2024/03/10

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金剛山三月十日の雪山日時2024年3月10日(日)メンバー増田阪口松村小林幸小林三片桐向井小渕(CL記)コースタイム7:50天ヶ滝道登山口出発9:25伏見峠9:55金剛山駅10:30山頂広場11:13葛木神社前11:30園地広場昼食12:32伏見峠13:34下山前日、気温が下がり風も吹いた。自宅から見える金剛山の頂上は雲に隠れて降雪を予想させ、豚汁の材料とともにアイゼンもザックに詰めた。当日は良く晴れ、天ヶ滝道登山口を予定通り出発した。気温が低かったので着込んでいたが急坂を登った所で上着を脱いだ。しかし、高度を上げていくと雪道に変わり、登りきってダイトレ道と合流するとすっかり雪山になっていた。園地の広場は一面真っ白である。脱いだ上着を再びはおる。そもそも、この山行は「春一番の花、福寿草をめでる」のが第一の目的である。ところがロープウェイ駅近くまできても、白一色で黄色が全く見えない。あたりを付けて雪を掘ってみたら凍った福寿草が現われた。一ヶ月前から咲いていると聞いていたので、遅いのではとばかり心配していたが、まさか、雪に埋もれているとは。気を取り直して山頂に向けて進む。途中岩屋文殊で祈願。知恵を授かるよりも、今ある知恵をぬきとらないでのボケ防止の祈りである。進んで山頂広場に到着。いつもどおり大勢の人で賑わっている。10:40のライブカメラに収まり怪獣の雪像とも遊ぶ。その後、園地に向けて出発する。帰りはダイトレ道と思い、葛城神社の裏道を選ぶが、通行止めになっていて引き返す。セメントの急坂は上りでも滑りそうになる。一の鳥居からダイトレ道に入り、再び園地に到着。朝、真っ白だった広場の雪が全部解けて地面が現われている。陽は射しているが寒い。東屋の中で豚汁クッキング。出来上がりを待つ間もダウンを着込んで震える。暖かい豚汁は味付けはどうあれ仲間と食べるとなんでもおいしい。帰路は雪も半分ほどになった天ヶ滝道を駆け下りた。24年の1,2月は記録的な暖冬で金剛山も積雪の日は数えるほどしかなかった。まさか3月10日になってそれに当たるとは思いもよらなかったが、それはそれで良しとしよう。そして今回から新しい仲間も加わり33期の山行が続く。