スクール型研究会:宇宙における暗黒物質とその探査
Focus:
現在の宇宙の姿を説明するためには暗黒物質が必要である。地上実験・宇宙観測・理論研究と多方面からその解明を目指す研究が進められているが、未だにその正体の詳細は不明である。暗黒物質そのものの動機づけと今後の観測・実験の進展を見据えて、過去から現在に至る宇宙でのその兆候について具体的に検討していくことが求められている。
本研究会では宇宙における暗黒物質の探査を進めていく上で必要となる基礎知識:模型構築・残存量計算・構造形成・宇宙線物理について、素粒子論・宇宙論・宇宙物理学の各専門家をお招きし板書形式で講義いただく。参加者によるポスターセッションも開催し、知見の共有と議論を通じて今後の研究活性化を目指す。
Date: 2024/11/5-2024/11/8
Venue: 横浜国立大学 総合研究棟W202
Lecturer:
・瀬戸治(北海道大学)ー暗黒物質模型構築
・齋川賢一(金沢大学)ー暗黒物質残存量
・安藤真一郎(アムステルダム大学)ー暗黒物質構造形成
・大平豊(東京大学)ー宇宙線伝搬
Registration:
教室の定員に達しましたため締め切らせていただきました。沢山のお申し込みありがとうございました。
会場の都合により、参加人数を30名程度に限らせていただく予定です。
学生の参加者の方々については滞在費のサポートを予定しております。希望される方は参加登録時に申請をお願いします。
(財政サポートはできませんが、シニアの方々の聴講も歓迎いたします。)
Contact: ynu.dm.school2024_at_gmail.com
Organizers: Nagisa Hiroshima, Seishi Enomoto, Joe Sato
Sponsor:
MEXT Leading Initiative for Excellent Young Researchers Grant Number 2023L0013.
YNU新物理現象研究拠点