幽流町の片隅、古びた神社の奥深く、黒き妖怪「???」が姿を現した。その手には、伝説の武器「陽炎槍かげろうやり」が握られていた。炎の如く揺らめくその槍は、持つ者に無限の力を与えると言われている。しかし、その力を悪用する者の手に渡れば、幽流町全体を危機に陥れる恐れがあった。
槍の守護者である「霧島紅葉きりしまもみじ」は、妖怪の不意を突かれ、大切な「陽炎槍」を奪われてしまった。紅葉は誓いを胸に、槍を取り戻すため、妖怪の跡を追いかける。紅葉の心に燃えるのは、失った槍への思いと、それを奪った者への怒り。
幽流町を舞台に、妖怪と霊夢たちの力を借りながら、紅葉は槍を取り戻すための旅を続ける。陽炎のごとく揺らめく決意を胸に、紅葉は運命を切り開いていくのだった…。
(と言った話し...)