・児童の顔が見えないので普段授業をするときよりもややゆっくり話すように意識した。
・児童が興味をもって取り組むことができるように,資料に合った声の大きさ,速さを工夫した。
・課題の提示や振り返りなど,児童が学校で学習するときと同じ流れで学習することができるように配慮した。
・児童が一人でも学習を進めることができるように,順を追って少しでも簡単に説明できるように配慮した。
(小学校教員)
・普段教室で話したり指示をしたりするときよりゆっくり間を空けて話すように気をつけた。また,声を大きくしてはっきり聞こえるようにした。
・スライドごとに内容を整理したり,話す内容をメモしたりして,情報が多くなりすぎないように配慮した。
(小学校教員)
・聞き取りやすいように声の大きさや速さに気をつけた。
・内容が分かりやすいように動画で示される文字と音声を合わせた。
(小学校教員)
・声の大きさや速さに気をつけた。
・はっきりとした言葉で伝わるように配慮した。
・内容が分かりやすいように,動画で示される文字と音声が同じになるように心がけた。
(小学校教員)
・話をする際は,聞き取りやすいように大きな声で,ゆっくりと話す様に心がけた。
・生徒と授業しているように,明るい表情で授業を行った。
・導入で植物の葉や根のつくりについて考えさせた。
・「植物の葉や根はどのようなつくりになっているのだろうか。」という課題を検証するため,展開では観察を行った。
・実際に校庭の植物をとりにいき,アブラナ・エンドウ・ユリ・トウモロコシの葉や根を観察した。
・観察する動画や植物の写真を見やすく撮影したり,網状脈や平行脈を色づけしたりすることで,見ている生徒が葉や根の違いについて理解できるようにした。
・普段の自分の授業を撮影することで,無意識に行っていたことにいろいろと気付くことができた。無意識で行っていることを,もっと意識しなければならないと思った。このような貴重な体験ができて良かった。
(中学校教員)
・声を大きくし,ゆっくりとしたペースで話した。また,2人の声が重ならないように,間を長めにとった。
・視聴する生徒が飽きないよう,教師と生徒の会話形式にした。
・教科書の項目に沿って,内容を組み立てた。また,教科書を参照しながら授業を受けられるよう,資料番号を必要に応じて掲載した。
・生徒が誤答したり段階を踏んで考えを深めていったりする場面をいくつか入れた。
・文章や語句を精選し,雨温図、地図,模式図などの資料を大きく出すようにした。
・資料の重要なポイントには赤線,丸,矢印をつけた。
・身近なもの(筑波山など)を入れて,生徒がイメージしやすいようにした。
・既習事項を授業の中に入れた。(熱帯や乾燥帯のことなど)
・授業の動画を作成するのは初めてだった。大変勉強になり,とてもよい機会になった。
(中学校教員)
・実際のスピーチに備えて,スピーチの構成メモの具体例を示した。
・スピーチの話題を考えるにあたって,自分と社会との関わりを考えるために「社会を語るための語彙」をヒントとして提示した。
(中学校教員)
・本文中に登場する「指言葉」をジェスチャーで示した。
・批評文の書き方を最初に提示して,学習活動の見通しをもてるよう配慮した。
(中学校教員)
・朗読ができるよう,間を取るように資料を提示した。
・漢文の基本事項の確認を取り入れて,スムーズに学習に入れるよう配慮した。
(中学校教員)
・図を提示しながら問題を確認することで,問題を把握しやすくした。
・自力解決の時間を確保するために,「動画を一時停止してください。」,「問題が解き終わったら,動画を再生してください。」といった指示を入れた。
(中学校教員)
・普段の授業の流れを崩さないように配慮して動画を作成した。
・動画のみの配信なので,具体物と思考の可視化を目指した教材を作成した。
・画面から伝わる情報は限られるので,明るい表情を心がけ,大切なところは,指をさしたり声の大きさを変えたりするなど,分りやすい展開に努めた。
・10分程度という短い時間で動画を作成するので,発問を選んだり,掲示物を工夫したりした。作成の過程が,本校職員の研修となった。
(小学校教員)
・教室で学習しているような臨場感があるように,生徒に呼びかけや声を出しての確認を行うようにした。
・動画を停止して学習に取り組むとともに,短時間で集中させるためカウントダウンタイマーを挿入した。
・学習内容を確認するため,重要語句や計算順序を隠すなどクイズ形式を取り入れた。
・作成してみて,目の前に生徒がいることがどれほど有り難く,素敵なことなのかを再認識することができました。
(中学校教員)
・教室で学習しているような臨場感があるように,生徒に呼びかけや声を出しての確認を行うようにした。
・生徒にとって難しいと思われる内容なので,内容をできるだけコンパクトにまとめた。
・生徒に教科書の音読をさせながら,内容ごとにパワーポイントのアニメーションを挿入することで,文章と図との関連を図った。
(中学校教員)
・教室で学習しているような臨場感があるように,生徒に呼びかけや声を出しての確認を行うようにした。
・生徒にとって難しいと思われる内容なので,内容をできるだけコンパクトにまとめた。
・問題を段階的に提示することで,じっくりと考える時間を確保するとともに,教科書には書かれていない仮平均を使った求め方を紹介した。
(中学校教員)
・この時間の教科書の導入を使い,ワークシートとの関連を図るとともに,パワーポイントで提示することで視覚的に分かりやすいようにした。
・エラトステネスのふるいを視覚的に伝えるため,アニメーションを挿入した。
・Qの問題の解答を丁寧に提示することで,間違えた生徒に向けて定着を図るようにした。
(中学校教員)
・1年生という発達段階を考慮し,聞き取りやすい速さでゆっくりはっきりと話すこと,1年生にとって分かりやすい言葉遣いをすることなどを大切にした。
・目の前の子どもたちに実際に授業をするという設定で,問いかけたり話しかけたりする口調で進める,子どもの声を入れるなど臨場感のある動画作成を心がけた。
・イラストや画像を入れる,大切にしたい言葉の字の大きさや色を強調する,画面に動きを入れるなど,子どもたちが関心を高めて学習できるよう,視覚的に工夫した。
・「話す・聞く」の単元「みんなにはなそう」では,「お話名人」「聞き方名人」として,話すとき聞くときの大切な約束を提示して,丁寧に確認するようにした。特に「クイズを出す」「クイズに答える」ときの話し方・聞き方を意識できるように構成した。
・「読むこと」の単元「さとうとしお」では,説明文における「問い→答え」という順序を意識し,砂糖と塩の違いを比べて読むことができるよう,授業を構成した。
・文章から「問い」の「答え」を見つける時間を設定し,文章内容をしっかりと読み取るように構成した。
・どちらの単元でも,「導入からまとめまで」という単元全体の流れを意識して作成した。
・家の人に話す,クイズの準備をする,文章を読む,文章から答えを探すなど,時間を必要とする場面では,動画を止めるよう指示をして時間調整をした。
・休校時期の1年生では,動画を見ながら書いたりワークシートを活用したりすることは困難と考え,主に教科書で学習を進められるようにした。
・授業動画の作成に初めて携わり,動画をどのように構成すれば,子どもたちの学習を保障できるのか,学習の成果を上げられるのかなどを考える機会となった。
・今年度より教科書が変わり新しい教材文が取り入れられる中,動画を作成することで,教材研究の機会となった。
(小学校教員)
・初めて小学校の算数から中学校の数学の学習へと入る時間のため,小学校での学びとの接続がスムーズになるよう配慮した。
・教科書の内容を分かりやすくする表現するよう心がけるとともに,できるだけ具体的なイメージで学習が進められるようにした。
・数学的な見方で教材に向き合えるようにし,数学的に考える楽しさが味わえるようにした。
(主査)
・話す際に声の大きさや滑舌,特に間の取り方に注意した。生徒の様子が分からないので,必要に応じて動画を一時停止するように指示をした。
・自分で教科書で学習した後に視聴するケース,動画を見た後に教科書で復習するケース両方を想定し,問題の内容など教科書と同じになるように配慮した。
・作成を始めたのが4月下旬であったため,できるだけ早くWeb Upできるように心がけた。
(指導主事)
・教科書が手元にあることを前提に授業を行った。また、ただ聞くのではなく動画を一度止めて問題に取り組み、再度再生したら解説を聞いて確認することができるように配慮した。
・限られた時間の中でなるべく練習問題の解説を入れるようにした。また、生徒がつまずきそうな箇所は具体的な誤答例を示しながら授業を行うように工夫した。
・動画ではあるが、授業者の目の前に生徒がいることを意識して授業を行った。棒読みになるのではなく語りかけるように話したり、大切な点を投げかけたりするなどの工夫を行った。
(指導主事)
・中学1年生でも理解できるような言葉の選択,声の大きさ,速さ,発音,標準語で等を意識した。
・資料(P.P)の作成に当たっては,アニメーションを取り入れて視覚的理解に努めた。
・考える時間,問題を解く時間等,自分のペースで学習できるように配慮した。また,資料(P.P)をプリントすれば,ノート代わりに活用できるように努めた。
・学習指導要領解説の目標・内容等を確認しながら,教科書の内容に沿って動画を作成。現場の先生方にとっても,今後の授業づくりの参考になればという思いで作成した。
(主査)
・数学が得意な生徒も苦手な生徒も自学自習できるよう、教材に興味が持てるようにしたり、誤りやすい箇所をていねいに説明した。また誤った計算例も示して、注意を促した。
・考える時間を確保するため、途中で動画を停止して考えた後、説明を聞くような学習の流れを多く取り入れた。
・数式だけではなく、考える手がかりとなる図をなるべく多く取り入れてみた。
(主査)
・県内全ての中学生(学力差のある様々な生徒)が対象であることや,年度当初の学習意欲を高めることを考慮して,教科書に沿った指導を心がけた。
・教科書と同じマーク(項目,問,たしかめ等)の表記。学習している現在の該当ページをスライドに明記。計算の意味理解のために,数学を学ぶ「よさ」などを強調。
・PC,タブレット,スマホと,使用する機種によって画面の大きさが異なることが予想されるため,できるだけ板書が見やすいようにした。
・文字,図やイラストの大きさ,色(UD対応)。
・文字や記号表示のアニメーション化(左→右,上→下への流れなど)
・講義形式(受け身)の脱却を心がけた。
・生徒が積極的に考えながら視聴できるように,作成者の説明する時間を最小限に。生徒が自分の考えをもてるように,説明の中で,小さな問いかけを含めて。
(主査)
・春に見られる植物では、センターで実際に見られる植物を動画撮影してわかりやすくした。また、校庭の植物の観察では、実際に小学校の校庭まで行って日なた、日かげの植物を動画撮影して、理解しやすいようにした。
・顕微鏡、双眼実体顕微鏡の使い方では、モデルをたてて実際に操作しているところを動画撮影して名称や手順をわかりやすくした。
・すべての時間にワークシートを作成して、自学ができるようにした。特に、顕微鏡関係は、部分的名称や手順など、記入するところをモデル図で示したので記入しやすかったと思う。
・授業動画はパワーポイントで編集して作成したが、実際に授業形式で指導者の顔を出しながら、黒板で授業するスタイルの方が臨場感があってよいのではないかと感じた。パワーポイントだけだと集中力が途切れやすいと思う。
(主査)
○録音する際
・PowerPointで作成
・音声を入力する際できるだけゆっくり,話しかけるように心がけた。
・説明の中の単語も教科書で使われている言葉になるよう心がけた。
例 炎色反応で 火薬を(配合)する花火師
〇内容について
・資料はなるべく身近にあるものを利用した。
例 ベーキングパウダーのdata 近くのスーパーで購入し作成
・実験はすべて,動画に撮り資料にした
・教科書にある科学史はできるだけ取り上げた。
・理科では,実験をしながら探究的に学習していく物と,知識として覚えるものがあるが,それらを区別して作成した。
(主査)
・教科書に掲載されている実験を家庭でもできるように,材料を工夫して,生徒が手作りでできるような簡単な実験を提案した。
・基本操作の「合力のかき方」や「分力のかき方」を作業手順に合わせて,動画でわかりやすく提示した。三角定規やコンパスを使った作図が苦手な生徒のために,動画に合わせて作業を進められるよう工夫した。
・授業内容の説明に動画を合わせることで受講者の理解が深められるよう工夫した。また,ワークシートを活用して,受講者が自分のペースで作業を進めながら,その解答も動画で見られるようにした。
(主査)
・基本は,ゆっくりと明瞭な声で授業を進めた。
・重要語句や歴史のストーリーを伝える際は,抑揚をつけた。
・導入,めあて,まとめ,まで行うことで普段の授業を意識した。
・動画で資料の提示ができなかったため,教科書の資料を十分に使用し,発問を多く取り入た。
・表や関係図でまとめたり,文章で記述したり,多様な活動を取り入れた。
・単元構造図を作成し,系統立てた板書を心がけた。
・他の先生にも見て頂き,お互いにアドバイスをしあった。
・動画の作成を通して,教員と生徒による双方向の授業がどれだけ意味のあるものだったのかを再認識できた。
・制約が多かったが,教科書の資料でどれだけ興味をもってもらえるかを考えることができ,自身の教材研究にもなった。
(中学校教員)
・全体的にリズムよく進行されていて児童が楽しく取り組める内容だった。
・教師の立ち位置や表情,ジェスチャーなど,児童が分かりやすいように試行錯誤することができた。
・ワークシートは,シンプルで分かりやすく,児童の負担も軽いものだった。
・一緒に動画を作成した先生方が目の前で”よりよいもの”にしようと教材研究をしている姿を見てよい刺激を受けた。
(小学校教員)
・動画作成にあたり,一斉授業の形態を保持しながら模擬授業のスタイルで構成する方法と,伝えたい情報をナレーションしながらパワーポイントで構成する方法とで迷い,両方法で作成することとした。
・中学校数学科を指導している私たちにとって,小学校算数科の学習内容について部員内で協議することは小中接続の観点から有意義な機会となった。
・授業スタイルの動画については,普段の授業で当たり前に行っている児童,生徒との双方向的やりとりができないため,説明すべき内容と考えさせるべき内容とのすみわけに配慮した。
・考える時間については再生の一時停止により確保することとしたが,解決の方法については,ある程度の枠組みを与えざるを得なかったため,多様な考えを引き出すことは難しいと感じた。
・パワーポイントによる動画については,説明的な内容が多くなりがちであったが,アニメーション機能により,課題を時系列に沿って提示したり,配置や配色,動きなどを加えることで,児童,生徒の理解促進につながったと考える。
・通常の授業における導入や課題提示,説明場面にも活用できると考える。
・教育委員会が全面的に関わってくださったことで安心して動画作成を進めることができた。
(中学校教員)
○内容について
・動画内に取り入れる画像を選定する際に,著作権に配慮した。
・学習課題を生徒が思考し,表現するように設定した。
・考える時間を複数回入れ,最後にまとめ・振り返りの時間を入れた。
・ワークシートはボリュームが多くなりすぎないようにした。
○先生について
・声はゆっくり,はっきりと発することを心がけた。
・大切なポイントは文字と声を強調して呼びかけた。
○その他
・雑音が入らないように放送室などで収録をした。
・完成した動画は校内の社会科の先生にも確認していただいた。
(中学校教員)
・自然に,児童に語りかけるように,速さや抑揚に留意して話すよう心がけた。
・表情はにこやかに,声は大きくするよう心がけた。
・視線が画面の前の児童に向くように,読み原稿をカメラの背後に準備した。
・動画の始めと終わりに先生が画面に登場し,児童が先生と学習をしているという実感を持てるようにした。
・学習の流れがわかるように,動画での単元計画と,本時がそのどこにあたるかを毎回確認した。また,はじめに学習目標の確認をし,終わりに丁寧な振り返りを行った。
・単元の始めに,前の学年で学習した内容を確認した。その上で,この学年では何を身につけるかを示し,何を学習すればいいかを意識させた。
・予想される児童の感想や意見を提示し,それをもとに学習を進めていく流れでシナリオを作成した。
・先生の問いかけに児童役の教師が意見を述べるという形で動画を作成した。教室で友達の意見を聞くのと同じ場面を設定し,その後「皆さんはどう考えましたか?」と,画面の向こうで視聴している児童に投げかけた。
・考えるために一時停止をする場面では,話して伝えるほかに,画面上に一時停止を指示する言葉と,一時停止のマークを提示した。
(指導主事)
・普段の授業の形を意識して,黒板に学習課題を書き,先生が画面に向かっていつもより間をあけてはっきり話をした。
・視線を画面に向けるために,カメラの後ろにシナリオを提示して撮影した。
・「1度動画を止めて考えてみましょう。」と生徒に考える場面を作った。
・「聞いている人が理解しやすい話し方」を実感するために,60秒タイマーを画面上に提示し,1分間に300字を生徒が読み上げる体験ができるようにした。
・気象情報を強弱をつけずに読み上げたバッドモデルを示し,声に出して文章を読むときには,強弱や緩急をつけることが大切であると実感できるように工夫した。
・1回の動画で,「導入・展開・まとめ」として1回完結の流れで作成した。導入とまとめは,授業者が黒板の前で説明をするようにし,展開ではタイマーや資料を分かりやすく画面に提示した。
・撮影では,国語部の3人の先生がチームを組んで,パワーポイント,セリフ,資料の作成を行い,短時間で作成することができた。
(指導主事)
・オールイングリッシュで授業を進めるモデルを提案するために,文法事項を説明する際においても,日本語は一切使用しないようにに配慮した。
・視聴者は,中学3年生であることを踏まえて,既習語彙のみを用いるように配慮した。
・受動態の文構造を文法用語(「be動詞+過去分詞」)を用いてただ説明するのではなく,受動態を使用する必然性のある場面を示すことにより,文法事項の必要性を生徒が実感できるように工夫した。
・ALTとJTEの会話で動画をスタートし,楽しい雰囲気の動画となるように工夫した。
・生徒が,ネイティブスピーカーの発音を真似することができるようにネイティブスピーカーの口元をアップで撮影した。
(指導主事)
・資料を提示する際,教師が実際に実物や図形を操作する様子を撮影した動画を組み入れ,児童の興味関心を高めるとともに,実際に操作活動を行っているイメージをもちながら学習を進められるように配慮した。
・身の回りにある物の中に見られる対称な図形を動画の所々に示し,さまざまな図形のもつ美しさを味わったり,構成要素に着目して理解を深めたりする学習活動を通して,日常生活と算数の学習との結び付きが感じられるようにした。
・ワークシートを活用することにより,実際に図形を切り取ったり折ったりする操作活動を促し,児童が主体的に課題を解決しようとする態度を育てるように留意した。
(指導主事)
・途中の計算を細かく丁寧に説明した。
・解答や途中式を見せないで,考える時間を与えた。
・会話形式にすることで,実際の授業に近いかたちにした。
(中学校教員)
・集中が失われないように,10分以内になるよう作成した。
・実際の授業同様,課題発見→探究→解決の流れを踏まえた。
・実験の様子(変化・結果)が明瞭となるよう,字幕挿入や手元のズームなどの編集を行った。
・視聴者に話しかけるような声かけや目線になるよう,リハーサルで確認し合った。(場合によっては撮り直しも行った。)
・考えたり,ノート(シート)に書いたりする時間を確保させるため,動画の一時停止を随所に呼びかけた。
・自作教材や身近な資料を用いて著作権を侵害しないように配慮した。
・学ぶことの意義や有用性が感じられるように,既習事項や日常生活,社会との関連性を導入やまとめに取り入れた。
・保護メガネの着用や定期的な換気など,事故防止についても留意していることを強調して実験を行った。
(指導主事)
・教科書が手元にあることを前提に授業を行った。
・ただ聞くのではなく動画を一度止めて問題に取り組み、再度再生したら解説を聞いて確認することができるように配慮した。
・限られた時間の中でなるべく練習問題の解説を入れるようにした。
・生徒がつまずきそうな箇所は具体的な誤答例を示しながら授業を行うように工夫した。
・動画ではあるが、授業者の目の前に生徒がいることを意識して授業を行った。
・棒読みになるのではなく語りかけるように話したり、大切な点を投げかけたりするなどの工夫を行った。
(指導主事)
・生徒が聞きやすいようにするために,大きな声で,ゆっくりと話すように心がけた。
・中学校に入ってほとんど登校できていない1年生だったので、親しみを抱きやすいように笑顔で話すようにした。
・オンライン授業では単元のどの部分の授業を行っているのかを明らかにするために,単元の学習計画を最初に提示した。
・基礎・基本を定着させるために,学習用語の説明を行った。
・学習の系統性を図るために,小学校の既習事項や,学習材とつなげるように説明を工夫した。
(中学校教員)
・指導主事の先生方に監修していただき,どのような流れであればわかりやすいか考えながら動画を作成した。
・小学1年生の発達段階を考え,ページの示し方を工夫したり,聞き取りやすい速さで話すようにした。
(小学校教員)