苫小牧
やさしいまちを作る会
苫小牧高専 ✕ 苫小牧市の皆さん ✕ 北洋大学
やさしいまちを作る会
苫小牧高専 ✕ 苫小牧市の皆さん ✕ 北洋大学
「第3回ティラノサウルスレースinとまこまい」は参加募集を締め切りました
「第3回ティラノサウルスレースinとまこまい」参加のしおりを掲載しました
(2025.10.04更新)
「苫小牧やさしいまちを作る会」は、苫小牧高専の卒業研究から生まれた市民団体で、地域の皆さんと学生が協力して地域の活性化に繋がるようなイベントを継続して実施することを目指しています。
「苫小牧やさしいまちを作る会」を詳しく知る
我が国では深刻な人手不足に見舞われています。苫小牧市でも外国からの働き手は年々重要な存在となっており,外国から来られた多くの皆さんが暮らしています。一方,日本は世界に名だたる自然災害が多発する国で,外国人の皆さんが経験したことのないような災害が頻発する極めて特殊な地理的な条件にあります。実際,2018年に起きた胆振東部地震では,苫小牧高専の留学生が途方に暮れてしまうような場面も見受けられました。留学生のような苫小牧に短期間滞在する外国人に対して,防災教育が必ずしも十分ではありませんでした。このことから,苫小牧高専フロンティアコースの学生が2021年から卒業研究として,外国人向けの防災教育プログラムを構築し,外国人技能実習生向けの防災教室を実施してきました。卒業研究を進めていく中で,「外国人の方も安心して暮らしていくには,防災の知識ばかりではなく,地域の皆さんの理解も欠くことはできない」という思いを強く抱くようになりました。このため,2023年度の卒業研究では,外国人の方たちと地域の皆さんが参加しやすいイベントを実施し,このイベントを軸として両者を結びつける活動を進め,一定の成果を得ることができました。
「苫小牧やさしいまちを作る会」は2023年7月に苫小牧高専の学生が中心となって設立した任意団体です。この会は,2023年に実施した卒業研究を1回限りの研究テーマで終わらせることなく,継続的に取り組むことができるよう地域の有志の方の協力を得て設立したものです。この会は苫小牧高専の有志メンバーを中心に運営されていますが,2024年からは,同じく苫小牧市内にある北洋大学の皆さんにも加わっていただき,地域の学生が中心となって活動にシフトしているところです私達は,苫小牧市内に住む皆さんと外国から苫小牧市に来られたが方々が,さまざまな事業を通じてお互いを理解し,安心して暮らせるまちづくりをすすめ,外国人の方が「苫小牧に来てよかった」,「知り合いにも苫小牧の良さを伝えたい」と思えるようなまちづくりを目指しています.