山手駅前商和会の歴史
History of Yamate Ekimae Showakai
History of Yamate Ekimae Showakai
駅から一直線に続くこの道は、かつてイギリス軍とフランス軍の鉄砲場として慶応元年(1865年)に作られました。
昭和39年に開業した山手駅を中心に発展してきた「人と人のつながりを大切にする商店街」です。
1864年から1865年にかけて、現在の山下町の外国人居留区に住む外国人たちの運動のために、周回できる遊歩道が、幕府の費用負担で作られました。大和町はその遊歩道の中心部にあたります。
幕府は外国人を東海道の方には行かせないようにし、その遊歩道の内部や近辺にいろいろな遊興施設を作りました。大和町で有名なのは鉄砲場。根岸競馬場ができるまでは、鉄砲場で直線コースの競馬も行われました。さらに明治に入って1873年(明治6年)には大和町1丁目あたりに、陸上競技場も作られています。
(鉄砲場は大和町2丁目)
(文献:郷土史研究家棚橋誠資料より)
【現在の地名での道順】
石川町駅→地蔵坂→山元町交差点から打越橋→山元町簑沢入り口交差点・中華墓地地蔵王廟→
根岸森林公園・根岸競馬場観覧席跡・馬の博物館→根岸旭台交差点→不動坂→白瀧不動尊→七曲り坂→アメリカ坂→本牧山頂公園→
千代崎川跡→射撃場(鉄砲場)跡→山手駅
鉄砲場地図(明治4年)