地域資源を活用し、地域を巻き込むイノベーション事業作りを

農山漁村発イノベーションとは

農林水産物をはじめ、地域の多様な地域資源を活用しながら、地域に新たな事業や付加価値を創出する取り組みです。

地域イノベーション事業を創出・誘発する次世代リーダー人材の育成を目指し、実践講師による講座を通して皆さんの事業構想を形にします。


【講座概要】

地域資源と向き合いながら、様々な視点から他分野との組み合わせを検討し、仲間と共に地域イノベーションの「マイプラン」を考える全10回講座。 経営の基礎知識の習得や地域で取り組む先進事例を研究しながら、自らのチャレンジプランを形づくっていきます。

【開催期間】

10月16日(水)~2月14日(金) 
全10回連続講座 オンライン併用対応

【会場】

山形県産業創造支援センター

(山形市松栄1-3-8)ほか
駐車場無料

※講座の一部、現地視察については会場が異なります

【締切・定員】

 締切:令和6年10月10日(木)
募集期間を延長しました!
  定員25名  受講無料

【対象】

山形県内の農産物や地域資源を活用して、新たな事業に取り組む方・新たなチャレンジを考えている方

<農林漁業者や農業団体・中小企業事業者(食品製造、飲食、小売、観光、教育など)・まちづくり団体・その他意欲のある方など>

お知らせ

令和5年度の講義の様子をまとめました。ぜひご覧ください。

【ピックアップ講座】

実践者による特別講演① 11月7日(木)14:00~16:00 
「多様な人たちを巻き込むローカル・
           イノベーション事業創出」
~事業を生み出すプロセスと人を呼び込む情報発信~

合同会社 NIPPON TIMES 代表社員 田丸 さくら氏

大学4年時に、学生団体であった NIPPON TABERU TIMES を法人化し、21歳で起業。山形県小国町で「おぐにマルチワーク事業協同組合」の理事として、ローカル企業支援も実施。今年からは白鷹町にて、関係人口創出事業も展開。広報支援事業「TABETAI デザイン部」、地方創生事業「地域リノベーションラボ」を展開。

実践者による特別講演② 11月21日(木)13:00~14:30 
「消費者ニーズを捉え、社会課題を解決する
『量り売りマルシェ』」
~コンセプト・ターゲット設定と
            事業者連携による事業づくり~

有限会社ジャポン・メゾン 代表取締役 髙﨑 かおり氏

宮城県大崎市岩出山にて「日本人が作る、日本人のためのハム・ソーセージ作り」をコンセプトに、3つの商品ブランドを展開。作り手は全員女性であり、女性の感性と働き方を商品・組織に取り入れている。2019年からは、女性事業者同士が連携した「量り売りマルシェ」の活動を始め、女性の視点を生かしたマネジメントや、SDGSを見据えた活動を実施中。

【地域イノベーション事例研究】10月30日(木)10:00~16:00

村山市内の地域イノベーション事例2か所を視察

現地視察① ナカイローズファーム
「食用バラによる6次産業化と地域づくり」

株式会社バラの学校 代表取締役 中井 友實榮 氏

2011年東日本大震災をきっかけに、非農家から農業法人『株式会社バラの学校』を設立。農福連携による無農薬の食用バラの生産から、ローズリーフを活用した食品の製造販売、教育プログラムの開発による他地域での生産拡大などを推進。

現地視察② Link MURAYAMA
「廃校活用施設を通じた、にぎわいと事業創出」

村山市政策推進課 地域プロジェクトマネージャー 佐藤 洋介氏

廃高校農林水産省職員として村山市へ出向し、廃高校の利活用構想を企画。
公共と民間が同居する施設Link MURAYAMA へと生まれ変わらた。現在は農林水産省を辞めて移住し、施設の企画運営業務を担う傍ら、村山市の花であるバラの栽培・加工・販売事業も展開している。