2023年3月11日(土)メンバー増田阪口小野源片桐小渕(CL記)コースタイム天ヶ滝道登山口出発8:50第一ベンチ休憩9:20伏見峠10:20金剛山駅10:45金剛山頂上11:15昼食出発11:52伏見峠12:45天ヶ滝登山口下山13:55天ヶ滝登山口に8:40に到着。出発の準備をしているとモンベルのマイクロバスに乗ったツアー客が着き大勢乗っているのがわかる。一緒になれば大変と、我がパーティーは慌てて先に出発する。天ヶ滝道は最初の登りは少ししんどいが、第一ベンチまで30分がんばると、あとは楽勝の登山道である。植林された杉林の中をぐんぐん上って行く。第一ベンチでの休憩も入れて1時間30分で伏見峠着。キャンプ場横のセメント道を上がり、テラスの前を通って金剛山駅に向かう。この山行は「金剛山の福寿草」目的の山行であったが、サプライズ企画として金剛山に二輪しか咲かない「節分草」を見つけるという目的も持っていた。前日、明神山友のyossha-に詳しく場所を教えてもらい、ヤマップ地図で確認しながら進むと、数人がカメラを構えていて、すぐに解った。教えられた通りの場所であった。白い五枚の花びらはとても薄くて半透明のように見える。花芯は藤色でいかにもはかなく、枯れ葉の中に見落金剛山に二輪しか咲かない節分草としてしまいそうである。充分楽しんだあと金剛山駅に向かう。駅手前から道沿いに福寿草が満開である。自生ではなく植えられた花なので、数も多く、株も大きく、黄色が鮮やかで、派手さは抜群である。福寿草を見終わって10:45このまま下山すれば、お昼までに下りられるけど・・・もったいないので頂上まで行くことにする。30分歩いて金剛山頂上。雪も無いのに相変わらず賑わっていてベンチもテーブルも満席である。広場の端で昼食をとり、転法輪寺の裏の鳥の餌台に向かう。手のひらにクルミをのせて近づくのを待つ。カメラマンが「木の枝に手のひらをのせて待つと近づきやすい」と教えてくれる。何回か食べにきてくれたが、この場所も広場の餌台同様山鳩に占領されていて小鳥は少なかった。下山は一の鳥居からダイトレ道をキャンプ場まで戻りセメント道を下りかけたら、明神山友夫妻と出会う。ミスミソウを見てきたと言う。案内してもらうと、そこにもカメラを構えた人がいる。ショッキングピンクのミスミソウの株二株が満開。一株は中が白い株である。葉は常緑で雪の下でも緑を保っているので雪割草と呼ばれているそうな。節分草、福寿草、雪割草と金剛山の早春の花を堪能し、伏見峠を越えて、元来た天ヶ滝道を一目散に下山した。のんびり、ゆっくりのつもりだったが、ヤマップの速度は150~170の「早い」だった。年寄りは先が短いからか、せっかちで気忙しい。ミスミソウ撮影中中が白いミスミソウ