ナメゴ谷の昇り竜晩秋の奥駈道散策日時2025年11月16日(日)メンバー増田彦増田み阪口松村片桐小渕(CL記)コースタイム7:0090番出発7:40タイタン広場8:16奥駈道合流9:07行者小屋10:2090番分岐11:03一の峠11:06ナメゴ谷ビューポイント一の峠で昼食11:45一の峠出発下山開始0:53行者トンネル東口下山13:1690番到着5日前にNHKの朝のニュースで「ナメゴ谷尾根だけの紅葉」を見た。急遽メンバーを募って6名の参加で出発した。309号の65番がナメゴ谷の撮影ポイントである。7時前なのに付近の路肩は車がいっぱいで混雑している。「帰りに寄ろう」と通り過ぎ、90番到着6:55。既に2台停まっていて私達のすぐあとにも1台到着し、今日は入山者が多い。ザックに熊鈴を2個付けて通い慣れた道を登る。今期、90番からの登りは行者還3回、八経へ1回で4回登った事になる、お気に入りの道である。タイタン広場に着くと普賢ファミリーがくっきりと青空に映える。奥駈道に合流すると、そこはもう晩秋の雰囲気である。落葉している木々も多く日陰の部分は霜で白くなっている。左側に弥山、八経がどんと大きく控え、北側は行者還から大普賢、右側は大台を中心とした台高の山、山、山の眺望である。秋晴れの晴天は山々を浮き上げらせる。眼下に見えるその裾野は黄色濃淡のグラゼーションの紅葉である。往路の行者小屋へはすぐに着く。陽に当たりながら小休止して折り返す。復路は石灰岩の箇所はトラバースしないで直進して尾根を進む。20年ほど前はこの尾根道が登山道だったのを思い出した。90番合流地点を直進して一の峠を目指す。緩やかな登りが続くが、行者小屋から一の峠までのこの広い尾根の奥駈道は最高の散歩道である。若い頃、「世界一の散歩道」と言われるニュージーランドのミルフォードトラックを3泊4日で歩いたが、この道も決して負けていないといつも思う一の峠から2,3分進むと、今日のお目当てのナメゴ谷ビューポイントに着く。さすがビューポイントと地図に書かれているだけあって、この場所だけ、ナメゴ谷が良く望める。しかし、髙塚山三本栂来ているので、近いけれども正面ではなく横から望める場所である。そして尾根が何本もあり、それらが交差しているので、昇り竜には見えなく、×印がいくつも続いた幾何学模様に見える。尾根の両斜面は緑色の植林帯で尾根筋だけの広葉樹の紅葉が模様を描いている。何度もこの道を通ったが、この山行計画を立てるにあたって、調べて、はじめてビューポイントを見つけた。一の峠まで戻って昼食にする。秋の日射しがやさしい。帰路は一の峠からトンネル東口への道を下る。コロナ前まではなんども上り下りした道なのに、こんなに急坂だったのかとびっくりする。道に積もった枯葉が滑り、緊張して冷や汗をかきながら下りた。今日は無事に下れたが、来年は自信がない。この道はもう山終いにしよう。トンネルから90番までの309号は赤や黄の紅葉が最盛期だった。車に戻り、65番まで走る。朝、混雑していた路肩も空いていて、今度は正面からナメゴ谷が望めた。昇り竜の半分くらいまでは色づきは鮮やかだったが、龍の頭部分はすでに落葉していて白んで見えた。龍がしたから上まで全て紅葉する時期はおそらくないのだろうと思った。龍は何匹も天に向かった登り、私達は大峰の秋を満喫した。