雑多なコンテンツ
プロジェクトのミッションについての簡潔な説明
1.株式投資の基本方針
株式投資の要諦は「成長する銘柄を買い、長期にわたり持ち続ける」という正攻法
(1)有能な人材がいること。
経営者がしっかりとした将来のビジョンを持っていて、しかも、ものすごくエネルギーがある、ということ。実際、そのような経営者が会社の業績と株価を何十倍にもしている。その点で、創業者が率いる会社が良いことが多い。
(2)技術力があること
(3)財務状況が良く改善の余地があること。
重視するポイントはPBR※1、自己資本比率と有利子負債。自己資本比率が高くて有利子負債が少ないものに注目する※2。
村上氏のチェック条件は以下の通り※3。
・自己資本比率が70%~80%と高くて
・有利子負債がゼロかゼロ近くで
・利益剰余金が自己資本のほとんどを占めていて
・現預金や有価証券など、現金同等物がとても多い(あるいは立地のよい遊休不動産をたくさん所有している)
・売上や利益などの業績も比較的安定している
(4)実力以上に株価が高くないこと(PER)
PER:業績から見た株価の割安さを表す指標。「株価÷1株益」
株式市場の平均PERは経済状況や相場状況によっても異なるが、だいたい10倍~20倍程度の範囲で推移しており、15倍前後が平均的な水準。従って、PER7倍~8倍は割安といえる。ただし、こうした場合にも、「なぜPERが低いのか」を考えることが必要。PERは、一般的に次の決算の当期利益の予想を使って計算されているので、少し先の業績が反映された数値になっている。もっと先の将来に、業績が大きく落ち込みそうだと思うなら、PERが今どんなに低くても「買い」とは判断できない。逆にPERが10倍と平均的な水準の2倍程度であっても、いつか利益が10倍になると思うなら「買い」。でも、気を付けなければならないのは、多くの人がその会社の将来について同じ予想を立てていた場合、その期待はすでに現在の株価に反映されている可能性が高いということ。大きく成長しそうな企業を見つけても、すでに人気となって、高いPERになっている場合には、慎重になった方がいい。成長株に取り組む場合には、人気過熱になっていないかどうか将来性が織り込み済みではないか、そうしたことをよく考えることが大切。
・買うタイミングは金融相場の初期(何らかのショックに対抗するため、利下げ・金融緩和)
・売るタイミングは利上げのアナウンス(金融引き締めの予告)
・短期で儲けようとしないこと。むしろ、ドルコスで買い続ける。下がったらナンピン買い、配当が出たら追加で買ったりする。時間分散し、評価損が出ても持ち続ける。損切りはしない。
・バブルには注意すること
例えば、1990年前後の株や土地バブルでは実際の価値(事業収支から逆算できる株や土地の価値)の何倍もの値段がついた。当時は株や土地の需要が供給を大きく上回り、地価や株価の上昇が続いたため、それが神話となって事業収支を度外視した価格がつけられた。こんなに時には、どんなに儲かりそうでも手を出さないこと。こうした事業収支を度外視した価格バブルは長続きせず、やがては適正な価格まで落ちていく。逆にバブル経済崩壊後や金融危機の時には、地価や株価が本来の価値よりも大きく下がる。こういう時こそ投資家にとっては大きなチャンス。村上氏が株や不動産を買うのはこういう時で、「本来の価値に比べて価格が大きく割安になっているときに買う」ということが投資で成功するためのコツ。
いくつかの将来的なシナリオ(うまくいくケース、ダメなケース)を想定する。それぞれのケースで株価を業績見通しや資産・負債の内容から考える。それに確率を掛けたものの総和が期待値となる。
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