mind up louding
mind up loudingとは?
mind up loudingとは人間の脳を機械に移してそのデータを守ることによって人間の寿命を理論上無限にしようという考え方、および技術である。生身の脳と機械の脳の違いはひとえにそのメンテナンス性およびその交換性の高さに帰結する。人体という規格に縛られ続ける限りは人間はその計算速度や、記憶力の上限は押し上げることができる。その弱点を克服するためにも人間の脳の機械化は実現されるべきである。
人間の脳を模倣する
人間の脳を模倣するには大きく分けて3つの方法がある。
一つは人間の脳の動きを観測し、その動きをマシンで模倣する方法。ニューロンの回路やグリア細胞のネットワークをすべてナノマシンを用いるなどして観測し、その動きをすべて模倣していくというものである。脳内で行われている活動をどのような意味を持つのかはわからないものの、とりあえずすべてをコピーしようという考えである。
この方法はいくつかの問題がある。まず脳の細胞をすべて観測しきれるような観測手段を私は知らない。そして最も大きい問題として、人間の脳の動き、ニューロンたちを作ってもそこから実際の人間の脳の動きが再現できるかは確証は持てない。
そこでもう一つの方法は人間の脳の動きを再現し、mind uploudingを目指すものである。その方法は人間の脳の動きの仕組み、いわばパソコンでいうところのソフトウェアの部分を理解していくことで人間の身体の特徴を模倣しなくとも人間の記憶や意識といったものを表現することが可能であると考える。これは言い換えると人間の脳活動というものは特に生命以外でも再現可能であるという前提に基づく。
そして最後に第3の方法として人の脳の神経細胞をチップ化し、それを機能が衰えたものと代替していくという方法がある。これは脳の機能の理解が上の二つに比べてあまりできていなくともすることができる。これはただ単に脳の細胞を使うというだけではなく、モジュールとして交換が可能なものとすることで事故や病気で失ったものを交換していけるようにすることである。
これらの方法が仮にできないとすれば、それは人間の脳というものは人体以外には宿らないということになる。そうなれば今回の計画はまったくもって間違いであるということになってしまう。
しかしこの計画はおそらく可能であろうと推測している。
現在の脳科学が解明してきたことより、人間の脳の大まかな動きは数学的なモデルで表されるようになってきた。まだまだ不明な点も多いもののやはり超科学的な要因はないであろうと考えられる。
これらをもとに私はmind uplouding は可能であると考える。