学能堂山 の 紅シャクヤク日時 2022 年 6 月 5 日(日)メンバー 増田 阪口 小林幸 小林三 小渕(CL 記)コースタイム 8:05 杉平登山口出発 9:30 笹峠 9:40 学能堂ピーク 10:15 出発11:00 コスマ峠 11:25 下山6 月 5 日(日)は葛城修験 19,20 番の金剛山へ行く予定であったが、来週予定の学能堂の紅シャクヤクが満開になったのとお天気が午後から崩れる予報が出たので急遽、2 日前に行き先を学能堂に変更した。車を一台神末上村に留め置きし、もう一台で杉平登山口へ移動する。杉平は以前は給水タンクまで車が入れたが、今はタンクではなく、金網で囲まれた機器に変わっていて同じ場所まで入れる。そして 2 年前には無かった駐車場が段状に作られていて、既に 10 台ほど停まっている。登山口も賑わっていて 15 人ほどのグループが山道を出発していった。前日に調べたヤマップの活動記録によると登山口から林道終点までの間、林道沿いに紅シャクヤクが咲いているとあったので、我々は緩いが距離の長い林道まわりで出発する。植林された杉林の中を歩いて行く。前後に数人歩いていて紅シャクのポイントに来ると写真を撮っているので林道から少し登った場所でもすぐに解る。何カ所かあったが、林道終点までの紅シャクヤクはすべて終わっていて1~2 枚の花びらが残っているだけである。林道終点で先ほどのグループを抜かして急登が始まる。高度差250m ほど登るだけだが、解っていても、蒸し暑さに負けて休憩。尾根に出て左折、ここまで来ればもう登ったのも同じ。下山する人が「満開ですよ。見頃です。」と声をかけてくれる。期待を高めて頂上着。花より何より頂上の人の多さにびっくりする。学能堂には何回も来たが、ほとんど自分達のグループだけで人と会うことも少ない山だったのだ。さすが紅シャクヤク、超人気である。そしてお目当ての花は「咲いてる、咲いてる。いっぱい咲いてる!!!」群落状態ではないが、あちこちに咲いている。これだけ咲いていれば人も集まるはずだ。ピンク色のピンポン玉大の蕾みから桃のような大きさまで開花したのまでいろいろある。花びらの中で黄色の雄しべが色鮮やかである。山頂からの展望も良く 360 度見渡せる。槍ヶ岳のように尖った高見山がキレイに目立つ。木陰でゆっくりして紅シャクヤクを堪能し、下山開始。東俣山、白土山のピークを越えて三峰山への縦走路を歩く。激下りのコスマ峠の手前で 20 人ほどの団体が登ってくる。岐阜からきた山の会だと言う。こちら側の方が楽に登れる。以前よりも道ははるかに良くなっている。下りは飛ばしに飛ばして 11:25 下山。活動時間 3 時間 20 分。山はどの山でもそうだが、一番キレイで輝いている時期に登るべきだと、今日改めて思った。