2022/4/16花の山 の 春金剛 葛城 ニ座 花巡り と 葛城修験21番 22番経塚日時 2022 年 4 月 16 日 (土)メンバー 増田 阪口 松村 小野源 小渕(CL 記)山の花の満開を的中させるのは本当に難しい。個人的に「今咲いているから行こう」と言うのは簡単だが、会の活動として年間計画をたて(例年の開花時期を参考にして)予定通り実行しようとしても、今年のように冬が厳しかった年はとても計画通りには開花してくれない。山行日の三日前に郵便道のイカリソウを下見に行ったが、茎丈も低く、米粒の半分くらいの大きさの蕾み状態で泣きそうになる。それでも同じ日に下見に行ってくれた情報部員の yossya- with きなこから千早園地のカタクリが満開だと聞いて目的をイカリソウ、ニリンソウからカタクリに変更しての金剛山となった。また、諸事情の男子二人が四ヶ月ぶりの参加でうれしい山行となった。コースタイム 6:45 高天彦神社出発(郵便道) 7:35 いー3 8:35 21 番経塚 8:37 湧出岳9:00 千早園地 10:05 金剛山ピーク 11:50 青崩下山 昼食 12:15 出発13:15 天狗谷ベンチ 14:05 キャンプ場 14:20 自然探索路14:40 キャンプ場 :50 下山 16:10 水分神社 22 番経塚高天彦神社の横の八重桜は満開であった。渡渉した後すぐに新しい迂回路が作られていて楽に歩ける。元の道と合流して最初のカーブの谷側に 2~3 本開花したイカリソウがあるときいていたので見落とすことなく写真をとることがきた。郵便道は最後の階段 500 段以外は傾斜が緩やかで情報部員きなこ 3 歳金剛登山は 50 回越色々な花が楽しめるので、春には最適である。スミレ、ヤマルリソウ、一人シズカ、ショウジョウバカマ等々。そしてお目当ての「いー3」のイカリソウ群落は残念ながら蕾み状態である。後 10 日というところだ。満開になればさぞかしと思う。イカリソウは「いー4」までずっと続く。崩落地を過ぎると階段が始まる。50 段ごとに番号が書いてあり登りやすい。登り切って尾根に出たら、霧の中で幻想的だけれど寒い。鳥居手前を左折し、すぐまた左折すると葛城修験 21 番経塚に到着。湧出岳を通り千早園地へ。yossya-に教えられた場所でカタクリの群落を見つけた。陽も出ていないし、気温も低いのでカタクリは閉じたままである。残念。山頂広場に引き返し、カトラ谷のニリンソウを見るべく下りはじめたが、下から上がって来る人達が「まだ、まだ、あと 10 日はかかる」と言うので、途中で戻る。青崩道を下り始めるとすぐに左側に開けた斜面があり、そこにカタクリが敷き詰めたようにビッシリ咲いている。今まで何十回も青崩道を通ったが、このような群落は初めて見た。良かった。CL としての面目躍如。青崩道をどんどん下ってお昼に下山。車の前で並んで昼食。諸事情の二人とはここで解散する。昼食を終えて3人で天狗谷を出発する。崩れた元の水飲み場を越えて階段が始まると、疲れで歩きが投げやりになり、段々遅くなってくるが、ベンチまで来て一服するとほっとする。上に弘川道が見えてくるとショウジョウバカマが咲き出しキャンプ場まで来ると、いつもの様に大群落が満開である。満開になったばかりであるのか紫の色が濃くて花びらが花火のようにはじけて華やかである。充分楽しんで自然探索路に移動する。入り口はちらほらだが、分岐を左に登っていくとたくさんのカタクリが咲いている。ただ、保護のため傾斜地にはロープが張って立ち入り禁止なのでロープごしに写真をとる。2時を過ぎて陽も当たってきたので開いている花も増えてきた。キャンプ場に進み、下山開始。小走りで下山し、15:50 下山。帰路、祈りの滝方面に曲がるとすぐに水分神社に寄る。ヤマップではこの神社を葛城修験22番としている。この神社に参拝し、22 番を終える。朝 7 時前から 4 時まで 9 時間、今日もよく歩いた。葛城修験 22 番水分神社天然記念物の葛城山のギフチョウ