体験「脳に触れてみよう」

企画意図

「脳に触れてみよう」は、私たちが普段、図鑑や教科書、動画などで目にする「脳」というものを実際に目で見て、手で触れて体験できるユニークなプログラムです。2次元の情報では捉えきれない質感や形状、重さなどを、リアルなブタの脳を通じて五感で感じることで、科学に対する興味や理解を深めることを目指しています。現代はデジタル情報が豊富に手に入る時代ですが、だからこそ本物に触れる体験が特別であり、実際に「触れる」という経験が子どもたちの好奇心を刺激し、学びの原動力になります。

期待される効果

1. 好奇心の喚起: 参加者は脳の構造や機能について教科書で学ぶだけでなく、自らの手で触れることで、より強い興味を抱くことができます。これにより、より深い探求心を育むきっかけとなります。

2. 五感を使った学習: 触覚を通じた学びは、視覚や聴覚だけの情報よりも記憶に残りやすく、実感を伴った理解が可能です。実際に見て触れることで、脳のリアルな形状や質感、温度感を感じ取り、教科書のイメージが具体的なものへと変わります。

3. 科学に対する興味の拡大: この体験を通じて、ただ「脳を知る」だけでなく、「科学って面白い」と感じてもらうことができます。科学が日常生活の中でもっと身近で、面白く、理解しやすいものであるというメッセージを伝えます。

プロモーションメッセージ

「見るだけじゃない、本物を触って感じる科学体験！」。普段は見ることができないブタの脳に触れ、実物の質感や形状を五感で確かめてみませんか？教科書では感じられないリアルな体験が、新たな学びと想像力を引き出します。未来の科学者や医療従事者を目指す子どもたちだけでなく、科学に興味を持ち始めたばかりの人も、全ての参加者にとって貴重な学びの機会です。

この企画を通して、科学がより身近に、そして面白く感じられるようになることを願っています。あなたも、私たちと一緒に「脳」に触れてみませんか？ 

体験「かおりクイズに挑戦しよう」

企画意図

「かおりクイズに挑戦しよう」は、私たちの身の回りに溢れる「匂い・香り」を通じて、化学の面白さを体験できるプログラムです。香りは普段何気なく感じているものですが、その正体は化学物質です。このプログラムでは、10種類の香りを嗅いでその正体を当てるクイズを通じて、匂いや香りを科学的な視点で捉える機会を提供します。香りの元となる物質の名前を知ることで、身近な化学への興味を引き出し、化学の知識を楽しく学ぶことが目的です。

期待される効果

1. 化学への親しみや興味を促進: 参加者は普段あまり意識しない香りの成分に触れることで、化学物質が日常生活と深く結びついていることを理解できます。これにより、化学への興味を自然に引き出し、科学を学ぶ楽しさを感じてもらうことが期待されます。

2. 嗅覚を通じた実践的な学び: 香りという五感を活用した学びは、記憶に残りやすく、具体的な理解を助けます。化学物質とその香りの関連性を知ることで、「匂い＝物質」という認識を深め、科学的な視点が広がります。

3. コミュニケーションと競争心を刺激: クイズ形式で得点を競うため、友人や家族と一緒に楽しみながら学べる要素があり、他の参加者との交流やコミュニケーションを促進します。楽しみながら学ぶことで、科学に対する抵抗感が減り、理解がより深まります。

プロモーションメッセージ

「身の回りの香りの正体を知ろう！化学の目で見ると、いつもの香りがもっと面白くなる！」。普段何気なく感じている匂いや香り、その元になっている化学物質を当てるクイズに挑戦しませんか？10種類の香りの正体を嗅ぎ分け、友だちや家族と一緒に得点を競い合いながら、化学の世界を楽しく学ぶことができます。自然の香りから日用品まで、意外な発見が待っています！

このプログラムを通して、化学の面白さを身近に感じ、普段の生活が少し違った視点で見えるようになるきっかけを提供します。あなたも「かおりクイズ」に挑戦して、香りの世界を探求してみませんか？

体験「美味しい匂いを作る」

企画意図

「美味しい匂いを作る」は、料理の過程で感じる「おいしい香り」の裏に隠された化学反応を体験し、科学の面白さを伝えるプログラムです。食べ物の中のアミノ酸や糖類が加熱されることで化学反応を起こし、あの食欲をそそる香りが生まれます。このプログラムでは、アミノ酸とブドウ糖をホットプレートで加熱し、実際に香りを生成する過程を観察しながら、身近な料理の科学を学んでもらいます。美味しさの根源にある「香り」の化学的な仕組みを知ることで、料理をより深く理解し、化学への興味を引き出すことが目的です。

期待される効果

1. 化学反応を実感する: 食べ物の香りの正体が単なる「匂い」ではなく、実際には化学物質が反応してできることを体験的に学べます。普段の食事に隠された科学の面白さを体験することで、化学反応が身近なものであることを実感できます。

2. 日常の科学への興味を醸成: 食べ物と化学という、普段あまり結びつかない要素を組み合わせることで、科学が日常生活と密接に関係していることを知ってもらい、化学の知識への興味を促します。特に、料理好きの子どもや大人にとっては、新しい視点で食べ物を見るきっかけとなるでしょう。

3. 体験を通じた記憶の定着: 実際に「作って、嗅いで、感じる」ことで、視覚や嗅覚を通じた学びが深まり、記憶に残りやすくなります。体験を通じた学びが、料理や食べ物に対する理解をより豊かにします。

プロモーションメッセージ

「いつもの料理がもっと楽しくなる！『美味しい匂い』の化学を体験しよう！」。料理の香りがどうやって生まれるのか、実際に体験しながら学べるプログラムです。アミノ酸とブドウ糖をホットプレートで加熱し、食欲をそそる美味しい香りがどのようにして作られるのか、その仕組みを目の前で観察できます。おいしい香りの背後にある化学の力を知ることで、料理がもっと楽しく、科学がもっと身近に感じられます。

このプログラムを通じて、料理好きの人も、科学に興味がある人も、全ての参加者が「食べ物と化学の不思議な関係」に魅了されることを目指します。あなたも「美味しい匂いを作る」体験をして、料理と科学の新しい世界を探求してみませんか？

体験「甘味処」

企画意図

「甘味処」は、日常の中で親しんでいる食品の成分を通じて、化学の面白さを体験的に学べるプログラムです。乳酸、クエン酸、酢酸といった酸味成分や、ブドウ糖、ショ糖、人工甘味料などの甘味成分を実際に味わいながら、その違いを感じ取ることで、身近な化学物質への理解を深めます。本プログラムでは、「利き酒」ならぬ「利き成分」をクイズ形式で楽しみながら点数を競い、優れた成績を収めた参加者には「味覚ソムリエ」として認定証を授与します。遊び心を取り入れたこの体験を通じて、化学への興味を自然に引き出すことが目的です。

期待される効果

1. 化学への親近感を促進: 身近な食品成分の特徴を実際に味わうことで、化学の世界が日常生活と密接に結びついていることを実感できます。化学が難解で遠いものではなく、身の回りの中にある身近な存在であることを楽しく学んでもらうことが狙いです。

2. 味覚を使った具体的な学び: 味覚を通じて学ぶことは、視覚や聴覚だけの情報よりも記憶に残りやすく、実体験として成分の特徴を理解できます。特に、それぞれの成分の持つ風味を体験しながら、化学物質の性質を知ることで、学びの効果がより高まります。

3. 競争と認定によるモチベーション向上: クイズ形式で点数を競うことで、楽しさや挑戦心が加わり、学びの場がよりエキサイティングなものとなります。また、優秀者には「味覚ソムリエ」として認定証を授与することで、達成感を味わい、参加者のモチベーション向上につながります。家族や友人と一緒に参加することで、より多くの人が科学に興味を持ち、交流の輪が広がる効果も期待されます。

プロモーションメッセージ

「あなたの舌が試される！『甘味処』で味覚ソムリエに挑戦しよう！」。普段口にしている食品の酸味や甘味、その成分の違いを実際に味わいながら当てるクイズで、楽しみながら科学の世界を学びましょう。乳酸、クエン酸、酢酸の違いを見極める「利き酸」や、ブドウ糖と人工甘味料を見分ける「利き糖」で点数を競い、最も高得点を取った優秀者には「味覚ソムリエ」として認定証を授与します！

科学の知識を味覚で体験し、日常の食品がちょっと違って見えるようになる、そんな新しい学びの機会をお届けします。あなたも「甘味処」で味覚のセンスを試し、味覚ソムリエを目指してみませんか？

体験「体感チャレンジ科学センス」

企画意図

「体感チャレンジ科学センス」は、重さ、温度、長さ、時間といった日常の中で使われる基本的な物理的な量を体験的に学ぶプログラムです。科学的な測定には、正確さが求められますが、科学者にはそれに加えて、物の感覚や直感も重要です。このプログラムでは、参加者が実際に重さを感じ、温度を測り、長さを測定し、時間を計ることで、自分の持っている「科学的センス」を試すことができます。クイズ形式でこれら4つのチャレンジに挑戦し、どれだけ正確に当てることができるかを競い合うことで、科学の楽しさと奥深さを体感してもらいます。

期待される効果

1. 科学的直感の向上: 重さや温度、長さ、時間といった基本的な量を実際に体験しながら測定することで、科学的な感覚を研ぎ澄まします。科学には数値だけでなく、観察力や感覚的な判断も必要であることを、楽しみながら学べます。

2. 計測の重要性を実感: 科学の世界では、精度の高い計測が求められますが、それを体感的に理解することができます。正確に測定するための挑戦を通じて、科学的思考の基礎となる「測定の重要性」を実感できます。

3. 競争を通じた学びの促進: クイズ形式でのチャレンジにより、参加者は楽しみながら競い合い、自分の科学的センスを試すことができます。家族や友人と一緒に参加することで、科学に興味が広がり、学びへのハードルが低くなる効果も期待されます。

4. 科学者としての感覚の体感: 実際の科学者が求められる「直感的な判断」や「感覚の鋭さ」を体験的に理解できるプログラムです。科学の世界で働く人々のセンスを身近に感じてもらい、科学への興味と親近感を持ってもらうことを目指します。

プロモーションメッセージ

「あなたの科学センス、試してみませんか？『体感チャレンジ科学センス』で科学者の直感を体験！」。日常の中でよく使う重さ、温度、長さ、時間の4つの量をクイズ形式で実際に体験しながら、どれだけ正確に当てられるかを競います。粘土の重さを感じたり、水槽のお湯の温度を測ったり、紐を指定された長さに切ったり、10秒をストップウォッチで測るなど、楽しく挑戦しながら科学的なセンスを養いましょう。参加者の成績はその場で発表され、科学センスの「エキスパート」として認定されるチャンスも！あなたも「体感チャレンジ科学センス」で、自分の科学的な直感力を試してみませんか？科学の面白さを、体感を通じてもっと身近に感じることができる体験型プログラムです。

体験「分子を作ってみよう！」

企画意図

「分子を作ってみよう！」は、水、二酸化炭素、酸素など、日常生活でよく耳にする化学物質が、実際にはどのような形をしているのかを分子模型を使って学ぶプログラムです。化学式で記述された物質が、分子レベルではどのような構造を持ち、どのように組み合わさっているのかを体験的に理解してもらいます。参加者が自分の手で分子模型を組み立てることで、化学物質の構造や性質の成り立ちを視覚的かつ触覚的に学び、化学の世界への興味を深めることを目指します。

期待される効果

1. 化学構造の視覚的理解: 日常生活で使われる化学物質の分子構造を実際に見て触れることで、化学式が示す情報が具体的にイメージしやすくなります。単なる記号や数字としての化学ではなく、実際の物質の姿や仕組みを直感的に理解することができます。

2. 学びの楽しさを実感: 分子模型を自分の手で組み立てることで、参加者は学びのプロセスに積極的に参加し、楽しみながら化学に触れることができます。模型のパーツを組み合わせることで、分子の結合や構造の意味を自然に理解できるため、化学が苦手な人にも分かりやすい導入となります。

3. 科学的な思考の基礎を養う: 分子の構造や結合の仕組みを知ることで、化学反応の基本的なメカニズムや、物質がどのように変化するのかを理解するきっかけになります。これにより、より高度な化学知識を学ぶ際の土台が作られ、科学的な思考力を養う効果も期待できます。

4. 身近な物質への興味を喚起: 水や二酸化炭素、酸素といった、誰もが知っている物質の分子構造を学ぶことで、身の回りにある科学的な現象への興味が広がります。「あの物質は実際にこんな形をしているのか」という新たな発見を通じて、科学が身近で楽しいものだと感じてもらうことが目標です。

プロモーションメッセージ

「目に見えない世界を作ってみよう！『分子を作ってみよう！』で化学の世界を体験しよう」。普段よく耳にする水、二酸化炭素、酸素などの化学物質が、実際にどんな形をしているか知っていますか？このプログラムでは、分子模型を使って自分の手でそれらを組み立て、分子構造の仕組みを視覚的に理解します。難しそうに見える化学式も、実際の分子を作ることで簡単に見えてくるかもしれません！分子模型を通して、物質の成り立ちを楽しみながら学べる絶好の機会です。科学の世界に興味がある人も、ちょっとだけ覗いてみたい人も、ぜひ「分子を作ってみよう！」に参加して、身近な化学をもっと身近に感じてみましょう！

体験「からだ探検隊」

3D人体解剖アプリで学ぶ人体の構造

企画意図

「3D人体解剖アプリで学ぶ人体の構造」は、普段図鑑や骨格標本でしか見ることができない人体の内部を、3Dアプリを使って直感的に学ぶプログラムです。フリーの3D解剖アプリを利用し、参加者のスマートフォンに導入してもらいながら、心臓や肋骨、内臓の位置や構造を自分のペースで学ぶことができます。クイズ形式で各自がアプリを使い、問題を解きながら調べる体験を通じて、より深く人体の構造を理解し、学習意欲を高めることが狙いです。また、アプリの内容をスクリーンに投影し、全体での解説も行うことで、効果的に知識を身に付けられます。

期待される効果

1. 視覚的で直感的な理解: 3Dアプリを使うことで、通常の2Dの図や写真だけではわかりにくい臓器の立体的な位置関係や構造が明確に理解できます。スマートフォンを使って自分の手で操作しながら学べるため、学習の意欲を引き出し、記憶に残りやすくなります。

2. 自発的な学びの促進: クイズ形式で問題を解きながら進めるため、参加者は自ら考え、調べることで学ぶことができます。クイズを通じて、どのような疑問が出ても、その場でアプリを使って確認できるので、理解が深まりやすくなります。

3. 現実の感覚に近い体験: 3Dアプリでは、人体の各部分を自由に回転させてさまざまな角度から見ることができるため、実物に近い感覚で学べます。心臓の位置や肋骨の数、内臓の配置など、普段は見ることができない身体の内部をリアルに体験することで、身体の理解が広がります。

4. デジタル技術の活用による新しい学び: フリーアプリを活用することで、参加者は手軽にスマートフォンを使って学べます。デジタル技術を学びに取り入れることで、未来の教育ツールとしての可能性も体感でき、科学教育の新しい形を提案します。

プロモーションメッセージ

「あなたの身体をもっと知ろう！『3D人体解剖アプリで学ぶ人体の構造』でリアルに学ぶ！」。心臓はどこにある？みぞおちの後ろにはどんな臓器がある？肋骨は全部で何本？フリーの3D人体解剖アプリを使って、自分のスマートフォンで人体の構造を調べてみませんか？クイズに挑戦しながら、実際の臓器の位置や形を自分で操作して確認し、理解を深める体験型プログラムです。3Dアプリを投影して解説も行うので、皆で一緒に学びながら疑問を解消！普段は見ることができない身体の中を、リアルに感じながら理解できるこの機会をお見逃しなく。ぜひ「3D人体解剖アプリで学ぶ人体の構造」に参加して、自分の身体をもっと知り、科学の面白さを体験してみましょう！

参加者用の資料の例（るくる出展2022，2023）