学部3年生10名
学部4年生2名
学部3年生10名
本ゼミのテーマは「実証会計・ファイナンス研究」です。経営戦略の立案や実行、人材の採用、研究開発や生産設備、マーケティング活動への投資など、あらゆる企業活動にはお金が必要不可欠です。本ゼミのテーマの1つであるコーポレート・ファイナンスは、企業のお金について扱う学問領域であり、もう1つの財務会計では企業活動をお金の観点から記録・管理・開示する方法について扱います。本ゼミでは、企業と投資家のかかわりから生じる、会計・ファイナンスに関する様々な論点について、データや事例から得られる実証的証拠に基づいて検討・議論し、学びを深めていきます。
なかでも、本ゼミでは企業報告(Corporate Reporting)と資本市場や企業行動の関係を、データを使って分析することを重視しています。企業は、資金調達から投資や営業を含む事業活動、利益還元などあらゆる局面において、投資家などの外部者とかかわりながら運営されており、企業と外部者の間には必然的に情報の非対称性(情報の偏在)が生じます。この情報の非対称性から生じる問題に対応するために、企業は外部者に向けて企業報告に取り組むことが求められます。本ゼミでは、企業報告が資本市場や企業自身の行動にどのように影響しているのかを明らかにしていくことになります。
ゼミでの活動を通じて、学生は自ら主体的に課題を探索・設定し、分析・解決するための論理的思考力や分析力、協働能力、自身の考えを説得的に伝えるための能力を身につけましょう。
会計・ファイナンス領域は、以下のような魅力的な特徴を持っています。第1に、即戦力となる専門性です。会計・ファイナンスの知識は、卒業後すぐに実務で活かせます。多くの企業で、新卒からでも専門性を活かした業務に携わることができるのが特徴です。若手でも重要な役割を担うチャンスが豊富にあります。第2に、データ分析との相乗効果があります。近年、会計・ファイナンスにデータ分析のスキルを組み合わせた人材の需要が高まっています。この両方を習得することで、ビジネス界で高い競争力を持つ希少な人材となれるでしょう。第3に、会計・ファイナンスの普遍性です。会計・ファイナンスの基本原理は、時代が変わっても大きく変化することはありません。一度身につけた知識を長期間にわたって活用できます。
初めにグループでテキスト等の輪読を行います。その後、グループごとにテーマを決めてグループワークに取り組みます。
グループワークとしては、プロネクサス社主催のプロネクサス懸賞論文やアカウンティングコンペティションへの参加を含むよりアカデミックな活動や、日本経済新聞社主催の日経STOCKリーグ、CFA協会主催のCFA Institute Research Challenge、企業の業績予想のコンテストであるGyoseki Competitionなど、様々な実践的学修への取り組みや、他大学との合同ゼミなど幅広い活動を考えています。
4年次は3年次の学びを基に卒業研究に取り組みます。
上記に限らず、学内外のゼミとの合同ゼミや学外の各種大会への参加など、ゼミ生からの前向きな意見・アイディアであれば、ゼミ運営に取り入れたいと考えています。
「企業会計の基礎」は単位修得済みかつA評価以上が望ましい。その他、「財務会計」や「財務諸表論」、「国際会計」、「ファイナンスの基礎」、「コーポレート・ファイナンス」、その他の会計・ファイナンス関連科目の履修・単位修得状況を考慮します。
自分自身および仲間の成長のために切磋琢磨し合える学生を歓迎します。ゼミでは自ら進んで発言し議論を牽引すること、及びゼミの活動やそのための準備の努力を惜しまず真剣に取り組むことは必須です。旺盛な知的好奇心を持って貪欲に知識を吸収し、自ら進んで質・量ともに高い水準の論理的思考に基づいたアウトプットを生み出そう、という意欲を持った学生の参加を期待します。
また、公認会計士や税理士といった関連資格の取得を目指す学生も歓迎します。