茶道裏千家淡交会ハノイ同好会はベトナムでの茶道普及活動を実施してきました。
日本語履修生でも言葉の壁があるため常に通訳を必要としてきました。更なる普及の為には、日本からの指導者派遣と通訳支援が必須です。これは茶道以外でもあらゆる分野でベトナムの方々に技術伝承する為の共通の課題です。『日本から指導者招聘⇒日本文化・技術継承⇒日越交流深化』のサイクル実現には言語の壁の解消が日越の共通課題です。
そこで、我々は率先し「翻訳バンク支援」活動を通じて言葉の壁と文化の壁を乗り越えることを目指し、言葉と文化に注目した活動を展開してまいります。
ベトナムにおける茶道文化の普及促進事業
言葉の壁を乗り越える日越の対訳文章を提供する「翻訳バンク支援」活動への賛同・支援
VoiceBiz※の日本語教師・ベトナム人履修生への提供
VoiceBizを使用した茶道指導の実践
本協会の趣旨に賛同する法人、組織、個人会員の募集
茶道以外のあらゆる分野に展開
※凸版印刷株式会社の音声翻訳サービス(アプリ)
総務省では、世界の「言葉の壁」をなくし、グローバルで自由な交流を実現する「グローバルコミュニケーション計画」を推進するため、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の多言語音声翻訳技術の精度を高めるとともに、民間企業等の提供アプリケーションに適用する産学官連携による社会実証事業を推進しています。
■ 翻訳バンク運動のコンセプト
総務省とNICT は、オール・ジャパン体制で様々な分野の対訳データを集積する「翻訳バンク」の運用を開始しています(2017 年9 月8 日開始)。
質の高い大量の翻訳データの集積を進めることにより、様々な分野における自動翻訳利用への対応を図るとともに、翻訳精度の一層の向上を進め、自動翻訳技術を関係者一同で育てながら利用する好循環の実現を目指しています。
日越茶道・文化交流協会では、茶道文化を主軸とした日越交流をさらに推進するため、「翻訳バンク支援」活動の趣旨に賛同し、NICT の後援を受けて越語の翻訳レベル向上に積極的に貢献します。
「みんなの自動翻訳@TexTra®」の「翻訳集登録」に日越対訳データをアップロードするだけで完了します。少量の翻訳データでもNICT は受け付けています。