第3回細胞生物コロキウムを開催しました!
第3回細胞生物コロキウムを開催しました!
日時:2025年10月18日(土)10:30~18:00
場所:東京大学理学部2号館講堂
参加人数:50名
近年、研究領域の細分化が進み、多様な学会や研究コミュニティが存在する一方で、異なる分野の研究者が一堂に会し、議論する場は多くありません。また、学部生や大学院生が気軽に研究成果を発表し、同世代の研究者と交流できる機会は限られています。
そこで、「若手による若手のための研究発表の場」をスローガンに掲げ、「分野を超えた若手研究者のつながり形成」を目的に細胞生物コロキウムを開催いたしました。本研究会では、若手研究者が自身の研究分野に縛られず、共通のテーマであるサイエンスを通して交流を深め、細胞生物学分野のコミュニティ形成と将来の当該分野の更なる発展を目指しました。
本イベントでは、口頭発表とポスター発表、グループワークを行いました。口頭発表では、学部生の部(3演題)、修士の部(4演題)、博士の部(6演題)の計13演題の発表が行われました。ポスター発表では、高校生から博士過程まで16名の参加者による発表が行われました。いずれの発表も参加者から多くの質疑が飛び交い、活発な議論が展開されました。また、学部生が口頭発表を行える機会は、公式の学会では限られており、本会の目標の一つである「若手のための発表機会」を提供できたと考えています。発表後は、参加者全員による投票を行い、口頭発表とポスター発表から優秀発表賞を選出しました。学生のうちは他の研究を評価する機会は滅多にないですが、様々なジャンルの研究を評価することで、「良い研究の共通点」を考える機会を提供できたと感じています。
グループワークでは「AI技術を生命科学の研究にどのように活かしていくか?」をテーマに最新のAI技術や活用方法について議論しました。参加者の学年が均等に分かれるようにグループを編成したことで、研究経験の異なる参加者から多様な意見が寄せられ、AI活用の利点や課題に関する解像度が深まりました。
イベント後のアンケートでは、回答者の97.1%が「参加目的を達成できた」と回答され、高い評価を得ました。参加者からは、「学部生のうちからこのような発表を聞けることはなく勉強になった」「同世代の研究者と交流できる貴重な機会だった」といった声も寄せられ、分野を超えた若手研究者同士の交流の場を提供できたと考えております。