声とことばマーク
運営委員会
声とことばマーク
運営委員会
話すことに不自由なことを示し、理解と配慮を広げるための新しいマークです。
●声とことばマークの目的
声とことばの疾患をお持ちの方が、安心して過ごせる社会づくりのためのシンボルマークを目指しています。
具体的な使用方法としては下記の2つが例としてあげられます。
≪声とことばの疾患をお持ちの方が周囲に知らせるため≫
声とことばマークを身に着けることで、声やことばが出にくいことを周囲に知らせ、配慮をお願いすることを手助けします。
≪声とことばの疾患をお持ちの方に配慮することを示すため≫
店の入り口やレジに掲示し、声とことばの疾患をお持ちの方に配慮することを示します。声とことばの疾患をお持ちの方が利用しやすくなります。
声とことばマークの利用方法はその他にも考えられます。みなさまのアイディアでいろいろな方法で利用してください。
●賞
最優秀賞(1点):5万円
※この金額で著作権を買い取る形をとらせていただきます。著作権の譲渡範囲は、広報・印刷物・ウェブサイト・展示・配布物など、本マークの普及活動全般における利用を含みます。
●募集内容
・上記の「声とことばマークの目的」に合致したもの
・自作かつ未公表で、第三者の権利を侵害しないもの
・原則電子データとし、5MB以内のjpeg/gif/png/pdf/ベクターデータ(.ai)でお願いします。
・電子データでの提出が難しい場合は、メールでお問い合わせください。
・色彩は自由ですが、視認性が良く、縮小や拡大、モノクロでの使用等に耐えられるもの
・採択後、実用上の調整(色味の調整、カラーモードの変更、線の太さ・塗りの統一、データ形式の変換など)を行う場合があります。その際は受賞者に確認のうえで進めます。
・作成に生成AIを使用した場合は、そのことを作品の説明に明記してください。
●応募資格
特にありません。プロ、アマチュアは不問です。当事者以外の方でも応募可能です。
●募集期間
2025年11月1日~2026年1月31日(23:59必着)
●応募方法
下記応募フォームから応募してください。
応募フォーム https://formok.com/f/r13xk5lv
応募フォームでの提出が難しい場合は、問い合わせ先メールアドレスに作品を添付して送ってください。その際に下記の記載をお願いします。
・作品の簡単な説明(200文字以内)
・氏名(フリガナ)
・氏名公開 可・不可
(不可の場合はハンドルネームなどをお伝えください。)
・メールアドレス
・住所
・電話番号
※メールアドレス、住所、電話番号は連絡のみに利用され公表されることはありません。
●審査方法
声とことばマーク運営委員会で、上記の募集要項に照らし合わせ数点まで絞ったのちに、2026年4月の声とことばの交流会(東京での開催予定)にて最終決定します。
●結果発表
応募者に直接通知します。公式SNS等でも発表します。
●主催 問い合わせ先
声とことばマーク運営委員会
代表:富里周太
メールアドレス koetokotobanokai@gmail.com
ホームページ https://sites.google.com/view/voice-speech-mark
●共催
全国言友会連絡協議会
笑みだち会
SDCP 発声障害患者会
●補足
声とことばマークは、聞こえが不自由な方向けの「耳マーク」を参考にしています。こちらもご参照ください。(全難聴の耳マーク紹介ホームページ https://www.zennancho.or.jp/mimimark/mimimark/)
声とことばの疾患には下記の疾患が含まれます。そのほかにも声やことばのことでお困りの方すべてが対象です。
・吃音・失語症・構音障害・発声障害(痙攣性発声障害、機能性発声障害、過緊張性発声障害、低緊張性発声障害など)・場面緘黙・喉頭摘出後・トゥレット症(音声チック)・音声障害(声帯ポリープ、声帯麻痺、声帯萎縮など)・言語発達遅滞・早口言語症
耳マーク(聞こえが不自由なことを示す)やヘルプマーク(外見からはわかりにくいが援助や配慮を必要とすることを示す)と同じように、不自由があり理解や配慮を必要とすることを示すためのマークです。
声やことばの疾患があり、話しにくい、スムーズに話せないなどの状態があることを示します。
声やことばの疾患にはさまざまなものがあります。
例えば、
・吃音
・失語症
・構音障害(うまく発音できない)
・発声障害(声が出にくい、詰まる、かすれる)
・場面緘黙(特定の場所や状況で話せなくなる)
・咽頭摘出後
・トゥレット症(不随意に声やことばが出る)
・音声障害(声帯ポリープ、声帯麻痺など)
こうした状態は、外見からはわかりにくいことが多く、日常生活や社会生活を送る上で、本人にとって大きな負担となる場合が数多くあります。
声とことばマークは、そうした見えにくい困難を「見える化」し、周囲の理解と配慮を広げるためのシンボルです。
声とことばマークを身に着けることで、声やことばが出にくいことを周囲に知らせ、配慮をお願いすることを手助けします。
さらに、施設や店舗がこのマークを掲示することで、話すことに困難がある人に配慮しますという姿勢を示すことができます。
それにより、声やことばの疾患をお持ちの方が利用しやすくなります。
このマークを通して、話すことに不自由があっても安心して過ごせる社会をづくりめざしています。
音声言語障害の診療に携わる富里周太先生(慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室)の発案により設立されました。
当委員会には、言語聴覚士や、吃音・失語症・口唇口蓋裂・発声障害などの当事者団体の代表や当事者の集まりの主催者・運営者が参加しています。
専門家と当事者が協力しながら、声やことばの特性をわかりやすく示すマークのデザインや運用方法を検討しています。
私たちは、声とことばマークの作成と普及活動を進めています。
このマークは、話すことに不自由を抱える人々が、日常生活や社会参加において、自分の状況や配慮の必要性をわかりやすく伝える手段となります。
マークは、本人が自分の声やことばの特性を示すだけではなく、施設や店舗などが掲示することで、「話すことに不自由な人に配慮しています」サインとしても活用できます。
私たちがめざすのは、話すことに困難を抱える人が安心して生活し、さまざまな場面に参加できる社会を実現することです。
今後は、次のステップを順次進めていきます。
・2025年11月1日 デザインの募集
・2026年1月31日 デザインの募集締め切り
・2026年2月ー3月 デザインの選定
・2026年4月ごろ デザインの最終投票
・マークの周知と普及活動
・公共施設や店舗などでの掲示、導入
最終的には、日常生活や社会の中で自然に使われ、話すことの不自由に対する理解と配慮が当たり前に広がることをめざしています。
1.公共機関や各種窓口、病院などにおいて、当事者が円滑に目的を達成できるようにするため。
2.就業・就学や社会生活の場面において、誤解や不利益を受けることのないようにするため。
3.声やことばの疾患や課題の実態を社会一般に広く認知してもらい、理解を深めてもらうため。
4.当事者が「声とことばマーク」を身に着けることで、住みよい社会への協力を周囲に求めていくため。
5.施設や店舗が「声とことばマーク」を掲示することで、誰もが住みよい社会づくりの一助を担っていくため。
主催
声とことばマーク運営委員会
共催
●行政
市役所などの窓口
チラシ、冊子、ポスターの設置
福祉や障碍者に関わる広報活動
●公共機関の場合
病院、銀行、郵便局、駅、社協、図書館など
表示板やカード、シールの掲示
●民間
飲食店、旅行代理店、不動産屋、薬局、チケット売り場など
表示板やポスター、ステッカーの掲示
第一回 声とことばの交流会(2023.11/神奈川)
第二回 声とことばの交流会(2024.4/神奈川)
第三回 声とことばの交流会(2025.4/大阪)
声とことばマーク運営委員会
代表 富里周太
E-mail koetokotobanokai@gmail.com