【運動・スポーツが骨の健康におよぼす影響】
わが国では超高齢社会となり、骨粗鬆症を基盤とした骨強度低下が原因の骨折が急増しております。骨強度評価法を用いて身体運動における骨折リスク・骨力学特性の評価、骨強度低下に対する薬剤・運動・力学的環境などの介入効果の評価を行っています。また、子供の時に運動・スポーツを行うことが骨の健康におよぼす影響について小学生を対象とした研究を行っています。子供から高齢者まで年代を通じて運動習慣を持つことが骨の健康におよぼす影響について研究しています。女性における各年代を通じた運動習慣と健康の問題に対しても研究しております。
出典:Imai K, Ohnishi I, Matsumoto T, Yamamoto S, Nakamura K: Assessment of vertebral fracture risk and therapeutic effects of alendronate in postmenopausal women using a quantitative computed tomography-based nonlinear finite element method. Osteoporosis Int 20:801-810,2009.
出典:増島篤、鳥居俊、岩本潤、今井一博:子供の運動をスポーツ医学の立場から考える ~小・中学生の身体活動が運動器に与える効果~ 臨床スポーツ医学会学術委員会整形外科部会 2016.
【スポーツ外傷・障害予防】
不良姿勢(マルアライメント)とスポーツ外傷・障害の関連を調査し、さらにマルアライメントを改善する介入プログラムによりスポーツ外傷・障害が予防できるか、スポーツ障害予防としての運動指導法、を研究しています。また、「競技者の健康を生涯守るために」を標語にして、スポーツ外傷・障害予防の教育プログラムを研究しています。
出典:今井一博,福井尚志.競技者に対するスポーツ医学の役割 ~競技者の健康を生涯守るために~.体力科学66:323-333,2017.