2023/04/16花の山金剛山②葛城山日時2023年4月16日(日)メンバー増田阪口松村坪井世坪井康小林幸小林三片桐小渕(CL記)コースタイム7:10高天彦神社出発(郵便道)9:05金剛山頂トイレ9:30カトラ谷二輪草群落10:00金剛山ピーク青崩道下山10:15カタクリ群落11:30青崩トイレ前下山昼食12:00出発13:50ショウジョウバカマ群落14:10自然探索路カタクリ群落14:40下山開始15:40下山昨日の雨が未明まで残り、高天彦神社もガスがたちこめていたが、10時には太陽が出てくるとの天気予報を信じて出発した。通い慣れた郵便道を曇天の中登る。進むに連れ、両側にイカリソウが見えてきてワクワクする。No3の群落地に到着。例年に比べ数が少ない。例年山側の斜面にぎっしり咲いているのに、ショック。気を取り直して進むと、No4の地点までは切れ目なく連続して咲いている。花の先に雨の滴が垂れ下がって光り、雨上がりならではの花の姿である。500段弱の階段を登りきって頂上トイレ前からカトラ谷に向かう。降り口の山側にサイゴクサバノオが三本あると聞いていたので捜すが、どれだか解らない。三本あると言う言葉をたよりにこの花だと決める。(帰ってから聞いたら正解だった)5cmほどの低い茎に米粒大の白い蕾みが付いている。Yossyaのレコでは白い花の中に黄色の雄しべが可愛かったが、この曇天では蕾みかたし。カトラ谷の急坂を花畑まで下る。二輪草は予想どおりまだ早かった。それでも霧の中で小さな蕾みを付けて、一面に広がって、なんとも幻想的な雰囲気である。お名残おしいが、先を急ぐので急坂を登り返す。そして青崩道を下りカタクリの群落に立ち寄る。花は多いが、時期も遅いのか、花の色も薄いし、なにしろ雨あがりなので、どの花も閉じたままである。それからの青崩道が長かったが、予定通り11:30下山。昼食とする。その頃には陽が射していて暑く、日陰をさがして座る。12:00葛城山に向けて出発。天狗谷の崩落地点(昔の水飲み場)を左折する時、水の流れの向こうにヤマルリの大きな株を見つけて休憩。40cm四方の大きさだが、カメラには入らなかった。長時間の歩きに疲れもたまってきて、速度も遅くなったが、やっとショウジョウバカマの群落地に到着。ここは満開!!!この広さでぎっしり咲いているショウジョウバカマは何回見ても圧巻である。藤色の花びらに濃紫の雄しべは自然界にしか出せない素晴らしい色だと思う。葛城山の山頂はパスして自然探私達の見たサイゴクサバノオyossyaの写した開花時索路に向かう。ここのカタクリは開いていたが、金剛山に比べると、散らばって咲いていて群落になっていないし、数も少なかった。キャンプ場まで戻り小休止して下山開始。飛ばせるだけ飛ばして、1時間で下山。予定時間セーフだった。最近、1日で金剛山と葛城山の二座に登る事を「コン、カツ」言うらしい。五種類の花をめでるための計画であったが、カタクリ、ショウジョウバカマと二輪草の開花時期がずれるため、「コン、カツ」で五種類の満開を見るのは無理である。やはり葛城山でショウジョウバカマとカタクリを見て後日、イカリソウ、二輪草、サイゴクサバノオを見に金剛山の登るのが、ベストだと今更ながら思った。それに72歳になるとコン、カツは少ししんどい。下山した次の日の朝、金剛山に霰が降った。花たちは大丈夫だっただろうか。