませんが、旺盛な知的好奇心を持って貪欲に知識を吸収し、自ら進んで質・量ともに高い水準の論理的思考に基づいたアウトプットを生み出そう、という意欲を持った学生の参加を期待します。