鵜の木地区は大田区南西部に位置し、多摩川に隣接する鵜の木地域、町工場が点在する千鳥地域、閑静な住宅街の南久が原地域と多様な地域にまたがっています。
「鵜の木」という名前は、かつてこのあたりの森にたくさんの鵜が群生していたことが由来といわれています。
そんな鵜の木地区は、多摩川に隣接しており都市化が進む現在でも緑が豊かな地域です。公園や河川敷を始め美しい自然が広がっていて、特に多摩川河川敷では、春にはたくさんの桜が咲き、散歩や写真の撮影スポットになっています。また、「うのき水辺の楽校」の活動も盛んに行われており、親子で多摩川の自然や生き物に親しむことができます。
さらに、光明寺を始めとする古刹や、鵜の木松山公園として整備された古墳等、数々の史跡が残っています。町の歴史を伝える多くの史跡は、古き良き時代を感じさせてくれます。
多摩川河川敷に咲く桜
「うのき水辺の楽校」活動の様子
春:ハイビスカス
(花言葉:繊細な美しさ)
秋:パンジー
(花言葉:深慮深さ)
鵜の木にお住まいの皆様が、ハイビスカス(春)とパンジー(秋)を鵜の木地区の花として選んでいます。
一年に数回、各町会に花苗や土を配布しています。
配布した花苗は、公園に植えたり、町会を通してたくさんの方々にお配りするなどして、一年をとおして彩りのあるまちなみを目指しています。
鵜の木地区には、地域の方に長年親しまれている商店街が数多くあります。
なかでも銀嶺会は、「いつもの商店街を遊び場に」をコンセプトに、商店街の歩道へ芝生スペースを作り、子どもがゆったり座って道路へのお絵かきや折り紙を楽しめる地域イベントを年に2回春と秋に開催しています。嶺町小学校のPTOや大森第七中学校PTA、ボランティア生徒などもお手伝いに加わり、大勢で賑わっています。
<鵜の木地区の商店街>
・鵜の木平和会 ・鵜の木富士見通り商店会
・鵜の木銀嶺会 ・鵜の木デパート会
・鵜の木名会 ・松栄ショッピングセンター会
・鵜の木東口商店会 ・千鳥町商栄会
・久が原栄会 ・久が原駅前通り末広商店会
令和3年度に行った、大田区キラリ☆健康調査結果によると、
「鵜の木地区は居心地が良い地域だと思う」と答えた方が86.9%
「鵜の木に愛着がある」と答えた方が70%
でした。
いずれも大田区の平均より高く、非常に住み心地が良いまちという結果になりました。