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コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その1｜sou_nakamaなんて面倒な言葉の響きだろうと感じるものに「コンセプチュアルアート」がある。概念芸術という、パッとわかることが売りの芸術にめんどくさそうな概念が付け加わるというのは、人が遠ざかってゆくことが容易にわかるものだ。その言葉の響きにつられてやって来た人間の、面倒臭そうな人種を見ても、やはりコンセプトの話を永遠に話しているのだ。「ポストモダニズム」「アヴァンギャルド」「ダダイズム」「もの派」「批評性」…と市民の生活から、かなり遠い場所の言葉を羅列している。それを八尾市にインストールするだなんて。大阪の生駒山のふもと八尾市にそんなことが可能かどうかは、一応やってみなければわからない…

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールするその2｜sou_nakama私は八尾市に住んでいながら、コンセプチュアルアートをインストールしようとしている無謀な輩。今度笹埜能史氏を呼ぶためにあれこれしています。笹埜氏との私の出会いを漫画にしました。どうぞご覧ください。かなり久々に漫画を描いたせいか、かなり時間を要してしまった。どうぞ展覧会の時期、場所が決まればぜひお越しください。

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その3｜sou_nakama前前回私はコンセプチュアルアートを八尾市にインストールすると宣言しましたが、まぁやはり、無理に近いことだと思います。難しい理由は 1.高校教育においてコンセプチュアルアートは美術史において少ししか記載されない。 2.一つの作品を解釈するのに現代アート的な言語が必要になるが、禅問答のように難解である。という二つの理由です。コンセプチュアルアートを辞書で引くとこのようにあります。概念芸術。1960年代以降に現れた現代美術の一傾向。作品よりも作品制作の根底をなす芸術の概念自体を問題とし、図表・文字・写真・パフォーマンスなどを媒体として多様な表現がなされる。コトバンク　コ

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その4｜sou_nakama私はコンセプチュアルアートを八尾市にインストールしようとしている、なんだかおかしな人…。と、前回まで私は笹埜能史（ささのよしふみ）氏を招聘するためにいろいろ考えていました。今回はなぜ、八尾市にコンセプチュアルアートや現代アートを八尾市にインストールする必要があるかを述べてみたいと思います。その理由は端的に言えば「表現の自由」と「知る権利」を担保するため。です。日本国憲法における表現の自由と知る権利にける条文を挙げておきます。第二十一条　集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。日本国憲法今のところ八尾市において現代アートにおける「

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その5｜sou_nakama私はコンセプチュアルアートを八尾市にインストールしようとしている、不可能を可能にするかもしれない（とはいえ無理だろうな…）男。今回は招聘する、笹埜氏に焦点を当てた記事を書きたいと思います。笹埜氏の私が感じる魅力はある期間毎に完全に素材を変える柔軟さ、とその作品に関する強い理論構成です。今年度（2025）のギャラリーHOTでの個展では４種類の作品を展示されましたが、すべて別の素材を使って製作されており、素材別系統別で作品を見ようとする人にとっては少々困惑するといっても過言ではない展示内容になっています。ですが、別の見方をすれば、「素材を自由に使って製作できる」とも言えます。作

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その６｜sou_nakama前回は笹埜氏の過去の作品を笑いを通して書いてみました。今回はようやく、その日程と場所が確定しましたのでお伝えできればと思います。 2025/11/22(土) →11/30(日) 10:00→17:00( 28日のみ20時まで) です。そして、場所ですが八尾市旧料亭の山徳（やまとく）での展示がきまりました。八尾市民ではよく知っている人が多いのではないでしょうか。山徳のことを少しだけ調べてみると、どうやら初代の久尾徳松が相当変わり者だったことがわかりました。少しだけ引用してみると、店主の徳松がお客に冗談を言った記録がありました。「徳さん、此鰻は小さいな」と

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その7｜sou_nakama私はただ眠る男。悪夢と闘いながら…。今回は笹埜氏の展覧会の簡単な解説として漫画を描きました。テーマは笹埜氏の代表作DENKENです。タイトルはモールス信号の発信機である、電鍵をローマ字で表記されています。 DENKEN　Yoshifumi Sasano © 画像ではわからないかもしれませんが、めちゃくちゃでかいです。たぶん2Mぐらい奥行があります。それについて描いた漫画がこちらです。皆様笹埜能史展「自分の思い出にしか興味がない」ぜひおこしください。 https://sites.google.com/view/yoshifumisasano

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その８｜sou_nakama私はコンセプチュアルアートを八尾市にインストールするために生まれたかもしれないホモサピエンス。と、今回は展覧会最終日にアーティストトークを行うことになりましたので、ご紹介したいと思います。展覧会の日時は11/22～11/30ですが、最終日の11/30に行います。時間は１４時から一時間半を予定しております。笹埜氏はもちろんいらっしゃいますが、その他私を含めた三名が登壇します。お一人は八尾市のアーティストで芸術祭にもお詳しい森田耕太郎さん。もうお一人は藤井寺の土師ノ里でマンションみどりという場所でアートの発信をされている米田湧泉（わくみ）さんです。私のアートのプロ

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その9｜sou_nakama私は八尾市にコンセプチュアルアートをインストールする、と言い続ける機械。明日から展覧会がスタートします。昨日と今日で準備を済ませました。ほとんど笹埜氏のおかげでスムーズに展覧会が開始されそうです。以下もう一度詳細を挙げます。自分の思い出にしか興味がない！！ 2025年１１月２２日（土）→１１月３０日（日）１０：００→１７：００（２８日のみ２０時まで）入場料無料八尾市　割烹旅館山徳にて開催アーティストトーク開催１１月３０日（日）１４時～（1時間30分を予定）登壇者　笹埜能史　森田耕太郎　米田湧泉（わくみ）　大橋正教展覧会の様子を少しだけアップします。どう

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その１０｜sou_nakama今日は笹埜能史氏の個展「自分の思い出にしか興味がない!!」の初日でした。今日は様々な思い出が語られました。もちろん笹埜氏だけではなく、八尾市の市民の方々の会場である山徳の思い出もいくつか語られました。思い出を確かめる場所としても機能されている展覧会があるのもよいことだなと思いました。ぜひ皆様お時間ありましたら、おこしください。ＤＥＮＫＥＮ丸山団地ポイ作品ナマケモノ作品等

コンセプチュアルアートを八尾市にインストールする　その11｜sou_nakama私は八尾市にコンセプチュアルアートをインストールしつづける、八尾市民。開催中の展覧会「自分の思い出にしか興味がない！！」の写真をいくつかのせておきたいと思います。明日は２０時までの開場になります。よろしければ夜も美しい景色が広がっていますので、ぜひお越しください。

コンセプチュアルアートを八尾氏にインストールする　その12｜sou_nakama私はコンセプチュアルアートを八尾氏にインストールしたかもしれない、八尾市民。ようやく長い展覧会が11/30に終わりました。非常に多くの来場者が来られました。11/22～11/30の9日間で合計２８７名の方々が来られました。今回の展覧会で私が書いたテキストをいくつか載せておきます。人はもどかしさを表現する際に放つ言葉は、なにか的を得ていないものになりがちです。そうしたとき、人は感情をあらわにして、やはり最後まで言葉を求めて、何かすっきりしがちなのですが、一風変わった人々は、言葉でなくてモノで表現しようとします。それがアーティストのアーティストたる理由であると私は思いま

【八尾市】旧料亭山徳で楽しむ現代アート！笹埜能史展「自分の思い出にしか興味がない！！」11/22～開催八尾市の芸術推進団体「やおうぇるかむコモンズ」が主催するアートイベントとして、展覧会「自分の思い出にしか興味がない！！」が開催されます。会場となるのは、八尾市仏壇通りに佇む歴史ある建物「旧料亭山徳」

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